ガレージジャッキでジャッキアップ!使い方を分かりやすく徹底解説!

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  • ガレージジャッキって車載ジャッキと何が違うの?
  • ガレージジャッキってどうやって使うの?
  • 他にも何か必要なの?

この記事では、このような悩みを解決します。

 

じろーパパ
じろーパパ

私はガレージジャッキでジャッキアップをやってます。

ガレージジャッキ( フロアジャッキ )を使ってますか?

 

DIYで車をいじることは、車好きにとっては工賃の節約にもなるし、自分で作業することにより愛車への愛着が増すのでとてもやりがいのある作業です。

 

私は副業で中古車屋をやっていまして度々整備でジャッキアップしますし、元々愛車のR33GT-Rの整備でガレージジャッキを使う機会は多い方なんですね。

 

あっ、私は整備士ではないですから、販売の方でホイール交換や車高調の取り付けなどの簡単な整備が出来る程度です。

 

その作業でガレージジャッキを使用する訳です。

 

しかし、ガレージジャッキは収納場所も必要ですから普通は家になかなか置いてないと思います。

 

ですから、このような疑問があるのではないでしょうか?

 

そこで、今回はガレージジャッキの基礎知識やその使い方をご紹介したいと思います。

 

 本記事の内容

  • ガレージジャッキを使ったジャッキアップの手順
  • ガレージジャッキとパンダグラフジャッキの違い

ちょっとしたことですが、こういうことを知っておくと知識の幅が広がりますよ♪

記事の信頼性

  • 副業で中古車屋をやっていて、ジャッキアップ作業を何度も行っている
  • 愛車の整備にもガレージジャッキを使っている

この記事を読み終えると、ガレージジャッキでジャッキアップする方法が分かり、車いじりがさらに楽しくなりますよ!

 

では、まずジャッキアップの手順から見ていきましょう。

 

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ガレージジャッキを使ったジャッキアップの手順

車をジャッキアップすることにより、こんな作業が出来るようになります。

  • ホイールの交換
  • スタッドレスタイヤ付きホイールへの交換
  • 車高調の交換
  • マフラーの清掃&磨き
  • ブレーキパッドの交換

などなど、車が持ち上がる事により、様々な整備が可能となります。

 

では作業に入る前に、まずは作業に必要な物を揃えることから始めましょう。

 

ジャッキアップに必要な工具

ジャッキアップをするうえで、必要になる工具です。

  • ガレージジャッキ
  • ウマ( リジットラック )×2
  • 十字レンチ
  • トルクレンチ
  • タイヤ止め×2個
  • 傷防止マット( 厚めのビニールマット )
  • 軍手
  • スロープ( 車高が低い場合 )

まずはこれがないと始まりません。

ガレージジャッキ低床タイプ2t

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こちらがウマ( 写真では1個ですが2個あります )・十字レンチ・トルクレンチです。

 

これがタイヤ止めで2個必要です。

 

傷防止マットです。( これはあった方が良いですが無くても作業は出来ます。)

 

スロープは車高の低い車のジャッキアップには必須アイテムです!

 

スロープ使用例です。( 約10㎝ほどジャッキを入れるスペースを稼げます )

 

工具が揃ったらいよいよ作業に入る訳ですが、くれぐれも細心の注意を払って作業するようにして下さい。

 

※ジャッキアップは、1つ間違えば命を落とすような重大事故になりますので、慣れていない方は慣れてる方と一緒に作業するようにしましょう。

 

作業手順

全ての作業は、軍手をはめていた方が手が汚れなくて済みますし、安全のためにもはめておきましょう。

 

まずはホイール交換を例にして、簡単に全体の流れを把握しておきます。

  1. 車を平らな場所に停めてサイドブレーキをかける( フロント側の時はかけない )
  2. 車高の低い車の場合はスロープを使って高さを稼ぐ
  3. 持ち上げる反対側にタイヤ止めを置く
  4. 十字レンチでホイールナットを少しだけ緩める
  5. 車の前方、又は後方からガレージジャッキをジャッキアップポイントまで寄せて位置を合わせる
  6. ジャッキにビニールマットなどを置き、ジャッキの棒を右に回してから棒を上下してジャッキアップポイントに当てて、再度位置を確認する
  7. ジャッキの棒を上下させて少しずつ上げていく( 少しでも車がグラつくようなら棒を左に回してジャッキを下げてやり直す )
  8. ウマが入る程度ジャッキが上がったら、サイドにあるジャッキアップポイントにウマを左右2つセットする。
  9. ウマの位置を良く確認してからジャッキを下げてウマに乗せる
  10. ウマに乗せてから、ジャッキを少しだけ上げて軽く支えておく
  11. 十字レンチでホイールナットを全て外し、ホイールを取り外す
  12. 取り付けるホイールを車にセットしてホイールナットを十字レンチで仮締めする
  13. ジャッキを上げてウマを外し、ジャッキをゆっくり降ろす
  14. 車が完全に降りたら、トルクレンチを使って規定トルクでホイールナットを本締めする
  15. 車止めを外し、車を少し動かしたら再びトルクレンチで確認して必要に応じて増し締めする

作業する時は、車が動かないようになるべく平坦な場所を選びます。

 

坂になっていると、最悪車が動いてケガをする恐れがあるので絶対にやめましょう!

 

基本的には、ジャッキを差し込む方向は車体の前後方向からになります。

 

ジャッキを当てる場所も車体のほぼ中央にあります。

 

実際にやってみよう!

それでは今回はリア側で説明します。

 

リア側の反対側である前輪の前にタイヤ止めをタイヤの下に左右2個設置します。( タイヤにくっつけておきましょう )

十字レンチを使って外すホイールのナットを少しだけ緩めます。

 

ガレージジャッキを後ろから差し込み、先ほどお話したリアデフの辺りにセットします。

先ほどもお話しましたが、このジャッキを当てる場所は車種によって色々ですので、事前にご自分の車のポイントを調べておきましょう。( フロントも同様に車種によって違いますので確認しましょう )

 

POINT

フロントの場合はほとんどの車種で、ステアリングラックの下あたりに幅が広い鉄板があり、中には分かりやすく印があったりする車種( 私の車がそれです )もあります。

※フロントを上げる場合は、サイドブレーキ(パーキングブレーキ)は解除しておく事。

( 理由はフロントを上げるとリアタイヤが少し前に動くのに対し、サイドブレーキをかけたままだとリアが固定してしまい動かなくなるからです。)

※ギアもニュートラルにしておきます。

ちなみに軽自動車だと、このようにいかにもという突起( けん引フック )があるので分かりやすいです。

 

ココは強度がありますので安心です。

ガレージジャッキの柄の部分を右に回して、柄を上下させると上に上がっていきます。( ジャッキによっては柄の先端を差し込みつまみを回すタイプもあります )

 

タイヤが浮くのを確認しながら、ゆっくり慎重に上げていきます。

 

この時変な音がしたり、車体が上がっていってなかったらすぐに降ろしましょう!

 

ウマが入るくらい上げたら、通常のジャッキアップポイントにウマを当てます。

 

ここにもゴム板があると傷防止になります。

ウマを当てたら、ジャッキの柄を少しずつ左に回し下していきます。

( いきなり急下降すると危険ですので、ゆっくり降ろしましょう )

 

ウマに乗ったらジャッキの棒を右に回して少し上下させて軽く上げて、万が一ウマが外れても大丈夫なように軽くサポート的に当てておきます。

 

ホイールのナット外していきホイールを外します。

交換するホイールを組付け、十字レンチで締めれる所まで仮締めます。

( この時対角で順々に締めこむようにしましょう。)

上を締めたら次は下⇒右⇒左という感じです。

 

ウマを外せるくらい持ち上げウマを外します。

 

ジャッキの柄を左にゆっくり回してジャッキダウンします。

 

完全に下りたらジャッキを引き抜きます。

 

トルクレンチを使って対角で順々に規定トルクで本締めします。

 

締め付けトルクは、

 

普通車クラスで10~12(100~120N-m)キロ

 

軽自動車で、8~10(80~100N-m)キロ

 

程度です。

 

指定したトルクになると、カチッと音がします。

( 使い方は、トルクレンチの説明書参照 )

 

 

次にタイヤ止めを外します。( これを意外と忘れがちなので注意しましょう )

 

車を少し走らせ動かしてから、再度トルクレンチで締めこみを確認して終了となります。

 

フロント側もほぼ同様の方法で出来ますが、エンジンが載ってる分重たくなりますのでより慎重に作業して下さい。( 車種によっては、エンジン搭載位置が異なります )

 

※作業中はなるべく車体の下に潜らないようにしましょう。

※ウマだけで不安な場合は、ホイールを車体の下に置いておくと安心です。

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ガレージジャッキとパンダグラフジャッキの違い

では、ガレージジャッキとパンダジャッキは何が違うのでしょうか?

 

ガレージジャッキとパンダグラフジャッキでは、大きく3つの違いがあります。

  1. 構造の違い
  2. ジャッキアップポイントの違い
  3. メリット・デメリット

 

では順番に見ていきましょう。

 

1.構造の違い

【 ガレージジャッキ 】

ガレージジャッキは本体と長い柄が付いています。

 

この長い柄を右に回すとアップ、左回しでダウンとなり、柄を上下させることでアップ・ダウンする仕組みです。

 

油圧式になっていますので軽い力で車を持ち上げることが可能で、作業が楽に出来るのが特徴です。

 

そしてガレージジャッキは前・後2輪同時に持ち上げる事が出来ます。

 

作業時間の短縮や、1輪ずつ持ち上げる事により生じるボディーへ加わるねじれの力を抑える事も出来ます。

 

【 パンダグラフジャッキ 】

 

パンダグラフジャッキは車載工具で、緊急時に使用するジャッキになります。

 

構造は至ってシンプルで、本体の端にフックを引っ掛けそれを右回しでアップ、左回しでダウンとなります。

 

こちらは油圧ではありませんので、持ち上げるにはそれなりに力が必要です。

 

やってみたら分かると思いますが、結構力が要りますし大変です。

 

そして、車のどこか1カ所に大きな力が加わりますので、あまり車にとって良くありません。

 

※パンダグラフジャッキはあくまでも応急用としてお考え下さい。

 

2.ジャッキアップポイントの違い

【 ガレージジャッキ 】

ガレージジャッキは前か後の2輪を同時に持ち上げるため、通常のジャッキアップポイントとは違うので注意が必要です。

 

ガレージジャッキのジャッキアップポイントは、車の前後にあるフックやデフ、目印のある鉄板などを使用します。

 

私の車で例えると、フロントがこの位置です。

分かりやすく印があるのですぐに分かりますね♪

 

リアはリアデフに当てて持ち上げます。

丁度リアタイヤの中心線辺りにあります。

 

ほぼ中心にジャッキが当たるように位置決めしてから、慎重に持ち上げていきます。

 

強度がない部位でジャッキしてしまうと、車を破損させてしまう恐れがありますので、ご自身のお車のジャッキアップポイントをネットやディーラーで事前に調べておきましょう。

 

【 パンダグラフジャッキ 】

パンダグラフジャッキのジャッキアップポイントは、ほとんどの方がご存知だと思います。

 

車の前後左右4か所にあります。

切り欠きがある車種もあるので非常に分かりやすいです。

 

メリット・デメリット

【 ガレージジャッキのメリット 】

  • 油圧の力で軽い力で持ち上げられる
  • 前・後2輪同時に持ち上げられる
  • ボディーへの負担が少なくなる

 

【 ガレージジャッキのデメリット 】

  • 大きいので車に積みにくい(2tクラスだと積めなくはない)
  • 倉庫や物置きなど、使わない時の収納場所が必要
  • 重い

 

POINT

ガレージジャッキを選ぶ際は値段もピンキリですが、2t~3tくらいのタイプを選んでおけば、よほど重たいお車にお乗りでない限り間違いないでしょう。

 

安い物で5千円程度、今回使っているものだと約2万円くらいで購入出来ます。

 

あまり安いものは、使っている内に油圧が弱り、勝手にじわじわ落ちてきたりするので避けましょう。

 

車の車重ギリギリを選ぶのではなく、少し大きいくらいのをチョイスした方が使いやすいですよ!

 

車重は車検証を見れば載っています。

 

2tで丁度良いなら3tを購入すると作業が楽になります。

 

 

【 パンダジャッキのメリット 】

  • 車に積んでおける
  • 畳めばコンパクト
  • 軽い

 

【 パンダジャッキのデメリット】

  • 1輪ずつしかあげられない
  • 頻繁に使うとボディーがひずむ
  • 上げ下げに力が必要

 

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まとめ

まとめ
いかがだったでしょうか?

まとめると、

  • ガレージジャッキがあれば2輪ずつ持ち上げる事が出来る
  • ウマは確実に当てる。( 心配なら車体下にホイールを置いておく )
  • タイヤ止めは、セットも解除も忘れずに行う
  • ホイールの締め付けは、トルクレンチを使って規定値で対角で締める
  • 事前にガレージジャッキを当てるポイントを調べておく
  • 車高の低い車の場合は、スロープが必要

ガレージジャッキを使ったジャッキアップは、工具といくつかのポイントさえ押さえれば、それほど難しい作業では無いことがお分かりだと思います。

 

ただ、それでも1tを超える重量物を持ち上げる訳ですから、常に危険は隣り合わせだという事を理解した上で作業して下さい。

 

くれぐれもウマ無しとかタイヤ止め無しとかトルクレンチ無しとか、工具が欠けた状態では危険なので作業をしないで下さい。

 

途中で分からない事がある場合は、ご自分で判断せずプロに聞くか作業そのものをプロに依頼するかして下さい。

 

この記事があなたのカーライフのお手伝いになれば幸いです。

 

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