収入印紙の新デザイン一覧!変更時期や理由を含めて徹底解説するよ!

この記事は約9分で読めます。
  • 収入印紙が新しくなったって本当?
  • 収入印紙はなぜ新しくなったの?
  • 古いデザインの収入印紙は使えるの?

この記事では、このような悩みを解決します。

 

じろーパパ
じろーパパ

私は仕事柄、収入印紙はよく使っています。

 

普段滅多に触らないけど、何かの契約や購入時に急遽必要になる『収入印紙』

 

収入印紙

最も身近な所では、5万円以上の領収書で必要となる、写真のような緑色の200円の収入印紙ではないでしょうか?

 

実は、収入印紙が1993年の改定以来、2018年(H30年)7月1日に約25年ぶりにデザインが新しくなりました!

 

なぜなら、収入印紙の偽造が多発したため、セキュリティーの向上のためなんです。

 

  本記事の内容

  • 収入印紙の新デザインについて
  • 収入印紙とは
  • 古いデザインの収入印紙は使えるの?

収入印紙を偽造する事件が後を絶たず、その防止のためにありとあらゆる最新技術を駆使して今回の改定を行ったようです。

 

ちょっとしたことですが、こういうことを知っておくと仕事の幅が広がりますよ♪

 

記事の信頼性

  • 国税局公開資料参照

今回は、その改定内容と収入印紙に関する疑問などを徹底解説します。

 

この記事を読み終えると、収入印紙の新デザインや変更時期が分かるようになります!

 

では早速みていきましょう。

 

収入印紙の新デザインについて

改定後の印紙券種一覧(国税局公開資料より)

⇒国税庁PDF

今回デザインが変更されたのは、全31券種の内19券種です。

 

旧デザインからの桜の花のデザインという点は変わりませんが、特殊インキにより様々な偽造防止処理が施されているのが特徴です。

 

【 収入印紙に新しく施された偽造防止処理 】

  • 全ての券種で特殊発行インキ( 可視領域では無色だが、紫外線ランプの照射で発光するインキ )及びマイクロ文字
  • 着色繊維及び透かし入用紙を使用
価格必要な収入印紙金額改定後の主な特徴
5万円未満必要なし無し

~100万円まで

200円

パールインキ
(見る角度でパール色の光沢模様が現れる技術)
イメージリブル
(特殊レンズを重ねると、「200」の文字が現れる技術)
100万円超200万円以下400円

300円~600円までの4金種について
メタリックインキ
(専用シートを重ねると、模様が消える技術)
200万円超300万円以下600円
300万円超500万円以下1,000円
1,000円以上の14金種について

メタリックビュー
(見る角度を変えると、複数の模様が現れる技術)
500万円超1千万円以下2,000円
1千万円超2千万円以下4,000円
2千万円超3千万円以下6,000円
3千万円超5千万円以下10,000円
5千万円超1億円以下20,000円
1億円超2億円以下40,000円
2億円超3億円以下60,000円
3億円超5億円以下100,000円
5億円超10億円以下150,000円
10億円超200,000円

馴染みがあるのは、最初の1~3行くらいですかね。

 

今回の改定は、とにかく偽造防止の為に最新技術が盛り込まれているようです。

 

国税局公開資料より

 古いデザインの収入印紙は使えるの?

はてなの女性

収入印紙のデザインが新しくなると、気になるのが古いデザインの収入印紙が使えるかどうかだと思います。

 

じろーパパ
じろーパパ

答えは、「 そのまま使える 」です。

 

POINT

古いデザインの収入印紙は、今まで通りそのままお使いになれます。

 

古いからと言って、捨てたりしないよう注意して下さいね。

では収入印紙とは、そもそもどんなものなのでしょうか?

 

収入印紙とは?

収入印紙イメージ

印紙税法という法律があり、日常の経済活動で作成された領収書・契約書などに課税される税金であり、その徴収方法が収入印紙になります。

 

印紙税や不動産登記などの際の登録免許税や、その他手数料などを収める為に、書面に張り付けるもので「 印紙 」という名称で世の中で使われています。

 

印紙税で収入印紙が必要と定められている文章は、第1号文章~第20号文章まであり、それぞれ文章の用途や必要な収入印紙の金額も様々です。

 

まぁ、平たく言うとビジネス書類に対しての税金の徴収方法という事ですね。

 

収入印紙の種類

収入印紙の種類は全部で31種類あります。

 

1円、2円、5円、10円、20円、30円、40円、50円、60円、80円、100円、120円、200円、300円、400円、500円、600円、1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、6,000円、8,000円、10,000円、20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、60,000円、100,000円

 

赤文字で書いてあるのが、今回の改定された19券種になります。

 

そもそも200円以外の券種はほとんど見たことが無く、私を含め一般の方にはあまり馴染みの無いものだと思います。

 

しかし、ビジネスの世界では必要なものなので、豆知識として覚えておくと会話のネタとして良いかもしれません。

 

収入印紙はどこで購入できる?

収入印紙を購入出来るのは以下の通りです。

コンビニエンスストアその他
セブンイレブン市役所・区役所の売店
ローソン
郵便局
ファミリーマート本屋
サークルKサンクスデパート
ミニストップスーパー
デイリーヤマザキ金券ショップ
セイコーマートキオスク
ポプラ個人商店(文房具、タバコ屋、薬局、酒屋さんなど)
スリーエフアマゾン

 

切手を取り扱っている所では置いてある事が多いです。

 

まれに取り扱いが無い場合もありますので、無い場合は他を探してみましょう。

 

POINT

コンビニエンスストアで置いてあるのは200円券のみで、他の券種については注文すれば購入可能です。

 

一番券種が揃っているのは郵便局の窓口で、ほぼ全部の券種が購入できます。

 

ただし、郵便局は営業時間が平日の9時~17時までとなっていますので、その時間にしか購入できないので注意が必要です。

 

収入印紙が必要な課税文書とは?

そもそも、収入印紙ってどんな書類に必要なのでしょうか?

 

それは、印紙税法(印紙税方別表第一「課税物件表」)で定められている書類(課税文書)になります。

 

主な課税文書は以下の通りです。

  1. 不動産の譲渡に関する契約書
  2. 土地の賃借権設定に関する契約書
  3. 消費賃借に関する契約書
  4. 請負などに関する契約書
  5. 約束手形または為替手形
  6. 営業に関する受領書( 領収書 )

逆に「非課税文書」「不課税文書」など、収入印紙が必要ない文書という物もあります。

 

課税文書でも、印紙税法第5条に定められている内容に該当すれば、収入印紙を貼らなくても良くなる事があります。

 

詳しく知りたい方は、コチラをどうぞ。

 

⇒国税庁|第9節 非課税文書

 

収入印紙の割印について

 

印鑑を押す

印紙税法的には、割り印の事を『 消印 』と言うそうです。

 

割り印( 消印 )は、収入印紙を貼った後に書類と印紙をまたぐように押す印鑑の事になります。

 

同じ文面の文章を2つ以上作成した時に、その文章が関連のあるもの、または同一のものであるという事を証明するために必要になります。

 

契約書の正本、副本、原本や写し、領収書や控えなどに押される事が多いです。

 

POINT

会社などの大きな取引の契約書の中には、大量の課税文書に印紙を押すのが大変な事があります。

 

あらかじめその必要な印紙金額を別納しておき、税務署長の承認を受けて「 印紙税納付計器 」を設置し、この計器によって課税文書に納付印を押すことができる制度があります。

 

この場合は収入印紙も割り印も必要無くなります。

 

収入印紙に割り印を押す位置や意味

押す場所は収入印紙の右側や右下に押しましょう。

 

その他にも割り印を押す目的としては、不正防止の意味も込められています。

 

割り印とは、収入印紙の再利用を防ぐ目的で押される印鑑となります。

 

貼り直して不正使用するのを防ぐのが目的ですね。

 

なので、せっかく真面目に収入印紙を貼っていても、割印が無いと無効となり再徴収されてしまうのでご注意下さい!

 

課税文書の場合は、割印を押して初めて税金を支払った事になるのです。

 

※印鑑の代わりにボールペンでの手書きなどは認められていますが、鉛筆など消せてしまうものはNGとなっています。

 

POINT

収入印紙を貼り忘れた場合は、3倍の印紙税を払うことになります!

 

消印の押し忘れの場合は、2倍の印紙税を払う事になります!

 

例 )200円の印紙を貼り忘れた場合

 

200円+( 2倍の印紙税額200円×2=400円 )=600円となります。

 

本来200円で済む所を、600円払う事になるのです。

 

税務調査を受ける前に自己申告した場合は、1.1倍に軽減される措置もあります。

 

 

収入印紙に似たものと言えば『切手』がありますが、2019年10月1日より郵便料金の改定が行われました。

 

家の中に眠る古いハガキや切手はそのまま使えるのかどうか?気になるという方はこちらの記事も合わせてチェックしてみて下さい。

 

 

まとめ

まとめ

いかがだったでしょうか?

まとめると、

  • H30年07月1日より31券種の内19券種の収入印紙のデザインが改正された
  • 改定の理由は偽造事件が後を絶たないので偽造防止が目的
  • 古い収入印紙は今まで通りそのまま使える
  • 収入印紙を購入できるのは、コンビニエンスストアや郵便局など切手が買える場所には置いてある事が多い。
  • 印紙税法で定められる課税文書で必要となる。
  • 「非課税文書」「不課税文書」など収入印紙が必要ない文書もある。
  • 割り印は、押して初めて税金の支払いになる。
  • 税務署長の承認を受けて「印紙税納付計器」を設置し、この計器によって課税文書に納付印を押すことができる制度がある。
  • 収入印紙の貼り忘れは、3倍の印紙税を支払うことになる。
  • 割り印の押し忘れの場合は2倍の印紙税を支払うことになる。
  • 税務調査前の自己申告により、1.1倍に軽減される措置もある。

25年ぶりにデザインが改定された収入印紙ですが、古いものもそのまま使えます。

 

収入印紙は普段あまり使わないのですが、大きな契約事などで使う場面に遭遇します。

 

ですので、いざという時の為に事前に使い方や必要な金額などを知っておいて損は無いと思います。

 

領収書などに収入印紙を貼ったら、必ず割り印を押すと覚えておきましょう。

 

この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪

コメント

  1. 黒岩 より:

    古い収入印紙がいつ頃のものか教えて下さるとこがありますか?全体に茶色ぽく、左上に日本政府。政府は古い字体。左下に千円その右横に収入印紙と古い字体。模様は前向きの桜三輪。左上に上向きさくら一輪。

    • 黒岩様。

      記事への訪問ありがとうございます!
      大変お待たせいたしました。
      拝見する限り、かなり年代物の収入印紙のようです。

      金券ショップなどでも、なかなか分からない年代の可能性があります。
      一度、お札と切手の博物館(東京都北区王子1-6-1 03-5390-5194)にお問合せしてみてはどうでしょう?
      ここは古いお札や切手などを展示している施設ですので、詳しく分かるかも知れません。
      私が調べた限りでは、ここ以外には分かりそうな施設は見つけられませんでした。

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