車のo/d off オーバードライブオフとは?意味と使い方を徹底解説

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AT車についているo/d(オーバードライブ)のボタンをオフにすると何が変わるんでしょうか?

 

ボタンの存在は知っていても、その意味や使い方を知らないまま乗っている方が多いです。

 

この記事で分かること

  • 車のo/d off オーバードライブオフとは?
  • 車のo/d off オーバードライブオフの意味は?
  • 車のo/d off オーバードライブオフの使い方は?

この記事では、AT車だけに付いている機能o/d off(以下オーバードライブオフ)の意味と使い方をお伝えします。

 

それでは早速見ていきましょう。

 

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車のo/d off オーバードライブオフとは?

AT車o/dボタン

オーバードライブボタンとは、ATシフトレバーについているボタンのことです。

 

メーカーや車種によってついている場所が違いますが、大抵ATシフトレバーのどこかに設置されています。

 


コラムシフト車だと、コラムシフトの先端やその付近についているボタンになります。

 

ただし同じATでも、マニュアルモードがある車には付いていません。

 

通常はo/dは、ONの状態になっています。

 

それでは次に、オーバードライブの意味についてみてみましょう。

 

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車のo/d off オーバードライブオフの意味は?

はてな男性

オーバードライブとは、O/Dとは「Over Drive(オーバードライブ)」の略で、自動車のトランスミッションに関連する機能の一つです。

 

オーバードライブは、エンジンの回転数を下げて車速を保持または上げるためのギア比の設定を指し、燃費の向上やエンジンの負担軽減を目的として使用されます。

 

通常オーバードライブギアは最終ギア(高速ギア)に設定されていて、高速道路などでの長距離走行時にエンジンの回転数を抑えることで低燃費走行に貢献しています。

 

O/Dボタンまたはスイッチは、このオーバードライブ機能を手動でオン・オフ切り替えるためのもので、運転状況に応じて最適なギア比を選択することが可能です。

 

o/dボタンやsportsボタンなど、車種によって名称が違ったりしますが機能は同じです。

 

o/dボタンを押すことでオーバードライブオフの状態になります。

 

オフにするとインパネに『o/d off』というランプが光りますのですぐに分かると思います。(車によって表示は様々です)

 

解除する時はもう一度ボタンを押せばOK!

オーバードライブON:自動で低回転でシフトアップしていき、早めに高いギアに切り替える事により燃費走行している。
オーバードライブOFF:1段低いギアに切り替わり、更に高回転まで使えるようになるので燃費走行ではなく必要なトルクを出す走りに切り替わります。

 

分かりやすく言うと、普段はo/dがオンの状態で低回転を維持しながら燃費走行していて、オフにすると高回転が使えてトルク(力強さ)を出す事が出来るという事です。

 

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車のo/d off オーバードライブオフの使い方は?

はてなと女性

o/dの使い方は、例えば登り坂や追い越し時など、より多くのパワーが必要な場合には、O/Dをオフにしてエンジン回転数を上げることでよりパワフルに走行することが可能になります。

 

【o/dオフの主な使い方】

  1. 加速時に使う
  2. 減速時に使う
  3. 長い下り坂で使う

 

それでは順番に説明していきますね。

 

1.加速時に使う

高速道路での追い越し時や合流など、加速を必要とする場面でオーバードライブオフにすると、とてもスムーズな加速を行う事が出来ます!

 

エンジンを高回転まで使えるようになるので、その分パワーを出せるからです。

 

必要な速度になったら、オーバードライブオンに戻す事は忘れないで下さいね。

 

その方が燃費が伸びます。

 

また上り坂でアクセルを踏む量を調整しないで登っていると、自然と車速が落ちてしまいますよね?

 

そうすると後続車は車速を調整するために、シフトダウンするかブレーキを踏まなくてはいけなくなり、これもイライラの原因になってしまいます。

 

ドライバーとしては、後続車に余計なストレスを与えない走りを心掛けたいものです。

そんな時にオーバードライブをオフにすることで最適なギアで高回転域も使えるようになり、車速を落とさず坂道を走れるようになるんです!

 

2.減速時に使う

オーバードライブオフの代表的な使い方として、坂道での減速時の使用があります。

 

下り坂の場合はエンジンブレーキ的な働きが出来ますので、ブレーキを踏まなくても程よい車速で下る事が出来る様になります。

アップダウンの激しい山道などでは、特にその効果を体感できると思います。

 

オンのままだと勝手にトップギアまでシフトアップしてしまい、その後トルク不足になり勝手にシフトダウンをして、またトップギアになりという流れの繰り返しになりギクシャクした走りになってしまいます。

 

ドライバーの意と反する動きになり、とても運転しにくいものです。

 

そうすると当然燃費も悪くなります。

オフにすることでスムーズな変速になり、多少燃費も良くなりますよ♪

 

何度かオンオフする内に、切り替えのタイミングが分かるようになってきます。

 

目安としては、カーブの手前でオフ、カーブを抜けたらオンにします。

オーバードライブオフでもトルクやエンジンブレーキが弱いと感じた時は、『2』や『L』に切り替える事も覚えておきましょう!
『2』はセカンドギア(2速)で、オーバードライブオフで足りない時に使います。

『L』はローギア(1速)で、『2』でも足りない時に使います。

中にはマニュアルモードがあって、プラスでシフトアップ、マイナスでシフトダウンが出来るモデルもあります。

 

その場合はマイナスを使ってシフトダウンして、最適なトルクに合わせて走る事も出来ますので、ぜひ活用してみて下さい。

 

3.長い下り坂で使う

先ほど坂道で使えるとお話しましたね。

 

しかし坂道だけではなくて平坦な道でも使い方があるんです!

 

例えば、渋滞していて前が詰まっている状態。

 

少し進んでは止まるを繰り返すといった時に、オンのままではすぐに2~3速と変速してしまいますよね?

 

そこでオーバードライブオフにして1~2速で走るようにすると、アクセルオフでわずかですがエンジンブレーキが使えます。

 

そうするとアクセル操作だけで加減速が出来ますので、完全に止まる時だけブレーキを踏めばよくなります。

その他にも前の車との車間調整の時にも使えます。

 

ブレーキを踏まなくてもオーバードライブオフにして、アクセルを離すとゆるやかに減速しますので少しだけ減速したい時に重宝します。

 

最近の車にオーバードライブオフボタンが無いのはなぜ?

実はここまでお話してきた内容は、少し古いAT車に限っての話なんです。

 

最近はトランスミッションがATに変わってCVTという変速機が主流になってきているんです。

 

CVTとは『Continuously Variable Transmission』無段変速機のことです。

 

2つの円すい形のプーリーと呼ばれるものにベルト巻いて回転させ、それぞれの直径を変える事により加速&減速が出来る仕組みです。

 

CVT車ではギアが存在しないので、オーバードライブがありません。

 

例えば7速CVT。

 

あれは使える範囲を7段階に分けて、疑似的にマニュアルっぽく操作できるようにしたものなんです。

 

なので実際にギアが7速ある訳ではないんですね。

 

7段階に使える速度域を変えられると言った方が、分かりやすいかも知れません。

ですので、今後はこのオーバードライブオフボタンそのものが無くなっていく流れになります。

このオーバードライブのボタンは、その場その場で臨機応変にオン・オフをして使うボタンになります。

 

状況に応じて使い分けてみて下さい。

 

慣れてくると、今より格段に走りやすくなりますよ!

 

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まとめ:車のo/d off オーバードライブオフとは?意味と使い方を徹底解説

まとめ
まとめると、

  • オーバードライブとは、O/Dとは「Over Drive(オーバードライブ)」の略で、自動車のトランスミッションに関連する機能の一つ
  • 普段はo/dがオンの状態で低回転を維持しながら燃費走行していて、オフにすると高回転が使えてトルク(力強さ)を出す事が出来る
  • o/dオフの使い方
    1.加速時に使う
    2.減速時に使う
    3.長い下り坂で使う

ひと昔前までは当たり前だったAT車。

 

それがいつの間にか技術が進んでCVT車に変わってきています。

 

それでも、今なお現役で走っているAT車は沢山いる訳です。

 

今回はそんなAT車オーナーの方に向けて、オーバードライブボタンオフなどの機能によりAT車ならではの車の走らせ方がある事をご説明させて頂きました。

 

1度使うとその便利さに、運転がとても楽しくなってくると思いますよ!

 

今後の運転のお役に立てれば幸いです。

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