- おはしょりってどの部分?
- おはしょりは作った方がいいの?
- おはしょりの作り方がわからない…
この記事では、このような悩みを解決します。
私は夏も浴衣を決ます♪
浴衣や着物を着る時に、必要になってくるおはしょり。
聞いたことはあるけど、いったいおはしょりってどこの部分だろう?
これからお正月や成人式などで着物を着たい、または子どもに着物を着せたいと思う方も多いかもしれませんね。
私も、成人式は自分で着付けをしようとチャレンジして失敗し、結局着物屋さんに着付けをお願いしたという思い出があります…。
この記事を読んでいる方に、そんな思いをして欲しくないので今回は「 おはしょり 」にフォーカスを当てて簡単に解説しようと思います!
着物、特に女物の着物は帯の下に少し余った布を出していますよね?
実は、おはしょりは、腰のあたりで布を折り上げ帯の下側に折り山を出す部分のことなんです。
なぜなら、おはしょりが無いと着崩れしてしまい、だらしなく見えてしまうからです。
本記事の内容
- おはしょりとはどの部分?
- おはしょりを作る理由
- おはしょりの作り方
着物の着付けは覚えることが多いですよね…。
特に、今回の「 おはしょり 」はコツを掴むまで時間がかかるポイントです。
記事の信頼性
- 様々な着付け師の方が実践している
- おはしょりの意味や作り方は昔からあるため情報が統一されている
この記事を読み終えると、おはしょりの意味について理解出来るようになり、作り方までマスター出来ます!
では早速、見ていきましょう。
おはしょりとはどの部分?
「 おはしょり 」とは、帯の下に、着物を帯と平行に畳んだように着付ける部分のことです。
長く仕立てた女物長着を着る時に、腰のあたりでたくしあげた部分を指します。
着物をイメージすると、帯の下に布が折り込んである部分に気が付きませんか?
そこがおはしょりになります。
あるのと無いのとでは印象も変わりますよね。
基本的には作るのが一般的ですが、体系やニュアンスによってはあえて作らない着方もあるようです。
おはしょりを作る理由
着物をそのまま着ようとすると長さが合わなかったり、しわになってしまう事がありますよね。
おはしょりを作ることで、そんな胴のしわを隠し、腰の形を整えることが出来ます。
つまり、着物を綺麗に着る上で、おはしょりを作るのはほぼ必須だと思います。
そして、この調整機能の中には「 体型の変化に対応する為 」や「 どのように着付けたいか 」という表現をするため等の意味も含まれます。
自分の体系や着たいスタイルに合わせて、おはしょりの長さも調整していきたいですね。
おはしょりの作り方
簡単そうに見えて意外と手こずるおはしょり。
構造などもどうなっているか、言葉だけでは分かりにくいですよね。
そこで、以下にYouTubeで分かりやすくおはしょりの作り方を紹介している動画があったので載せておきますね。
こちらを見てわかるのは、
- 最初に、着物の長さを身長に合わせる
- この時、最初は襟が崩れても気にしない
- 腰紐・胸紐が結べたら、あとは自分の好きなように襟元を整える
という行程になっていることですね。
何回も練習してスムーズに着付けが出来るようになりましょう!
まとめ:おはしょりとはどの部分?着物初心者の方にもわかりやすく解説します
まとめると、
- 「 おはしょり 」とは、帯の下に着物を帯と平行に畳んだように着付ける部分のこと
- おはしょりを作るのは着丈の長さ調節と腰回りを整える為
- おはしょりを作るコツは
- まず、長さと形を調節して腰布と胸紐で固定する
- しっかり固定しているのを確認してから襟元の形を整える
これからの時期、着物を着て外を歩きたくなるイベントが沢山ありますね。
でも、着物は普段なかなか着ないので、いざ用意しても勝手がわからず固まってしまうかも…。
着付けをお願いするのも良いですが、自分で着付けが出来るとそれだけで人から一目置かれますし、何より達成感もあります!
ぜひ、この機会に着物を自分で着付け出来るようになる一歩を踏みだしてみてはいかがでしょうか?
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪
【参考】
⇒七五三でおはしょりなしで子供に着付けて良い?初心者向けにやさしく解説
⇒おはしょりが長いときの処理はどうする!?初心者向けにじっくり解説
⇒おはしょりの整え方は?一般的な着物から振袖の場合まで徹底解説!