
- なぜ今、ぽすくまの1円切手が話題になっているの?
- ぽすくまの1円切手の発売日はいつ?
- 現在の1円切手はもうなくなるの?
この記事では、このような悩みを解決します。

古い切手やはがきが残っていると、1円切手は必要ですよね。
日本郵便から発売される、ぽすくまの1円切手が今話題になっています。
日頃から切手には馴染みがない人でも、このように話題になっていると気になりますよね?
いつ発売なのかな?
もう売られているの?
これからずっとぽすくまの1円切手になるの?
など、次々と疑問が湧いてきます。
実は、ぽすくまの1円切手は、早めに買わないと手に入らないかもしれません。
なぜなら、1億枚の限定発売で、なくなり次第販売終了になるからです。
本記事の内容
- ぽすくまの1円切手が今話題に!発売とそのきっかけとは?
- 「 郵便料金の値上がり 」と「 1円切手の役割 」の関係とは?
1円切手って地味なイメージがありますが、ぽすくまの1円切手ならちょっと欲しいですよね?
ちょっとしたことですが、こういうことを知っておくと話のネタになりますよ!
記事の信頼性
- Yahoo!ニュースを参考
- 毎日新聞のニュースサイトを参考
この記事を読み終えると、ぽすくまの1円切手がなぜ話題になっているのかが分かり、「 欲しかったのに、すでに販売が終了してしまった! 」なんていう事がなくなりますよ。
では早速みていきましょう。
ぽすくまの1円切手が今話題に!発売とそのきっかけとは?
今話題の、ぽすくまの1円切手。
ちなみに、「 ぽすくま 」っていうのはこんなキャラクターです。
日本郵便が、2021年4月14日から全国の郵便局で限定発売することになりました。
現在の1円切手の販売を続けつつ、「 ぽすくま 」を描いたシール式切手を追加する形です。
そして、「 限定発売 」と言うからには、数に限りがあります。
なんと、1億枚限定なのです。
そして、なくなり次第販売終了となります。
「1億枚もあるのか~、それなら、いつでも手に入りそう。」などと、悠長には言っていられませんよ。
1シート50枚のシート単位で販売されるので、200万シートになります。
しかも、シール式の切手なので、現在の1円切手のようにバラ売りはできません。
「 ぽすくまの1円切手を10枚だけ欲しい。」と、窓口で言っても、売ってもらえないのです。
それに、1シートに50枚もありますが金額は50円です。
50円だから、別に50枚もいらないという人でも、ついつい買ってしまいそうですよね?
さらに、1人で何枚も買う人がいるかもしれません。
私たち日本人は「 限定 」という言葉に弱いですから…。
新1円切手発売のきっかけとは?
「 新1円切手発売のきっかけは、新聞の投書欄の意見だった。」
日本郵便の親会社である日本郵政の増田寛也社長が、記者会見でこのように語っていました。
新聞の投書欄に「 1円切手を違うデザインにして欲しい。」と掲載されていたそうです。
現に、2020年8月の毎日新聞の投書欄に「 可愛い1円切手 」を望む投書が2件掲載されていました。
たった数件の投書で「潜在的なニーズは高いのでは」と判断したようですが、これはすごい事ですよね?
おそらく1円切手を1枚作るのに、原価は1円ではないでしょう。
日本郵便はその他の事業で収支のバランスを保ってるのかもしれませんが、大きなお金が動くのは間違いのない事です。
それを、たった数件の意見で…と、素人ながらに「 すごい事 」だと思ってしまいました。
しかも、郵便の利用は減少傾向にある中、はがきや封書を大事にしてくれる顧客のために、発売に至ったそうです。
新1円切手のデザインの評判は?
新1円切手のデザインは、日本郵便のイメージキャラクター「 ぽすくま 」。
1円切手の新デザインは、約70年ぶりだそうですよ。
新1円切手のデザインの評判は、SNSやその他の投稿で、
- ぽすくま切手、可愛い!
- 限定と言わず、ずっとぽすくまがいい
- 前島密の肖像の1円切手も渋くていい
- 使い道はないけど限定なら買っておこうかな
などの声があり、好評のようです。
そして、現在の1円切手は「 日本近代郵便の父 」と呼ばれる前島密の肖像画が描かれています。
現在の1円切手と新1円切手のデザインとでは、イメージがガラッと変わりましたね。
つい新しい物に目が行ってしまう中、前島密の肖像画も根強い人気があるようです。
「 郵便料金の値上がり 」と「 1円切手の役割 」の関係とは?
ここ30年ほどで、郵便料金は値上がりしてきました。
1円切手の役割は、値上がりする前の切手やはがきに足して使う事です。
郵便料金の移り変わりは、次の通りです。
【 通常ハガキ 】
- 41円( 1989年 )→
- 50円( 1994年 )→
- 52円( 2014年 )→
- 62円( 2017年 )→
- 63円( 2019年 )
【 封書( 25gまでの定形郵便物 )】
- 62円( 1989年 )→
- 80円( 1994年 )→
- 82円( 2014年 )→
- 84円( 2019年 )
1994年に大幅な値上げもありましたが、その後は1円、2円単位でした。
古い郵便はがきや切手を無駄にしない為に、1円切手や2円切手の需要は確かにありますよね。
郵便切手の値上げの理由は、
- 消費税の導入や増税
- 郵便物の減少にコスト削減が追いつかない
- 郵便事業の収支の悪化
などがあります。
このままだと、おそらく今後も値上げはあるのでしょうね。
これは時代の変化により、仕方のないことだと思います。
しかし、仕方のないことと分かっていても、値上げの度に国民の反発があるのは世の常です。
そんな時に、もし50枚もぽすくまの1円切手を持っていたら、「 可愛いし、ちょうどいいから使おう 」ってなりませんか?
もしかしたら、ぽすくまの1円切手には、「 少しでも、今後の値上げへの反発を緩めてもらおう。」
という役割があるのかも?!
ぽすくまの1円切手は、そんな願いを込めて作られたのでは?なんて思うのですが、深読みし過ぎでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- ぽすくまの1円切手は2021年4月14日から限定発売でなくなり次第販売終了
- 現在の1円切手の販売を続けつつ、「 ぽすくま 」を描いたシール式切手を追加する形
- 1シート50枚のシート単位で販売され、限定200万シート
- 新1円切手発売のきっかけは、新聞の投書欄の意見
- 1円切手の新デザインは約70年ぶり
- 新デザインはSNSなどで好評
- 現在の1円切手の前島密の肖像画も根強い人気がある
- 今後もし郵便料金の値上げがあっても、新1円切手は活躍しそう
郵便離れが進む現代での、新しい切手の発売。
デザインも、ちょっと怖い顔のおじさんから可愛いゆるキャラへ。
こんな要素があれば、絶対に話題になりますよね。
それに、シール式の切手ということで、時代の流れにも沿っているように思います。
限定発売なので、使わなくても記念に欲しくなるような切手ですね。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪