
- 秋分の日に食べるといい食べ物ってあるの?
- おはぎを食べるってよく聞くけどそれ以外は?
この記事では、このような悩みを解決します。

小さい頃秋分の日に、おばあちゃんがおはぎを作ってくれたのを思い出します。
太陽が真西に沈み、昼と夜の長さがほとんど同じになる日が秋分の日です。
皆さんは、この秋分の日に食べると縁起が良いとされている食べ物をご存知ですか?
よく知られているのが「 おはぎ 」ですね。
実は、「 おはぎを食べる 」というのが有名かもしれませんが、それ以外にも色々とあるんですよ。
なぜなら、秋分の日の文化というのは古くから伝わってきた魔よけや、ご先祖様を敬い供養するという習慣が関係しているんです!
本記事の内容
- なぜ秋分の日におはぎを食べるのか?
- おはぎ以外におすすめの食べ物は?
ちょっとしたことですが、こういうことを知っておくと知識の幅が広がりますよ♪
記事の信頼性
- 秋分の日のレシピとして、食品会社がホームページで取り上げている
- おはぎを販売している和菓子屋の方に直接聞いた
この記事を読み終えると、秋分の日になぜおはぎを食べるのか、そのほかにおすすめの食べ物についても知ることができますよ。
それではまず、なぜ日本では秋分の日によくおはぎを食べるのかを解説していきます!
なぜ秋分の日におはぎを食べるのか?
秋分の日の食べ物といえば、おはぎですよね。
ではどうして秋分の日に、おはぎが食べられるようになったのでしょうか?
それには古くから考えられてきた、とある文化が関係しているんです。
秋分の日というのは、太陽が真西に沈み昼と夜の長さがほとんど同じ日です。
この日は、先祖を敬い、亡くなった人を偲ぶ日とされていて、この日を中心とした七日間を「 秋のお彼岸 」などともいいますね。
蒸したもち米をあんこで包んだおはぎには、様々な願いが込められています。
餅には、五穀豊穣( ごこくほうじょう )= 豊作の願いがあり、あんこの原料である赤い色をした小豆には、魔除けの意味があります。
先祖を敬う秋分の日におはぎをお供えすることで、ご先祖様へ感謝の気持ちと家族みんなの健康を願うようになったんですよ。
昔の人々にとって甘いおはぎはごちそうで、秋分の日を特別な日として位置付ける意味合いもあったんだって!
ここまでおはぎについてお話をしてきましたが、ここからはおはぎ以外の食べ物についても解説していこうと思います!
おはぎ以外におすすめの食べ物は?
秋分の日に食べるといいとされているものは、他にもあります。
- 里芋
- 舞茸
- 秋が旬の食材
では、順番にみていきましょう。
1.里芋
里芋は、親芋を取り囲むように子芋が成長します。
このことから「 子孫繁栄と豊作 」の願いが込められ、秋分の日だけでなく様々なお祝いの日に食べられています。
よく洗って蒸して食べるのもいいですし、煮物にしても美味しく食べられます。
2.舞茸
秋に旬を迎える食材として代表的な、キノコです。
中でも舞茸は「 見つけると舞うほど嬉しい 」ということでその名がついている程で、秋分の日にぴったりですね。
天ぷらや舞茸ご飯にすれば、一気に食卓が華やかになるでしょう。
3.秋が旬の食材
里芋や舞茸以外にも、秋が旬の食材を食べるといいですね。
旬のものは新鮮なだけでなく、栄養も豊富でとても美味しく食べることができます。
代表的なものは「 サンマ 」「 ぶどう 」「 栗 」などですね。
サンマは塩焼きに、みずみずしいブドウはそのまま食べてもゼリーにしても美味しいですね。
栗も栗ご飯にしたり、焼き栗にしてそのまま旬の時期を楽しむのもいいでしょう。
食欲の秋というくらいですから、沢山旬のものがありますね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- おはぎには魔除けや豊作を願う意味がある
- おはぎの他に、秋分の日に食べると良いとされている食材がある
- 里芋
- 舞茸
- 秋が旬の食材( サンマ、ぶどう、栗 )
ここまで秋分の日におすすめの食べ物についてご紹介してきました。
縁起のいい食べ物や旬の食材で食卓を素敵に彩れば、いつもの秋分の日が更に特別なものになることでしょう♪
もちろんデザートにおはぎを食べるのも忘れないでくださいね!
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪