
- 建売住宅と注文住宅の費用はどちらが安いの?
- 建売住宅と注文住宅はどう違うの?
この記事では、このような悩みを解決します。

うちの近所では注文住宅が多いです。
一生の内で家を買うのは、とても大きなライフイベントです。
いざ買うとなれば、建売住宅か注文住宅か迷ってしまいますよね。
一般的に、建売住宅と注文住宅では、建売住宅の方が費用は安いイメージです。
しかし、本当のところはどうなのでしょうか?
そして、建売住宅と注文住宅、それぞれの違いが気になるところ。
実は、建売住宅と注文住宅の費用は、建売住宅の方が安いとは限らないのです。
なぜなら、工夫次第で注文住宅の費用は抑えられるからです。
本記事の内容
- 建売住宅と注文住宅の費用はどちらが安い?
- 建売住宅と注文住宅それぞれの違いをご紹介
私は注文住宅にしました。
ちょっとしたことですが、こういうことを知っておくと選択の際に参考になりますよ!
記事の信頼性
- 住宅金融支援機構によるフラット35利用者調査の2019年度のデータ参照
- 複数の住宅会社のサイトを参考に特徴を挙げた
この記事を読み終えると、建売住宅と注文住宅の費用や違いが分かり、どちらが自分に合っているか選べるようになります。
では早速見て行きましょう。
建売住宅と注文住宅の費用はどちらが安い?
建売住宅と注文住宅では、費用は建売住宅の方が安いと一般的には知られています。
実際に、住宅金融支援機構の2019年度調査によると、全国平均で、
【 建売住宅 】3,494万円
【 注文住宅 】4,257万円 ( 正確には土地付き注文住宅 )
となり、注文住宅の方が763万円高いです。
建売住宅は土地とセットで販売されているのに対して、注文住宅は土地と建物はバラバラに売られていることが多いです。
ハンバーガー単品より、ポテトセットの方がお得であるのと同じですね。
金額は全然違いますが(^^;
一般的には、建売住宅と注文住宅では、建売住宅の方が安いと言えます。
しかし、人によっては注文住宅の方が安くなることもあるのです。
それは、どんな場合なのでしょうか。
建売住宅と注文住宅では、建売住宅の方が安いとは限らない?!
建売住宅と注文住宅では、建売住宅の方が安いとは限りません。
なぜなら、人によっては、使わない部屋や設備も出てくるからです。
建売住宅の間取りや設備は、多くの人に好まれるように万人受けの設計となっています。
そのため、使わない部屋や設備が出て、結果的にコストが多くかかっていることになります。
例えば、和室や床暖房、浴室暖房など。
これらを使わないのは、もったいないです。
そして、「 その分費用が抑えられたのに 」と悔やまれますよね。
それが注文住宅なら、無駄を省くことが可能です。
あらかじめ予算を住宅会社に伝えておけば、範囲内でできることを提案してくれます。
注文住宅は、あれもこれもと意見を通していくと費用がかさんでいくものです。
しかし「 ここだけは譲れない! 」という間取りや設備は、誰にでもありますよね?
なので譲れない箇所以外は、簡素にするなどの工夫をすれば費用が抑えられます。
- 家事動線を考えて、水回り設備は一直線に配置したい
- 畳の張り替えは費用がかかりそうだから、和室はいらない
- ガーデニングがしたいから、外構にはこだわりたい
- 草刈りの手間や害虫が心配だから、庭はシンプルにしたい
など、譲れないこだわりを挙げてから、足し算と引き算を行ってみて下さい。
その結果、同等の建売住宅よりも安くなったということもあるのです。
建売住宅と注文住宅は何が違うの?
建売住宅と注文住宅の一番大きな違いは、家が建ってから売られているか、買うと決めてから家を建てるかです。
それでは、もう少し詳しく、それぞれの特徴を少し補足も入れてご紹介しますね。
【 建売住宅 】
- 土地とセットで売られているので割安
- 複数の家がまとめて( 並んで )売られていることが多い
→ゴミ収集場所を近くに設置してくれていることもある - 建築資材をまとめて仕入れるので割安になり、建築コストが抑えられる
- 住宅会社が大きな土地を仕入れて区画して売るので、立地が良く割安な場合が多い
→将来スーパーやクリニックなどが建つことも期待できる - 購入手続きが簡単で、打ち合わせに時間を取られない
- すぐにでも入居できる
- 実物を見てから決められるので、どんなサイズの家具などを置けばいいかイメージしやすい
- 日当たりはどうか確認できる
- 間取りや設備は変更できない
- 着工時から建築の様子が確認できない
→建築の様子を写真や資料で残してくれている住宅会社もある
建売の場合、まずカーポートなどがありません。
車が好きな方は、注文住宅にすべきだと個人的には思います。
なぜなら、建売の場合すでに駐車場が完成しているからです。
後からカーポートなどを設置しようすると、せっかく完成している駐車場に支柱用の穴をあける加工が必要になってきます。
注文住宅であれば、最初からカーポートの支柱なども計算して作ることが出来ます。
【 注文住宅 】
- 自由に間取りや設備を決められる
→将来バリアフリーに対応しやすくもできる
→事情のある家族構成にも対応できる
→不要な設備は省いてコストカットができる - 土地を持っていなければ、土地探しからのスタート
- 打ち合わせから、建築、引き渡しまで時間がかかる
→後々、「 この時間がワクワクして楽しかった 」と言う人は意外といる - 着工時から建築の様子が確認できる
→現場の業者さんに差し入れなどの気遣いを忘れずに - こだわりを全て通すと、予算をオーバーしてしまう
→自分なりの、譲れない点、譲れる点を明確に
注文住宅のデメリットは、完成まで時間が掛かること。
ですが、ほんの数か月我慢すれば、憧れの注文住宅が完成します!
私もワクワクしながら、完成を待ったものです♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- 建売住宅と注文住宅では建売住宅の方が安い
- 人によっては、建売住宅と注文住宅では建売住宅の方が安いとは限らない
- 建売住宅の間取りや設備は万人受けの設計なので、使わない部屋や設備もある
- 建売住宅と注文住宅は、家が建ってから売られているか、買うと決めてから建てるかが大きな違い
【 建売住宅の特徴 】
- 土地とセットで売られているので割安
- 複数の家がまとめて( 並んで )売られていることが多い
- 建築資材をまとめて仕入れるので割安になり、建築コストが抑えられる
- 住宅会社が大きな土地を仕入れて区画して売るので、立地が良く割安な場合が多い
- 購入手続きが簡単で、打ち合わせに時間を取られない
- すぐにでも入居できる
- 実物を見てから決められるので、どんなサイズの家具などを置けばいいかイメージしやすい
- 日当たりはどうか確認できる
- 間取りや設備は変更できない
- 着工時から建築の様子が確認できない
【 注文住宅の特徴 】
- 自由に間取りや設備を決められる
- 土地を持っていなければ、土地探しからのスタート
- 打ち合わせから、建築、引き渡しまで時間がかかる
- 着工時から建築の様子が確認できる
- こだわりを全て通すと、予算をオーバーしてしまう
マイホームを手に入れてから、ああすればよかった、こうすればよかった、と言っている人は結構います。
よく家は、2回目から上手に建てれるって言いますよね?
まぁ、なかなかそんな方はいないと思いますが、、、。
そうならないために、いろいろと調べても、情報の多さに訳が分からなくなることもあります。
そんな時は、信念を持って必要なもの、いらないものを分けていけばゴールは見えてくるはず。
大満足のマイホームに巡り合えるように願っています。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪
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