
- マンションにするか戸建てにするか、どうやって選べばいい?
- マンションと戸建ての特徴が知りたい
この記事では、このような悩みを解決します。

マンションか戸建てかは、誰もが悩みますね。
マイホームを手に入れようと思った時、様々な選択肢があります。
購入か賃貸か。
建売住宅か注文住宅か。
新築か中古か。
都会か校外か。
そして、マンションか戸建てか。
このそれぞれの選択には「 こっちが正解 」というものはありません。
マイホームを手に入れようとする人の数、世帯の数だけ答えがあります。
そのため情報が多すぎて、どうやって選べばいいのか分からなくなるものです。
選ぶには先ず、それぞれの特徴や違いを知っておかなければなりません。
そこで、この記事では、マンションと戸建てそれぞれの特徴や違いなどを、様々な場で語られている意見を集めてみました。
実は、マンションか戸建てかを選ぶには、マイホームに対する「 譲れないポイント 」を書き出すことがカギとなります。
なぜなら、「 譲れないポイント 」に優先順位をつけていけば、どちらにするかが自然と見えてくるからです。
本記事の内容
- マンションか戸建ての選び方
- マンションと戸建てそれぞれの特徴と違い
ちょっとしたことですが、こういうことを知っておくと、選択するポイントが見えてきます。
記事の信頼性
- リクルート住まいカンパニー2018年度「 住宅購入・建築検討者 」調査( PDF )参照
- 住宅情報に関するあらゆるホームページやブログを参考にした
この記事を読み終えると、マンションと戸建ての特徴が理解でき、あなたなりの答えを見つけられるようになりますよ。
では、早速見て行きましょう。
マンションか戸建ての選び方
マンションか戸建ての選び方は、先ずあなたと家族の「 ここだけは譲れないポイント 」を書き出してみましょう。
次に、その中から優先順位を決めていきます。
そもそも、譲れないポイントって何?
という方のために、一般的には何を重視しているかをご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
リクルート住まいカンパニーの2018年度「 住宅購入・建築検討者 」調査によると
調査対象者の
- 7割は一戸建て派
- 2割はマンション派
- 1割はどちらでも良い
でした。
ちなみに、調査開始以来、
- 一戸建て派の割合は過去最高
- マンション派の割合は過去最低
だそうです。
戸建てを選ぶ人が、年々多くなってきているようです。
次に優先順位の調査では、マンション検討者と戸建て検討者に、
- 駅からの距離と外観の見た目・デザイン
- 駅からの距離と内装のデザイン
- 駅からの距離とエコ性能( 断熱性・気密性 )
- 駅からの距離と設備
- 駅からの距離と耐震性能
- 駅からの距離と間取り
- 駅からの距離と遮音性
それぞれの項目ごとに、どちらを優先するかを聞いたところ、
- マンション派は、「 耐震性能 」以外全て「 駅からの距離 」を優先
- 戸建て派は、「 耐震性能 」と「 エコ性能 」以外はすべて「 駅からの距離 」を優先
この結果から、マンション派・戸建て派共に「 駅からの距離 」と「 耐震性能 」の優先順位が高いことが分かりました。
そもそも調査項目からして、「 駅からの距離 」が何より最優先だということが前提なのですね。
マンションと戸建てそれぞれの特徴と違い
次に、マンションと戸建てそれぞれの特徴と違いをご紹介します。
【 マンション 】
- 立地が良い物件が多い
→駅・スーパー・病院が近い - セキュリティ対策がしっかりしている
- 管理組合などの集会が面倒
→戸建てでは自治会に当たるので、面倒はどちらも同じ - 管理人がいることで、困った時は相談ができる
- 将来、引っ越しの必要が出てきたら、賃貸として活用しやすい
- マンション内が過疎化したり、年数が経つにつれ修繕積立金が高くなるかもしれない
- 気密性が高いので、室温を一定に保ちやすい
→冷暖房が効きやすい - 戸建てより駐車場までの距離がある
- 機械式駐車場のところが多い
→昇降に時間がかかる
→地下の車は防犯性があり、天候による車の劣化を遅らせられる - ワンフロアなので生活がしやすい
→階段がないので、洗濯干しで2階に昇らなくて済む
→バリアフリーが多い - 共有スペースの管理・清掃は、管理会社がするのでいつもきれい
- 住民同士のコミュニティが作られやすい
- 上下左右の住民間で音のトラブルが起こりやすい
- 害虫が少ない
次に戸建てを見てみましょう。
【 戸建て 】
- 足音などの騒音に対する配慮が少なくて済む
- 修繕積立金・管理費・駐車場代がいらない
→戸建ても修繕費は必要なので計画的に貯めておかなければならない - 庭や家の周りの清掃などは自分でする
- 木造はマンションと比較して、耐用年数が短い
- マンションより収納スペースが広い
- 玄関のすぐそばに駐車スペースがある
- マンションよりは、近所とのプライバシーが保てる
- 築年数が経っても土地の価値があるため、資産価値はそれなりに残る
- リフォームがしやすい
このように、マンションと戸建てそれぞれの特徴と違いは本当に様々です。
あえてメリットとデメリットには分けずに、マンションと戸建てそれぞれの特徴として挙げています。
その理由は人によっては、メリットもしくはデメリットの感じ方が違うからです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- マンションか戸建ての選び方は、「 ここだけは譲れないポイント 」を書き出す
- 次に、その中から優先順位を決めていく
- 「 住宅購入・建築検討者 」調査では、全体の7割は一戸建て派で、2割はマンション派
- 調査開始以来、一戸建て派の割合は過去最高で、マンション派の割合は過去最低
- 優先順位の調査では、マンション派・戸建て派共に「 駅からの距離 」と「 耐震性能 」の優先順位が高い
- マンションの特徴を簡単にまとめますと、立地が良い物件が多いです
- そしてセキュリティ面では安心できますが、音の問題に気を使う面もあります
- 戸建ての特徴は、音の問題をそれほど気にしなくても良いです
- そして自由に間取りが決められたり、玄関のそばに駐車場を作れる代わりに、リフォームとその費用が必要です。
マンションか戸建てかを決めるに当たり、
資産価値、リセールバリュー、周辺環境から見た土地の価格など
金銭面のことを重視する人もいます。
もちろんそれは、大事なことです。
でも、一緒に住む家族と価値観を合わせることも、とても大事なことだと思います。
マンションと戸建てそれぞれの特徴を把握して、あなたと家族にぴったりのマイホームに巡り会えるといいですね。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪