
- 読書の秋って何だろう?
- 読書の秋の由来は?
- 読書の秋におすすめの本はある?
この記事では、このような問題を解決します。

読書の秋って、昔から言いますよね。
秋になると、色んな秋が出てきます。
- 食欲の秋
- 読書の秋
- スポーツの秋
- 芸術の秋
などなど、様々な秋を耳にする機会が増えますね。
今回は、その中でも読書の秋についてお話しします。
そもそも、読書の秋って何なのでしょうか?
実は、読書の秋とは「 秋は夜が長く過ごしやすいので、読書に向いているという 」という意味なんです!
なぜなら、秋は日没が早く、日の出が遅くなるので夜が長くなるからなんです。
本記事の内容
- 読書の秋の由来
- 読書の秋におすすめの本3選!
王様のブランチ 10月17日( 土 )でも特集がありましたので、ぜひご覧下さいね♪
ちょっとしたことですが、こういうことを知っておくと知識の幅が広がりますよ♪
記事の信頼性
- 僕が実際に面白いと思った本です
- レビューでも評判が良い本です
この記事を読み終えると、オススメの本が分かって、楽しい読書タイムを過ごすことができるようになります♪
では早速みていきましょう。
読書の秋の由来
読書の秋の由来は、古代中国の漢詩から来ているという説があります。
8世紀ごろに韓愈( かんゆ )という唐代の詩人が「 符読書城南詩 」という学問の本を書いています。
この中で、
「 秋の長雨も終わり、空も晴れて涼しくなったので、ようやく夜に明かりを付けて本を広げられる 」
といった内容があります。
この一説が、秋に本を読むのに適していると、世に広まるキカッケになりました。
日本では、先程の一説を夏目漱石が小説で引用したのが始まりと言われています。
1947年に読書週間が始まり、10月27日~11月7日までの期間に定められました。
読書の秋は、気候も関係している
冒頭でもお伝えしていますが、秋は夜が長いのです。
しかも、夏が終わり夜は涼しいので、とても読書に向いている気候と言えます。
夜の気温は20℃前後の日が多く、とても過ごしやすい温度なんです。
本を読むのに、秋は丁度リラックスできる環境が整う訳ですね。
読書の秋におすすめの本3選!

では、そんな秋に読むおすすめの本を3冊ご紹介します。
- 「ケーキの切れない非行少年たち」 宮口幸治 新潮新書
- 「 志村流―当たり前のことが出来れば、仕事も人生も絶対に成功する 」 志村けん 王様文庫
- 「 180°気持ちが変わる「 ポジ語 」図鑑 」青春文庫
では、順番にご紹介します。
1.「ケーキの切れない非行少年たち」 宮口幸治 新潮新書
この本は、本屋さんでも「 売れている 」「 おすすめ 」などのポップが貼られているベストセラーです。
凶悪犯罪を犯した非行少年たちが、ホールケーキを3等分できない「 認知の歪み 」をテーマに書かれた本です。
ホールケーキの3等分なんてとても簡単なことなのに、そんな簡単なことすらできない非行少年たちの実態を明らかにするのです。
この本は、実際に少年院の勤務経験がある精神科医の宮口先生が書いた本なんです。
だからこそ、大きな反響があったと考えられます。
非行少年たちは、知的に何かしらの問題を抱えているケースが多いのです。
しかし障害の程度が超がつくほどの軽度であることから、周りの大人たちは気づいてあげられないのです。
そのため、彼らは少年院にいても反省、更生することが出来ないのである。
とても考えさせられる内容となっています。
2.「 志村流―当たり前のことが出来れば、仕事も人生も絶対に成功する 」 志村けん 王様文庫
志村けんさんと言えば、今のお笑い界を築いたと言っても過言ではないほど、大活躍されたコメディアンです。
新型コロナウィルスに感染し、お亡くなりになり、日本中が悲しみに包まれました。
そんな志村けんさんの生き方について書かれた本が「 志村流 」です。
志村けんさんは、とにかくストイックにお笑いと向き合ってこられました。
自分のポケットマネーも仕事につながるためなら、成功するための投資と考えて出費を惜しみませんでした。
また、他の芸人さんなら技術さんにお任せするような、スタジオの演台の高さにもとてもこだわりました。
芸能人がスタジオ収録の際に、一段高いところで収録をされていますよね?
あれは、実は志村けんさんの提案なのです。
一段高くすることで、スタジオ収録を見に来ている人がより見やすくなるというのです。
どこまでもプロ意識が高く、素晴らしい方だと感じさせられる本です。
志村けんさんの魅力を改めて発見できるだけでなく、生きる勇気や活力をもらえるためとてもおすすめです。
3.「 180°気持ちが変わる「 ポジ語 」図鑑 」青春文庫
個人的に、この本は1冊持っておきたい魔法の本です。
- 仕事で失敗した時
- ちょっとしたことで傷ついてしまった時
- うまくいかず悩んでいる時
- 不安になっている時
こんな時に、この図鑑を開いてください。
一瞬で、ポジティブな気持ちに切り替えることができます!
ネガティブになっている時は、その人はネガティブな思考になっている状態です。
そういう時は、外からポジティブな思考を取り入れることが大切なんです。
「 そういう考え方ができるのか! 」
「 なるほど! そういう視点があったのか! 」
などと、別の考え方ができるようになります。
落ち込んでいない時に読むと、不思議とさらに気分が明るくなったりします。
バイタリティに溢れたり、とても前向きになれるので是非読んでみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- 読書の秋の由来は、古代中国の漢詩から来ている説がある
- 「 秋の長雨も終わり、空も晴れて涼しくなったので、ようやく夜に明かりを付けて本を広げられる 」と言う一説がキッカケ
- 日本では、夏目漱石がこの一説を引用したのがキッカケ
- 1947年に読書週間が始まり、10月27日~11月7日までの期間に定められた
- 夏が終わり夜は涼しいので、とても読書に向いている気候と言えます
- おすすめの本1冊目は「 ケーキの切れない非行少年たち 」
- おすすめの本2冊目は「 志村流―当たり前のことが出来れば、仕事も人生も絶対に成功する 」
- おすすめの本3冊目は「 180°気持ちが変わる「 ポジ語 」図鑑 」
読書の秋の由来について調べてみると、キカッケは小説の中の一説だったんですね。
秋の気候と読書の関係も、納得出来る内容でした。
そして今、世の中で話題になっている本の中でも、実際に私が読んでおすすめしたい本をご紹介させていただきました。
お家やカフェでコーヒーを飲みながらゆっくり読書。
公園のベンチで涼しい風にあたりながらのんびり読書。
大きな公園の芝生に寝転んで読書…などもいいですね。
ぜひこの秋に、読書を楽しんでみてください。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪