
- 正月三が日はお葬式をやらない方が良いの?
- 正月三が日に火葬はできるのかしら?
この記事では、このようなお悩みを解決します。

年末年始に別れは辛いですが、きちんと見送ってあげたいですよね。
人との別れは、そう滅多にあるわけではありません。
そのため、三が日の場合はどうすれば良いのか不安に思う方もいらっしゃることでしょう。
実は、一般的にお葬式は三が日を過ぎてからと言われています。
なぜなら、三が日はおめでたい期間だからです。
そのような時期に、お悔やみごとは避けようという訳です。
他にも理由があるので、詳しくお話ししますね。
本記事の内容
- 正月三が日はお葬式をやらない方がよいワケ
- 正月三が日に火葬はできるのか
間違いやすいことも詳しく説明させていただくので、ご安心ください。
記事の信頼性
- 私の知り合いも年末に亡くなったことがあります
- 実際に経験した母にお葬式などどうしたか聞きました
この記事を読み終えると、正月三が日に亡くなられても、安心して大切な方のお見送りをしていただけます。
では、早速見ていきましょう。
正月三が日はお葬式をやらない方がよいワケ
一般的に、正月三が日はお葬式を避けるべきだと言われています。
その理由は大きく3つあります。
- 慶事である正月三が日にお悔やみごとはふさわしくない
- 休業しているところが多い
- 年末年始は参列者も予定がある
では順番に見ていきましょう。
1.慶事である正月三が日にお悔やみごとはふさわしくない
正月はめでたい日です。
一方、お通夜やお葬式は人が亡くなる悲しい出来事です。
そのため、双方を同じ時期に…というのは、ふさわしくないとされています。
2.休業しているところが多い
後ほど詳しくお話ししますが、正月三が日は休業している火葬場が多いです。
そのため、1月4日以降にお葬式を行う家庭がほとんどです。
今この記事を読んで、「 あれ?火葬場と葬式場って違うの? 」と思った方もいらっしゃるでしょう。
ここで、間違いやすい葬式場、火葬場、斎場の違いについてご説明します。
* 葬式場
お通夜、葬儀、告別式のみを行うところです。
つまり葬儀場だけでなく火葬場も手配する必要があります。
ちなみに、葬儀場は年中無休のところが多いです。
* 火葬場
文字通り、火葬のみを行うところです。
火葬場は、正月三が日は休業しているところが多いです。
* 斎場
葬儀場と火葬場がセットになっているところです。
つまり、お通夜から火葬まで全てを一箇所で済ませることができます。
以上が、間違いやすい葬式場、火葬場、斎場の違いです。
3.年末年始は参列者も予定がある
年末年始は参列者も実家に帰ったり、家族や親戚が集まるなどの予定が入っています。
そのため、そのような時期にお葬式を行わないというのは常識となっています。
正月三が日に火葬はできるのか
先ほどもお伝えした通り、正月三が日は休業している火葬場がほとんどです。
しかし、全てではありません。

地域などにもよりますが、正月三が日にも営業している火葬場もあるんですよ。
一般的に1月4日以降に行うものですが、中にはご遺体をそのままにしておくことに抵抗を感じられる方もいらっしゃいます。
そのため、お住い付近の火葬場を調べてみると良いでしょう。
また、1月4日は葬儀場や火葬場などが混雑しやすいと言われています。
そのため、先に家族だけで火葬し、正月三が日を過ぎてからお別れの会を開くご家庭もあります。
ご自身やご家庭の考えに合ったかたちで、いつ火葬するか決めると良いですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- 一般的に、正月三が日はお葬式を避けるべきだと言われている
- 火葬場は正月三が日に休業していることが多いが、葬儀社は年中無休のところが多い
- 先に家族だけで火葬し、正月三が日を過ぎてからお別れの会を開くご家庭も
- ご自身やご家庭の考えに合ったかたちで、いつ火葬するか決めることが大切
一般的に正月三が日を避けてお葬式を行うという考え方はあります。
しかし世間的な考え方にこだわり過ぎず、ご家族でよく話し合って気持ちよくお見送りしてあげましょう。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪