- 賃貸マンションの壁紙にカビが生えちゃった
- 壁紙のカビを取る方法を知りたい
- カビの予防方法は無いの?
- カビを放っておくのは危険なの?
この記事では、このような悩みを解決します。
日々の掃除って、本当にめんどくさいですよねー。
汚れが目立っていない壁紙なんて、手をかける必要なんてないと思ってしまいます。
しかしそのまましばらく放置して、気づいたら壁紙にカビが生えてる?!
これはまずい。
賃貸マンションに住んでいた私は、それはもう焦りました。
だって、シミやカビ汚れの修繕費負担は入居者側の負担になってしまうんですから。
持ち家ならまだしも、賃貸マンションとなると、もう壁紙を貼り替えるしかないのか?
もしかしたら、高額な修繕費が掛かるのではないか?
しかし、そこまで心配する必要はありませんでした。
実は、発生してすぐのカビなら拭き掃除で落とせるのです。
なぜなら、壁紙のカビは壁紙の奥まで根を張る前に掃除すれば、簡単に落とせるからなんです。
本記事の内容
- 壁紙のカビの発生条件
- 壁紙のカビを簡単に落とす方法
- 壁紙のカビの予防する3つの方法
- 壁紙のカビを、放っておくとどうなるの?
カビの発生条件と予防法方を知ることによって、カビを見つけても慌てる必要は無くなります。
ちょっとしたことですが、こういうことを知っておくと掃除の幅が広がりますよ♪
記事の信頼性
- 実際に賃貸マンションで壁紙の掃除を行っている
- カビはアルカリ性の薬剤で落とせる
この記事を読み終えると、賃貸マンションでも、シミやカビ汚れの修繕費負担に焦る必要がなくなります。
では早速みていきましょう。
壁紙のカビの発生条件
とりあえずカビが生えちゃったんだったら、カビ取り剤を使ってなんとかなるんじゃない?と、思いますよね。
しかし、ただ拭き掃除をしただけでは解決にはなりません。
主に換気不足や、結露(室内と室外の寒暖差が大きい時に起きる)などが原因で発生します。
【 壁紙のカビの発生条件 】
- 25~30℃の室温
- 65%以上の湿度
- 酸素が薄め
- 手垢や石鹸カスなどの汚れ
もうこれ、確実に掃除怠けていると洗面所に発生しますよねw
洗面台周りは水や石鹸を使う頻度が高く、湿気がこもりやすい環境にあります。
お風呂場を開ければ湯気が入ってきますし、どうしても湿度が高めになりやすいのです。
そして壁紙は紙で出来ていますから、そういった湿気を吸い込んでしまうんですね。
洗面台の壁紙は水を弾く加工がされていますが、壁紙の劣化と共にその効果は薄れていきます。
一方リビングなどの壁紙は水分を吸収しやすいですので、結露などがあるとカビの原因となります。
そうなのよ。
洗面台の壁紙がカビちゃったのよね。
ではそのカビの簡単な落とし方を見てみましょう。
壁紙のカビを簡単に落とす方法
では壁紙についた、カビの簡単な落とし方をご説明します。
【 準備するもの 】
- スプレーボトル 2本
- 重曹
- お酢
- 消毒用エタノールスプレー
- 古い歯ブラシ
- キッチンペーパー
- 雑巾 2~3枚
- マスク
- 保護メガネ
- ビニール手袋
- 掃除機
ほとんどの物が100均でも手に入ります。
ただ消毒用エタノールだけは、コロナの影響で価格が高騰気味です。
POINT
マスクや保護メガネは、カビのお掃除には必須アイテムです!
なぜなら、カビの胞子は非常に小さく、掃除中に大量に吸い込んでしまうと健康に悪影響があるからです。
掃除中は換気にも気を付け、ビニール手袋をはめて作業することをおすすめします。
手順としては以下の通りです。
- スプレーボトルの準備
- 下地処理
- カビ取り
まずは、掃除するためのスプレーボトルを準備しましょう。
1.スプレーボトルの準備
用意したスプレーボトルに、下地用と掃除用の2つのスプレーを作ります。
【 下地用スプレー 】
- お酢をスプレーボトルに適量入れる
- お酢の2倍~3倍の水を入れてよく混ぜる
【 掃除用スプレー 】
- 重曹を小さじ1杯スプレーボトルに入れる
- 水を100ml入れてよく混ぜる
では準備が出来ましたら、早速カビ取りにチャレンジしてみましょう。
くれぐれも、カビを素手で触ったり息で吹いたりしないで下さいね!
特にアレルギー持ちの方は、注意して作業しましょう。
2.下地処理
先程準備しておいた、下地用のスプレーを壁紙のカビにスプレーします。
そして5分ほど放置します。
乾いた雑巾でふき取って下地処理は終了です。
お酢を壁に吹くことによって、カビが取れやすい状態にするのが目的です。
3.カビ取り
次に掃除用スプレーを吹きかけます。
その上からキッチンペーパーを乗せて、5分ほど放置します。
重曹はアルカリ性ですから、手垢汚れなどを分解してくれます。
5分経ったら、雑巾でよく拭き取ります。
しつこいカビの部分は歯ブラシでこすり、カスは掃除機で吸い取ります。
ただし固めの歯ブラシだと壁紙を痛めてしまう恐れもあるので、やわらかめの歯ブラシを使った方が良いでしょう。
カビが落ちたら、最後に消毒用エタノールをスプレーし殺菌します。
この時、部屋の窓を開けて、よ十分換気しましょう。
壁紙のカビの予防する3つの方法
これまで壁紙のカビの落とし方のお話をしてきました。
ではここで、壁紙にカビが発生しないように予防する3つの方法をお伝えします。
- お部屋の換気すること
- 洗濯物を部屋干しを出来るだけしないこと
- 家具を壁紙から放して設置すること
では順番に見ていきます。
1.お部屋の換気すること
まず何よりも大切なのが、お部屋の換気です。
そして換気する理由は、お部屋の湿度を下げるため。
湿度計はお持ちですか?
一般的に人が過ごしやすい湿度は30~60%と言われています。
これが65%を超えると、カビが発生しやすくなります。
そして75%以上だと、わずか数日でカビが発生するほどの湿度になります。
うちは時計に湿度計が表示されていて、それで管理しています。
2.洗濯物を部屋干しを出来るだけしないこと
次に、洗濯物を部屋干しを出来るだけしないことです。
梅雨の時期は、仕方なく部屋干しするしかない場合があります。
乾燥機を多用すると電気代も上がりますし、かといってベランダに干せないし、、。
そんな時は、部屋干し+除湿器という手もあります。
梅雨で外に干せない時は、除湿器を有効に活用しましょう。
3.家具を壁紙から放して設置すること
家具を壁紙から放して設置することは、家電屋さんなどでも聞いたことがあると思います。
タンスなどは5~10㎝、冷蔵庫やTVなどの家電は10~15㎝壁から離して設置しましょう。
離して設置することで空気の流れも作れますし、ほこりの掃除もしやすくなります。
ほこりはカビの栄養になってしますので、溜めないように注意しましょう。
壁紙のカビを、放っておくとどうなるの?
カビの胞子は小さいので、知らず知らずの内に体内へ取り込んでしまう恐れがあります。
また、カビを放置しているとダニの発生原因にもなります。
ダニが大量に発生してしまうと、ダニのフンや死骸などでハウスダストアレルギーの危険もあるのです。
目に見えないだけに、実感は湧かないかも知れませんが、確実に健康被害のリスクが高まります。
ですから、先程の3つの予防法を実践し、カビを発生させないようにすることが重要なのです。
特に、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、喘息や手足の発疹などの原因になりますので注意して下さい。
まとめ
まとめると、
- 【 壁紙のカビの発生条件 】
- 25~30℃の室温
- 65%以上の湿度
- 酸素が薄め
- 手垢や石鹸カスなどの汚れ
- 【 壁紙のカビを簡単に落とす方法 】
- ①スプレーボトルの準備
- ②下地処理
- ③カビ取り
- 【 壁紙のカビの予防する3つの方法 】
- お部屋の換気すること
- 洗濯物を部屋干しを出来るだけしないこと
- 家具を壁紙から放して設置すること
汚れを落としたら、とにかく換気をするのが大事なんですね。
換気して湿度を下げれば、カビが発生するスピードは確実に遅くなります。
そのすきにちゃちゃっと掃除をして、汚れを落としてしまえばもうカビなんて怖くない!
汚れが溜まって落ちにくくなる前なら、掃除も楽になると思います。
まずは、水まわりだけでなく部屋の換気を、チェックしてみてくださいね!
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪