- 土嚢ってどうやって積んだらいいのかしら?
- 土嚢の作り方を知りたい
- 土嚢の正しい積み方を知りたい
- 土嚢の処分方法はどうすればいいの?
この記事では、このような悩みを解決します。
私は浸水対策などで、土嚢を積んだことがあります。
豪雨などの被害が、いつ自分の身に起こるのかと不安になる方も多いのではないでしょうか。
一戸建てに住む人は、浸水対策などで土嚢を積むことを考える方もいるでしょう。
しかしいざ土嚢を積もうとなった時、積み方が分からない、、、。
ただ土嚢袋に土を入れて積めばいいのか?
しかし答えはNOです!
土嚢はただ積むだけではダメなんです。
実は、土嚢には正しい積み方があるんです。
なぜなら、間違った積み方をしてしまうと水の浸水を上手く防ぐことが出来なくなるからです。
本記事の内容
- 土嚢の作り方
- 正しい土嚢の積み方
- 土嚢の処分方法とは!?意外と知らない方法や費用について
- 専門処理業者で土嚢を処分する時の費用
このことから浸水被害から家を守るためにも、正しい土嚢の積み方を理解しておく必要があります。
この記事では正しい土嚢の積み方や使い方、処分方法を解説していきます。
ちょっとしたことですが、こういうことを知っておくといざという時に役に立ちますよ♪
記事の信頼性
- 以前土嚢を積んだことがあります
- 土嚢の処分もしています
この記事を読み終えると、浸水から家を守る正しい備え方がわかるようになりますよ!
土嚢の積み方の前に、まずは土嚢の作り方から簡単にご説明します。
では早速、見ていきましょう。
土嚢の作り方
土嚢を作るには、まず準備するものがあります。
- 土嚢袋(サイズは48㎝×62㎝)枚数は50枚程度
- 土(庭に土があればその土でOK!なければ園芸用の土でも可)
- ジャベル(スコップ)
- 軍手
- 長靴
- 土嚢スタンド(あれば作業しやすい)
- ブルーシート
土嚢袋はホームセンターや通販で手に入ります。
土嚢スタンドがあれば、一人でも土嚢が作れます。
ブルーシートはもはや必需品
土嚢の作り方はとても簡単です。
【 土嚢の作り方 】
- 土嚢スタンドに土嚢袋をセットする
- スコップやシャベルで土を入れていく
- 土嚢袋の線まで土を入れたら、ひもを引っ張り口を手で縛る
- 縛った口にひもを2回巻き付け、3回目に結ぶ
土が少なすぎると土嚢として機能しませんので、しっかり7分目くらいまで入れましょう。
2人で作業する場合は、一人が土嚢袋を持って、一人が土を入れればスタンドは必要ありません。
ひもの結び方が分かりやすい動画があったので参考にして下さい。
初めての時は、どれくらい作っていいか分からないと思います。
積んでみると分かりますが、いくつあっても足りないイメージです。
ですから、もし50袋あったら50個作るつもりで作業しましょう。
1段ではどうしても低いので、2段~3段積み重ねて使うものだと認識しておくと良いでしょう。
POINT
緊急で土嚢袋が無い場合は、水のうを作りましょう!
ビニール袋に水を入れて、それを段ボールに置いていきます。
これだけで土嚢の代わりになるんです!
緊急時に材料が無い場合は、応急で水のうがあると覚えておいて下さい。
正しい土嚢の積み方
では作った土嚢の積み方をご説明します。
土嚢はなるべく平たく積んで、2段目は半分ずらすのがポイントです!
間違っても、結び口を上に向けて積まないように!
縦に積んでしまうと、隙間から水が浸入してしまいますよ。
土嚢の代わりに、植木鉢でもこの方法は使えます。
【 土嚢の積み方 】
- ブルーシートを敷く
- 1段目の土嚢を結んだ方を横に向けて置く
- その隣に隙間が空かないように1つ置く
- 更にその横に1つと、次々に並べていく
- 並べ終わったら、2段目を1段目とずらして置いていく
- ブルーシートを折り込み、その上に土嚢を置いて重りにする
3段目まで置ける数があるなら、さらにずらして置いていくと良いでしょう。
とにかく、出来るだけ隙間を作らないように積んでいきます。
では使用済の土嚢の処分は、どのようにすれば良いのでしょうか?
次に土嚢の処分についてご説明します。
土嚢の処分方法とは!?意外と知らない方法や費用について
土嚢の積み方についてお話してきましたが、当然使った後は片付けが待っています。
作る時も大変ですが、後片付けも大変なんです。
水を含んでいると、とても重くなります。
何と言っても量が多いので、力仕事になります。
【 使用済み土嚢の処分方法 】
- 家庭のごみとして出す
- リサイクルや回収をしている自治体にお願いする
- 園芸店やホームセンターに回収を頼む
- 専門処理業者に処分してもらう
では順番に見ていきましょう。
1.家庭のごみとして出す
家庭のごみとして出せないところが多いかもしれませんが、地区によっては処分できるところもあるようです。
お住いのゴミ捨てガイドなどを調べてみましょう。
私の住んでいる地区では、所定の場所に集めてまとめて処分してくれました。
2.リサイクルや回収をしている自治体にお願いする
回収していたり、リサイクルしている自治体があれば頼むのも一つの方法です。
お住いの自治体のホームページで確認するか、お問合せして確認すると良いでしょう。
3.園芸店やホームセンターに回収を頼む
園芸店やホームセンターであれば、回収してくれるところも多いでしょう。
お近くのホームセンターなどにお問い合わせください。
4.専門処理業者に処分してもらう
大量の土嚢であれば、専門処理業者に処分してもらうというのが一番簡単な方法になります。
料金は掛かりますが、確実に処分することが出来ます。
意外と処分する方法は沢山ありますね!!
地域によっても処分方法やルールは違ってきます。
ですので、しっかりとお住いの地域にあった処分方法を確認して処分するようにしましょう。
専門処理業者で土嚢を処分する時の費用
土嚢を処分を専門処理業者に頼む場合は、当然ながら費用がかかってきます。
平均的な相場では、1キロあたりの土で40円程度です。
この値段だと20kgで800円ほどになります。
費用については、業者などで料金設定に差が大きいです。
他にも袋持ち帰りであれば、1袋200円という業者もあります。
たくさん土がある場合は結構な費用になりますね。
中にはリユースやリサイクルのルートが豊富な業者では、1キロ15円というところもあるそうです。
値段については業者によってかなりの開きがみられますので、何社か問い合わせて確認から選んだ方が良いでしょう。
詳しくは『土嚢 処分 ○○都道府県』で検索して下さい。
土嚢袋は丈夫ですので、数回は繰り返し使えます。
破れなどがなければ、リサイクルしましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- 【 土嚢の作り方 】
- 土嚢スタンドに土嚢袋をセットする
- スコップやシャベルで土を入れていく
- 土嚢袋の線まで土を入れたら、ひもを引っ張り口を手で縛る
- 縛った口にひもを2回巻き付け、3回目に結ぶ
- 【 土嚢の積み方 】
- ブルーシートを敷く
- 1段目の土嚢を結んだ方を横に向けて置く
- その隣に隙間が空かないように1つ置く
- 更にその横に1つと、次々に並べていく
- 並べ終わったら、2段目を1段目とずらして置いていく
- ブルーシートを折り込み、その上に土嚢を置いて重りにする
- 土嚢の処分方法は基本的には家庭ごみで出せないが、自治体によって家庭ごみとして出せるところもある
- リサイクルしている自治体や園芸店、ホームセンターなどに回収をお願いするという方法もある
- 専門業者に処分をしてもらう
- 処分費用は業者によって大きな差がある
ここ数年、毎年のように全国各地で土砂災害が起こっています。
土嚢について正しい知識を持って、浸水被害にならないよう正しく備えをしていきましょう。
積み方一つで被害が食い止められる場合もありますので、ぜひ覚えておいて下さい。
また処分なども、ルールやモラルにそって行うようにしていきましょうね。
くれぐれも、その辺の畑や山にバラまかないように!
土地の所有者の迷惑になります。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪