車の窓ガラスは、何かしらのコーティングをしていないとすぐに水アカなどで汚れてしまいますよね?
汚れていると視界が悪くなりますし、ウロコの付着の原因にもなります。
コーティングはディーラーやコーティング専門業社にお願いするのも手ではありますが、やはりそれなりの費用がかかりますので、カー用品店やネットで気軽に安価で買えるコーティング剤に人気が集まっています。
私は副業で中古車販売をしていて、販売する車両は納車前に必ずコーティング剤を塗り込んでからお渡ししています。
車の購入後すぐに、雨の日に視界がギラギラなんてことになったら信用問題ですからね(;^_^A
これはすごく気を使っています。
しかし一口に窓ガラス用のコーティング剤といっても、色んな種類がありますので選ぶのが難しいですよね?
フロントとドアガラスは同じもので良いの?
どの撥水剤が良いのか分からない
どれくらい効果が持つの?
やり方は難しいの?
このような疑問にお答えします。
今回は分かりやすいようにフロント用・サイド用それぞれ、ベスト3ランキング形式で人気のある順にご紹介していきたいと思います!
それでは商品をご紹介する前に、コーティング剤を選ぶポイントを簡単にご説明します。
コーティング剤を選ぶ3つのポイント
車の窓ガラスに撥水効果があるコーティング剤を使うことによって、ガラスに撥水被膜(はっすいひまく)が出来ます。
そうすると走行風でフロントガラスに付いた雨水が飛んでいくので、ワイパーを動かす頻度が減ります。
つまり、ワイパーゴムの劣化を遅らせ長持ちさせることにつながるのです。
経済的ですね!
他にもコーティング剤を塗ると、次のような効果があります。
- フロントガラスに付いた雨水が走行風で流れて視界を確保できる
- サイドミラーや左右方向の雨の日の視界の確保
- 窓ガラスに汚れが付いた時に簡単に落とせる
そこでまずは、コーティング剤を選ぶ時の3つのポイントから見ていきましょう。
- 撥水式か親水式
- 施工の手軽さと耐久性
- 価格
それでは順番に説明します。
撥水式か親水式
コーティング剤には、撥水式と親水式の2種類があります。(最近、滑水式というのも出ましたが今回は割愛)
- 撥水式:ガラスに付いた雨などが、丸い水玉になって走行風によってコロコロと転がっていくタイプ
- 親水式:ガラスに付いた雨などが、玉にならずにガラスに張り付き徐々に下に流れていくタイプ
使い分けとしては、フロントやリアガラス・リアクオーターガラス(可動しないサイドリアガラス)などには撥水式を使用し、そしてドアガラスなど可動する窓やサイドミラーには親水式を使用します。
ドアガラスだけ親水式の理由は、撥水式を使ってしまうと水玉が邪魔でサイドミラーなどが見にくくなるからです。
同じ理由で、本当はサイドミラーも親水式の方が見やすくておススメなのですが、最近は表面に凹凸をつけて水滴が下に流れ落ちるという撥水タイプが人気です!
では次に、施行の手軽さと耐久性について見ていきましょう。
施行の手軽さと耐久性
コーティング剤には拭くだけシートやスプレーなど簡単に施工出来るタイプと、しっかり下地処理してからじっくり塗り込んで施工するタイプがあります。
気になる耐久性は、じっくり施工タイプ>簡単施工タイプとなり、施工が面倒な商品ほど耐久性が上がります。
時間がある時に1度じっくり塗り込んで施工しておいて、お出かけ先や時間が無い時などはスプレー式を使うという使い分けが良いでしょう。
価格
価格については、やはり簡易タイプが安くじっくりタイプが高くなります。
簡易タイプ:500円~1000円程度
じっくりタイプ:600円~3000円程度
どちらも約1000円前後で揃えることが出来ます。
私のおすすめは、じっくりタイプを1つ持っておいて家で施行し、簡易タイプを車に積んでおいていざという時に使用するという使い方ですね。
こうすることで、いつでも雨の日の視界を良好に保て安全運転につながるからです。
さて、これまでお話してきた3つのポイントを踏まえた上で、ランキングを見てみましょう!
※ランキング順位は2020年1月末時点でのアマゾンランキングを基に作成しています。
フロントガラス用 撥水じっくりタイプベスト3
- 塗り込みやすいネックアングルで、塗り込みやすく作業性抜群!
- 耐久性3~4か月でシリコンによる超撥水!夢の超耐久と超撥水を実現!
- この価格でこの効果は、コスパ最高で納得の1位!
- 3ヵ月置きくらいで施行を繰り返す方向き
- なんと従来品と比較して驚異の6倍耐久!(約1年間)
- フッ素系で水弾きが凄まじいのに、価格がやや高めなので惜しくも2位!
- 私が長年愛用しているのがコレ!もう手放せません!
- 洗車の度に窓ガラスを水が玉になってサラサラ流れるのは驚きますよ!
- プロ仕様の超本格派フッ素ガラスコーティング!
- 時速30km/hでも窓ガラスの水滴を浮き飛ばしワイパーなしでも走行できる驚異の撥水力!
- 約12か月の超耐久性を誇りながら、施工はマニュアルが付いていて簡単!
- プロ仕様の撥水力を誇るものの、価格の面で惜しくも3位!
フロントガラス用 撥水簡易タイプベスト3
- 雨の日だとワイパー動かしながら、わずか3秒スプレーするだけの超簡単コーティング!
- ノズルが2つのダブルノズルなので、簡単に窓全体にスプレー出来る!
- 私も使っていますが、驚くほど視界が変わります!
- 耐久性は劣るもののコスパ最強なので堂々の第1位!
- スプレーして拭くだけの簡単施工!
- 最大12か月の耐久性!
- 拭き取り専用のマイクロファイバークロス同梱!
- 拭くというひと手間があるため、惜しくも2位!
- スプレーして拭くだけの簡単施工!
- 洗車後の濡れたガラスにもそのまま使える!
- 雨の日はやや多めにスプレーしてワイパーを動かすだけ!
- 耐久性に難があるものの、作業の簡単さで3位にランクイン!
ドアミラー専用タイプベスト3
- サイドミラー専用で、スプレーするだけの簡単施工!
- パッケージの台紙を使い、周りに飛び散るのを防げます!
- 私も愛用していますが、雨の日にほぼ水滴が付かなくて見やすいです!
- 容量32mlで、バックカメラにも使えてコスパも最強!
- プロが実店舗で使用している撥水タイプのミラーコーティング剤!
- スプレーして拭くだけで約1か月の耐久性があり、30回施行で約2年分の容量!
- 塗りムラになりにくくクリアな視界を実現!
- 価格面で1位を逃すも、長い目で見れば安い?!
- スプレーして乾燥させるだけの簡単施工!
- パッケージの台紙を使い、周りに飛び散るのを防げます!
- 容量50mlでドアミラー4~5台分施行可能!
- 施行が少し難しいとの声もあり惜しくも3位!
下地処理について
下地処理とは、ガラスについた汚れを水洗いしガラスの油膜を取り除く作業のことで、これを行わないで施工すると効果が半減してしまいます。
じっくりタイプで下地処理をやる時に、おすすめのケミカルも1つご紹介しておきますね。
油膜取りは、専用のクリーナーを使うと簡単に取ることが出来ます。
PROSTAFF(プロスタッフ)のキイロビンゴールドは素早い取れ味が売りで油膜取り部門台1位の人気商品です!
しっかりと行ってから施工することをおすすめします。
もしガラスにウロコがついているようでしたら、先にウロコを取ってから作業した方がよりキレイな視界の確保につながります。

撥水剤を塗った後に、ウォッシャーは使っていいの?
これは気になる方もいると思いましたので補足しておきます。
いわゆる油膜落とし配合のウォッシャーは強力なため、せっかくかけた撥水剤を剥がしてしまう可能性があるので掛けない方が良いです。
使うなら撥水剤と同じメーカーから出ている撥水ウォッシャーを使いましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
こうしてみると、窓ガラスのコーティング剤にも色んな種類がありますよね。
撥水タイプ・親水タイプがあり、じっくり施行と簡単施工の2種類があります。
価格が高いほど耐久性がありますが、実際に売れているのはそこそこの耐久性と施工の簡単な商品なんですね。
実際スプレーしてワイパー動かすだけで、ビックリするくらい視界が良くなりますから、スプレーの簡易タイプは車に1つは載せておきたいアイテムです♪
もちろん、時間がある時に洗車ついでにじっくりコーティングしておくのも忘れずに!
雨の日の視界確保というのは事故防止にもつながりますので、こういった日頃のカーメンテナンスはとても大切なことなんです。
これだけで雨の日の視界が良くなり、ドライブが安全で楽しくなりますので是非お試し下さい。