
あれ~?
これって、どうしたらいいのかな~?

どうしたんだい?
たけるくん。

ハガキを出そうと思ったんですけど、料金が変わってるみたいで料金が不足しちゃうんですよ~。
もう古いハガキは使えないんですかね?

なるほど、それはちょっと悩むよね。
よし!
じゃあどうすれば良いか教えてあげるね。
実は2019年10月1日から郵便料金の改定が行われました。
なぜなら消費税が8%⇒10%に増税されたことによるものなんです。
消費税増税は、こんなところにも影響があるんですね~(;^_^A
本記事の内容
- 古いハガキや切手は使えるの?
- 郵便料金が足りない時は、どうすればいいの?
- 古いハガキや切手は返金できるの?
- 新しい料金を教えて!
この記事ではこのような疑問を解決します!
タケルくんと同じように、古いハガキや切手が使えるのかどうか気になる方も多いのではないでしょうか?
ちょっとしたことですが、こういうことを事前に知っておくと事務作業がスムーズに進められますよ♪
記事の信頼性
- 郵便局の情報
- 私も新しい切手を買っている
この記事を読み終えると、ハガキを出す時に料金不足で返ってくることがなくなります。
では早速みていきましょう。
古いハガキや切手は使えるの?
これは結論から言いますと、古い切手は使えます!
ですので、捨てたりしないで下さいね。
ハガキやレターパックなども同様に使えます。
最近は電子メールやSNSなどの普及によって、ハガキを出す機会が減りました。

うちでも写真のように、未使用の切手が家の中で眠っています。
しかしこういうものも、まだ使えるなら使わないともったいないですよね?
では、その具体的な使い方をみてみましょう。
郵便料金が足りない時はどうすればいいの?
郵便料金改定後に古いハガキなどを出す場合は、料金が不足してしまいますので不足分の料金を追加しなければなりません。
この場合2つの選択肢があります。
- 不足分の切手を購入して貼る
- ハガキや切手を新料金のものに交換する
ではこの2つを、具体例を交えながら見ていきます。
不足分の切手を購入して貼る
今回の改定では、ハガキが62円⇒63円に封筒が82円⇒84円に変わっています。
つまり数円単位で足りない訳です。
- ハガキで1円の不足
- 封筒で2円の不足

えっ?
1円や2円の切手なんかあるんですか?

そうだよね~。
なかなか目にしない金額の切手だからそう思うよね。
タケルくんと同じように疑問に思う方も多いと思いますが、普通に存在しますのでご安心下さい。
1円切手や2円切手は、郵便局の他にもコンビニや金券ショップなどで購入が可能です。
ただしコンビニは、店舗によっては取り寄せになるかもしれません。

無い場合は数店舗回ってみると良いでしょう。
購入出来るコンビニについては、こちらの記事でまとめてありますので合わせてチェックしてみて下さい。
古いハガキや封筒を出す際は、不足分切手を別途購入して貼ると使用することが出来ます。
62円切手+1円切手=63円切手
82円切手+2円切手=84円切手
この方法が1番追加費用が少ない手法になります。
次に説明する方法では、若干手数料が掛かります。
ハガキや切手を新料金のものに交換する
郵便局に行くと、古いハガキや切手を新料金のものと交換することが出来ます。
ただし、5円の手数料が掛かってしまいます。
例)
古い切手( ハガキ )62円+不足分1円+手数料5円=6円の支払い
古い切手82円+不足分2円+手数料5円=7円の支払い
このように、不足分と合わせて手数料を支払うことになりますので、先ほどご紹介した不足分の切手を貼る方が費用的には安く済みます。
ただ、切手をベタベタ貼るのが嫌で見た目をスッキリさせて送りたい場合などは、こういう方法もあるので覚えておくと良いでしょう。

なるほど~。
不足分の切手を貼ると使えるんですね!

そうだね。
その方がお安く使えるのでオススメだよ♪

先輩ありがとうございました!
ついでに聞いていいですか?
家にまだ結構古いハガキが残ってるんですけど、これって返金はできますか?。

あ~、それもよくあることだね~。
古いハガキや切手を返金できるのかどうか。
その辺りも話しておくね。
という訳で、続いては古い切手やハガキの返金についてお話します。
古いハガキや切手は返金できるの?
買ったけど、使わないまま何年も眠っているハガキや切手。
これを郵便局で返金できるのでしょうか?

答えはNOです!
基本的に1度購入したものは、返金は出来ません。
ただし手数料を支払えば、切手類と交換はすることが出来ます。
手数料は以下の通りです。
切手の交換手数料 | |
---|---|
郵便切手・通常はがき | 1枚につき 5円 |
往復はがき・郵便書簡 | 1枚につき 10円 |
特定封筒(レターパック) | 1枚につき 42円 |
10円未満の郵便切手や郵便はがき | 合計額の半額 |
詳しくは郵便局でお尋ね下さい。

なるほど~。
返金は出来ないけど、手数料を支払うと交換ができるんですね!

そうだね。
ちなみに金券ショップとかだと、定価の約65%ほどでの買い取ってくれるよ!だから捨てるくらいなら金券ショップに持って行こうね。

へ~、そうなんですね!
ところで、新しい郵便料金て全部変わったんですか?。

よし!
じゃあ、その辺りも話しておくね。
では次に、新しくなった切手の料金について見てみましょう。
新しい郵便料金を教えて!
先ほどからお話している、新しい郵便料金がどう変わったのか。
全ての料金が変わった訳ではなく、その中の1部が数円単位で変わっています。
新料金は次の通りです。
種類 | 重量 | 旧料金 | 新料金 |
---|---|---|---|
定形郵便物 | 25g以内 | 82円 | 84円 |
50g以内 | 92円 | 94円 | |
定形外郵便物 規格内※ | 50g以内 | 120円 | 120円 |
100g以内 | 140円 | 140円 | |
150g以内 | 205円 | 210円 | |
定形外郵便物 規格外 | 50g以内 | 200円 | 200円 |
100g以内 | 220円 | 220円 | |
150g以内 | 290円 | 300円 | |
通常ハガキ | 62円 | 63円 |
※規格内は長辺34㎝以内、短辺25㎝以内、厚さ3㎝以内および重量1㎏以内です。
種類 | 旧料金 | 新料金 |
---|---|---|
速達(重量250g以内) | 280円 | 290円 |
一般書留・現金書留※ | 430円 | 435円 |
簡易書留 | 310円 | 320円 |
レターパックプラス | 510円 | 520円 |
レターパックライト | 360円 | 370円 |
※一般書留は損害要償額が10万円までの場合、現金書留は損害要償額が1万円までの場合の料金です。
このように数円単位で値上がりしています。
しかし1円でも足りないと戻ってきてしまいますから、きちんと料金を確認してから送るようにしましょう。
クリックポスト・ゆうパケット・ゆうメールについて
クリックポスト・ゆうパケット・ゆうメールについても一部価格が変わっています。
旧料金 | 新料金 | ||
---|---|---|---|
クリックポスト | 3㎝まで | 185円 | 188円 |
ゆうパケット | 1㎝まで | 250円 | 250円 |
2㎝まで | 300円 | 310円 | |
3㎝まで | 350円 | 360円 | |
ゆうメール | 150gまで | 180円 | 180円 |
250gまで | 215円 | 215円 | |
500gまで | 300円 | 310円 | |
1㎏まで | 350円 | 360円 |
クリックポストで3円、ゆうパケットの2㎝以上、ゆうメールの500g以上でそれぞれ10円の値上がりとなりました。
郵便料金の値上がりの歴史
実は今回の値上がりの前にも何度か値上がりしているんですが、そのほとんどの理由が『 消費税の増税 』なんです。
そもそも1981年当時、ハガキの値段は40円封筒が60円でした。
1989年4月に消費税3%が適用されてハガキが41円、封筒が62円に値上がりしました。
その後も2014年4月に消費税が8%になった時に、ハガキが52円封筒が82円になりました。
そして今回2019年10月に消費税が10%になって、ハガキが62円封筒が84円まで上がったきました。
つまりこの38年の間に、ハガキが22円、封筒が24円も値上がりしているんですね。
消費税はまだ上がる可能性が大ですので、更に郵便料金が上がることが予想されます。
いくら電子メールが盛んになっている時代とは言え、やはり郵便でないといけない案件はいくつも存在します。
ですから、こういう料金の改定には敏感になっておいた方が良いでしょう。
そしてその度に古いハガキや切手が出てきますので、今回と同じような対処法で無駄なく使い切りたいものです。
収入印紙のリニューアルに関する記事もありますので、合わせてチェックしてみて下さい。
意外と知らない内に、こういうことって変更されてますよね~。
しっかり把握しておきたいところです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- 古い切手は使える
- 古いハガキやレターパックも使える
- 不足分の切手を購入して貼る
- ハガキや切手を新料金のものに交換する
- 1円切手や2円切手はコンビニで買える
- 古い切手やハガキは郵便局では返金は出来ない
- 手数料を支払えば、古い切手やハガキは新しい物に交換できる
- 金券ショップだと定価の65%程度で買取してくれる
古いハガキや切手は、不足分の切手を追加することで使えるという内容をお伝えしてきました。
返金は出来ないけど、手数料を支払うと切手類と交換が出来ること。
そして金券ショップなどでは、定価の約65%ほどで買い取ってくれること。
このように古いハガキも切手も、何かしらの使い道があることがお分かり頂けたと思います。
古いからとあきらめずに、ぜひ有効活用されてみてはいかがでしょうか?
私も大掃除の時に、古いハガキや切手を見つけて郵便局で交換するか、見つかった枚数分の追加分切手を購入しようと思います( *´艸`)
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪