スカイラインGT-Rは速いのか?現役オーナー目線で解説します!

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突然ですがスカイラインGT-Rという車をご存知でしょうか?

H18年現在ではスカイラインの文字が消え『GT-R』というブランドで販売されている車です。

 

実は私スカイラインGT-Rに9年間乗り続けています。

そしてこの10月で10年目に突入しました!

巷ではGT-Rは速いと言われていますが、果たして実際はどうなのでしょうか?

気になっている方もいらっしゃると思いますので、今回は現役オーナーである私が感じた事を正直に書いてみます!

 

GT-Rは速いのか?

GT-Rは速いのかどうかというのは、他の車と比べてどうなのかは分かりません。

ただ言えるのは、ノーマルのGT-Rは決して速くはないと思います(^^;

それが実際に乗った感想です。

 

もちろん、以前私が乗っていたスカイラインの基準車(HCR32 GTS-t タイプM、ECR33GTS25t)と比べたらそれは速いと思います。

 

では簡単にスカイラインGT-Rの歴史と、速くないと思える理由を探っていきましょう。

 

スカイラインGT-Rの歴史

スカイラインの名前の由来

初代から開発に携わった桜井眞一郎氏が、スキーで訪れた群馬県草津市の芳が平(よしがだいら)ヒュッテからの景観を見た時にその景色をみて命名しました。

澄み渡った青空と、白銀の山々の稜線に深く感銘を受け『空に続く道を駆け抜ける車のようであれ』との思いから名付けられたとされています。

 

第1世代

スカイラインの歴史の中で、初めてGT-Rというバッジを付けたのがKPGC10というモデルで、通称『ハコスカ』と呼ばれる1970年デビューの昭和の名車です。

現在の中古車市場では、家が買える金額まで跳ね上がっています!
そもそも総生産台数が1,100台程しかなく、タマ数が少なく希少価値が凄まじいのです。

 

第2世代GT-R

 

スカイライン型式
年式
総生産台数
BNR32GT-RH01~H06(1989~1994年)43,934台
BCNR33GT-RH07~H10(1995~1998年)
16,520台
BNR34GT-R
H11~H15(1999~2003年)12,175台

これら3モデルの総称が第2世代GT-Rなのです。

私が乗っているのはR33GT-Rですから、第2世代という事になります。

 

 

第3世代

現在のR35GT-Rですね。

こちらも初期型で777万円という元々高級車でしたが、毎年アップデートされていて今は1,000万円超えています。

 

つい最近スポーツニュースで話題になったので、ご存知の方も多いと思います。

 

 

GT-Rが速くない理由

今回は現役GT-Rオーナーとしてのお話なので、ハコスカとR35GT-Rの速さは除外してお話します。

 

GT-Rと言えば、レースで勝つために作られた車。

当時のグループAというレースは市販車ベースでのレースでしたので、日産はレースで勝つためにこのスカイラインGT-Rという車を市販化しました。

 

GT-Rというグレードは、スカイラインの中で最上位のグレードの位置づけになります。

その中でも標準車と、その上にV-SPECという電子制御のアクティブLSDやアテーサE-TS PROを搭載したモデルが存在します。

 

当時のレースでのGT-Rの馬力は約600ps(馬力)

市販車のGT-Rの馬力は自主規制が入り、わずか280ps。

 

第2世代GT-RのエンジンはRB26DETTという2,600cc(レースのレギュレーションによって中途半端な数字)のツインターボエンジンが採用されています。

元が600psもの馬力のエンジンを市販化するために排気系の径を細くしたり、排気のバルブタイミングを早めたりと、ありとあらゆるデチューンを施して280psまで落として販売されました。

しかしそれでもノーマルで300psを超える個体も存在したと言われています。

 

そうです、Z32の登場によって馬力の自主規制が行われていた時代ですので、半分以下の馬力まで出力を落としてあるのです。

デチューンとはズバリ、馬力を下げるチューニングのことなんです。

ノーマルのGT-Rが速くないのはそういった背景があるんです。

 

実際のR33GT-Rはどうなのか?

では実際に私が乗った感想を語りたいと思います。

私は以前はR32GT-Rのブーストアップ仕様に乗っていました。

その時の最大ブースト圧は1.0kgf/㎠でしたから、おおよそ350ps前後だったと思います。

 

それから今のR33GT-Rに変わって、0.8kgf/㎠ですからまぁ遅いですね(;^_^A

特に低速トルクがありません。

 

RB26DETTエンジンは高回転型ですので、街乗りなんかで常用する2,000~4,000回転辺りはトルクが細いのです。

5,000回転から上は気持ちよく加速しますが、一般道ではほとんど使わない回転域になります。

 

R33型は重いというイメージがあるかと思いますが、R32の頃よりわずかながらブースト圧が上げられていますので、乗った感じではそれほど重さは感じません。

 

ここまではあくまでノーマルでのお話で、ブーストアップやタービン交換などをすると本来のGT-Rの速さになります。

 

400ps~500ps辺りになると、目が追い付かないくらい速くなります!

私が所属しているNROCというチームのメンバーさんの車のほとんどがそのくらいの馬力が出ていて、たまに横に乗せてもらう機会があるんです。

 

そういった馬力の車は、低速からトルクがありどこからでも踏んで行ける車に豹変します!

 

でも、それが本来のこの車のポテンシャルだと思います。

 

他にもGT-R関連の記事を書いていますので、合わせてどうぞ。

これからGT-Rを購入する方はコチラ

⇒R32 R33 R34 GT-R購入時に見るべき5つのポイント!

まとめ

これまでお話してきたことをまとめると、ノーマルのGT-Rは遅いです。

しかし、それはあくまでノーマルでのお話です。

ブーストアップなどで少しだけ解放してあげると、とんでもなく速くなります!

 

そうは言っても、もう販売から20~30年も経っていますので、キッチリ劣化している部位をレストアしてからでないと、怖くてブーストは上げられません。

これから買う方は、どうしても最初から速さを求めるのであればチューニング車済みの個体を探しましょう。

そうしないと、ノーマル車を買ってからエンジンや足回りのレストアをするだけで数百万円かかるからです。

 

ただどちらも価格は上昇を続けていますから、本当に乗りたい方はお早めに!

ちなみにR35の速さは別格でした!

お値段もお手頃なので、速さ重視の方はR35という選択肢もありますよ!

ただし、車検時にお金がかかるといデメリットもありますので、慎重に選択されて下さい。

 

 

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