使い捨て乾電池って、家の中で結構必要ですよね?
特に小さなお子さんがいらしゃるご家庭では、沢山購入されているのではないでしょうか。
我が家の場合も、5歳と2歳の子供がいますのでおもちゃの電池が大量に必要なんです(^^;
- プラレール
- アンパンマンカメラ
- トミカ
- 踊るぬいぐるみ
- 電子ピアノ
子供のおもちゃは電池がいくらあっても足りなくなりますし、結構消費が激しいため使い捨て乾電池だと買ったり捨てたりが大変です。
これでは不経済ですし、環境にもよくない!
そこで便利なのが充電式乾電池(ニッケル水素充電池)です。
使い捨て乾電池が使い捨てなのに対し、充電式乾電池は約1000回充電して繰り返し使えるのが特徴です。
我が家では、中でも一番使用頻度の高い単3形と単4形の充電池を購入して使っています。
そして充電池を購入すると、必ず必要となってくるのが充電器です。
この充電器も沢山の種類があってどれにするか結構悩みました。
- 価格
- 充電できる本数
- 充電状態の表示方法
- リフレッシュ機能の有無
- USBが使えるかどうか
- 充電時間
このように本当に沢山の選択項目があるんですよね(;^_^A
そこで今回は、充電式乾電池の充電器についてお話したいと思います。
充電器を選ぶ3つのポイント
まず購入するにあたって、充電器を選ぶポイントをお伝えしておきますね。
充電器には大きく分けて3つのポイントがあります。
- 充電時間
- 充電本数
- 充電状態の表示方法
では順番に見ていきましょう。
充電時間
これは単純に標準タイプか急速タイプかという選択です。
標準充電器:充電時間5時間以上
急速充電器:充電時間5時間以内
このように5時間を境に分けられています。
ただし、急速タイプは充電時間は短縮できる代わりに、大きな電流による充電池へのダメージが大きいため寿命が短くなるデメリットがあります。
電池を大量に消費される方 ⇒急速充電器
電池の消費がそれほどない方⇒標準充電器
ここは好みの分かれるところで、少しでも早く充電したいのか遅くても充電池を長持ちさせたいのかで選択が変わってきます。
ちなみに私は標準タイプを選択しました。
理由は、充電池は1000回~2000回使えると書いてありますが、実際は4~5年持てば良い方なんですね。
もし急速充電のダメージで3年で寿命になったとしたら、何だかもったいない気がして、、、。
これは個人の考え方なので、急速タイプで素早く充電し使用したい方は急速タイプの方が良いでしょう。
本当にここは好みで選んでもらって良いと思います。
充電本数
充電本数は8パターンくらいあります。
- 2本
- 4本
- 8本
- 10本
- 12本
- 16本
- 18本
- 20本
これはどのくらいの本数をお使いになるかで選択肢が変わっています。
10本程度しか使わないのであれば10本以下で大丈夫ですし、20~30本使う方であれば10本以上のタイプを選んでおけば間違いないでしょう。
実際に使ってみると分かりますが、1度にまとめて充電する機会ってそんなには無いです。
本数の多い充電器はそれだけ幅が必要ですから、充電機を置くスペースも考慮しながら選ぶと良いでしょう。
充電状態の表示方法
これもいくつかのタイプがあります。
- ランプの色による表示
- 液晶のマークによる表示
- LCDの数値による表示
私はこの液晶マークタイプを使っています。
これも好みによりますが、どの充電機にも何かしらの表示がありますので安心して下さい。
例えば夜に充電される方で寝室に充電機を置く場合、液晶タイプですと結構明るい光が出ていますので寝る時に気になるもかも知れません。
置く場所を変えれば問題ありませんが、ランプタイプを選択するのも一つの手段でしょう。
これから数種類の充電器をご紹介しますので、詳しくはそちらをご覧下さい。
充電機を6つのタイプでご紹介
さて、充電器の基本的なポイントが分かったところで、いよいよ選んでいきましょう。
ここからは6つのタイプ別に合わせて、商品をご紹介していきます。
- なるべくコストを安く済ませたい
- スタンダードなモデルが欲しい
- とにかく本数主義
- 充電時間重視
- 表示にコダワリたい
- 最新商品が好き
なるべくコストを安く済ませたい
充電地と充電器をなるべく安く購入したい方はコチラがおすすめです!
単3形充電地と急速充電器のセットでこのプライス!
EBL 急速電池充電器セット iQuick充電器 &USB入力付き+単三2300mAh*4充電池 単三単四ニッケル充電池に対応 1本約40分でフル充電
USBでの充電が可能ですので、持ち出しが可能です!
車で充電して目的地で使うといった使い方が出来るのです。
1本40分で充電可能なので4本でも約160分で充電完了!
スタンダードなモデルが欲しい
いわゆる標準タイプで、安心して使えるモデルです。
標準充電器で8本タイプがコチラ。
エーモード(AMODE) 充電池用充電器 単3 単4 兼用 充電器 リフレッシュ 放電機能 充電量表示機能 enevolt enelong eneloop ニッケル水素電池 対応 8本
充電時間は4~5時間掛かりますが、液晶表示で見やすくるリフレッシュボタンが付いています。(リフレッシュボタンは後ほど解説します)
私が購入したのはコチラの商品でした。
標準充電器で4本タイプ、単3形充電池・充電器のセットはコチラ。
パナソニック エネループ 単3形充電池 4本パック スタンダードモデル BK-3MCC/4SA + 充電器 BQ-CC71AM-K セット
パナソニックのエネループ標準セットになります。
充電時間はやや長めで8時間以上かかる場合があります。
エネループはメモリー効果や自然放電を抑えた商品で、乾電池に近い使い方が出来る特徴があります。
とにかく本数主義
一度に沢山充電したい方は、スロット数の多いモデルが良いでしょう。
標準充電器で18本タイプはコチラ。
BONAI 電池充電器 ニッケル水素・ニカド充電池専用充電器单体 単3形・単4形兼用 9V対応 16+2本同時充電可能【180日間品質保証】
この商品は、ニカド充電池・ニッケル水素充電池・9V電池まで充電可能です。
一度に16本+2本(9V)も充電できる優れもの!
標準充電器で16本タイプはコチラ。
ニッケル水素充電池専用 充電器 TGX16 最大16本同時充電 エネループ/エネロング対応 単3/単4兼用 ブラック
コチラは車のシガーでも使えますので、アウトドア派にピッタリです♪
16本使用可能ですので、携帯ラジオや懐中電灯など屋外でも大活躍間違いなし!
充電時間重視
とにかく早く終わらせたい方は急速充電器がおすすめ!
パナソニックのエネループ用急速充電器はコチラ。
【Amazon.co.jp限定】パナソニック 急速充電器 単3形・単4形 黒 BQ-CC73AM-K
エボルタ・エネループの単3形充電池使用時の充電時間は、4本で最短約90分で可能!
標準充電器の約半分程度の時間で充電できます。
コチラは珍しい形の急速充電器。
Powerowl急速電池充電器単三単四ニッケル水素/ニカド充電池に対応 16本同時充電可能 電池寿命を効果的に向上させる定電流定電圧充電(独特の円盤スタイル)
パワフルという充電池専用とありますが、他のメーカーの充電池も使えたというレビューがありました。
パワフルは充電池の形状が乾電池とほぼ同じなので、プラス極の長さで使えなかった機器に使用可能になります。(通常の充電池は全長は同じでもプラス極が若干短いです)
表示にコダワリたい
ランプ表示じゃ満足できない!
キチンと数字で確認したいあなたにはコチラ。
Miboxer(マイボクサー) 電池充電器 18650 充電器 ミニ四駆 電池 【 1.5A 充電可能 8スロット独立 】 Mi-C8
充電電流値設定、充電電圧設定、充電時間、充電モード、バッテリーの種類判別、(バッテリーの劣化をチェックできる)内部抵抗値、電池容量のデータを表示。
充電状況を簡単に把握できます。
最新商品が好き
新しいもの好きな方にはたまらない商品です!
充電池の脱着が面倒な方はコチラ。
入れるだけUSB電池充電器「充電ポット」CUSBSDBC 【 単3 単4 18650型 ※単3・4電池はニカド、ニッケル水素充電池のみ対応 】
電池のセットのわずらわしさから解放!
フタを開けて入れるだけなので簡単充電!
そして充電器を必要としない充電池がコチラ。
HOMEME 単3形充電池 USB充電式 リチウム電池 4本パック 充電器不要 充電ケーブル不要 1.5V 1000mAh くり返し1000-1500回使用可能 二年保証
これまでの概念を吹き飛ばす発想!
USBがあれば、充電池のプラス側を外してUSBポートに差すだけで充電できる優れもの!
しかも、多くのニッケル水素受電地が1.3Vなのに対し1.5Vと使い捨て乾電池と同等なんです。
これは今度、私も買ってみようと思いました♪
充電が少し残っている電池の充電方法
全て使い切ってから充電するのが通常ですが、どうしても中途半端に電池残量が残ってしまうケースがあります。
充電池というのは、完全に放電してから充電しないと徐々に使用できる時間が短くなってしまいます。(メモリー効果)
ですので、できれば電池を使い切ってから充電したいところですが、わざわざ機器にセットして切れるのを待つのは時間と手間が掛かってしまいますよね?
そんな時に便利なのが「REFRECH(リフレッシュ)ボタン」です!
機器に付いているこのリフレッシュボタンです。(付いていない機種もあります)
電池をセットしてこのREFRECHボタンを2~3秒長押しすると、自動で完全放電した後に充電を開始してくれるんです♪
ディスプレイ左端にディスチャージ「DISCHG」の表示が出ます。
この機能を使えば、メモリー効果が起こるのを防ぎ、電池の使用時間減少を防ぐことができます。
ただし、放電には時間がかかりますので放電~充電まで8時間近くかかる場合があります。
ですので放電したい場合は、時間がある時に行うと良いでしょう。
ニッケル水素充電池のメリット・デメリット
さて、この便利なニッケル水素充電池ですが、その特徴を知ってから使わないと逆に使い捨て乾電池より高くついてしまう可能性があります。
では、そのメリット・デメリットをみていきましょう。
【メリット】
- 約1000回くり返し使える
- 1度買えば、しばらく買いに行かなくて済む
- 使い終わったらリサイクルに出すので環境にも良い
- 水素なので爆発や発火のおそれがほとんどない
【デメリット】
- 自然放電が大きく、充電後使わないで置いておくと電池容量が減る
- 完全放電しないで充電を繰り返すとメモリー効果で電圧が下がる
- 過放電・過充電に弱い(最近の機器では改善されてほぼ問題なし)
- 乾電池に比べてやや割高(充電4回で逆転するので実際は割安)
このように、使い方次第ではどんどん電圧が下がってしまい、すぐに使えなくなる可能性があるのです。
自然放電に関しては、機器によっては充電してすぐに使い始めても数時間もしない内に切れてしまうケースもあるようです。
過放電は、切れたまま放置すると起こってしまいます。
これは電池の劣化に繋がりますので避けたい所です。
そこでニッケル水素充電池の弱点である、自然放電とメモリー効果を極力抑えた商品が誕生しました!
それが先ほどご紹介したパナソニックのエネループという商品です。
このエネループが出てから、ニッケル水素充電池は随分使いやすくなりました。
価格:993円
価格は単3形4本で約1,000円しますが、普通の使い捨て乾電池と同じ感覚で使えるのが特徴です。
それでも完全に弱点が無くなった訳ではないので、先ほどお話したREFRESHボタンを活用して完全放電を意識してから充電して使うようにすると長持ちするでしょう。
コチラの記事も合わせてどうぞ。
トラブルはあるの?
私が使っている充電器は、ここ2~3年使い続けていますが、トラブルというトラブルは特にありません。
しいて言えば、充電が終わらない時があるくらいです。
2時間ほど過ぎても点滅したまま。
その後待てど暮らせど点滅が終わりません(;・∀・)
そんな時はどうするか。
一度充電器のコンセントを抜いてしばらく放置。
1時間程度空けてから、再度コンセントに差して充電を開始します。
これで充電がキチンと終わる場合があります。
それでもダメな場合は、充電池の端子が汚れている可能性がありますので、ティッシュでやさしく端子を拭いてみて下さい。
入れ直してみるのも有効な手段です。
それでも直らない場合は、REFRECHボタンを押して一度完全放電させてから充電し直します。
充電を繰り返した充電池は、やがて充電できなくなりますので、その場合はリサイクル回収BOXへ捨てましょう。
詳しい捨て方はこの記事でまとめてあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
6つのタイプに分けて充電器をご紹介しました。
ニッケル水素電池は万能では無いですが、その特徴を理解したうえで使用すると便利な電池です。
お好みにあった充電器を手に入れて、快適な充電池生活を送りましょう♪
ポイントはメモリー効果を意識して充電する事ですね!
ただし、過放電は電池の寿命を縮めてしまいますから20~30%残しくらいで充電して使いましょう。
これさえ守れば長く使えてエコですし、電池を買い直さなくて良いですからお財布にもやさしいです。
ぜひ、お試しして下さいね♪