タイヤの空気圧のチェック頻度は?測定方法から入れ方まで徹底解説

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突然ですが、車のタイヤの空気圧って意識したことありますか?

前回、空気圧チェックされたのっていつくらいですか?

えっ(;・∀・)

お、覚えてない?!

いや~、実はこれを即答できないと、ちょっとマズイんですよね~(;^_^A

 

なぜマズイのかと言いますと、小さな軽自動車も大きなワゴン車もタイヤの幅の差はあれど、1つのタイヤで約10㎝×15㎝程度の接地面積しかないからなんです。

そこに、車種にもよりますが1t~2t近い車重が掛かっているんですね。

それだけに空気圧の管理は安全運転に非常に密接に関わってきます。

 

そんな大切な空気圧のチェックを、前回いつやったか覚えていないというのは、、、

 

なんか怖くないですか?

 

もし空気圧が極端に減っていたり、逆に高過ぎたりしたら危険な状態なのは想像がつくと思います。

ですから、車に乗るうえでタイヤの空気圧のチェックはとても大切な項目だと言えます。

 

点検頻度はどれくらい?

空気圧が高過ぎたり低過ぎたりするとどうなるの?

タイヤの空気圧のチェック方法は?

タイヤの空気圧ってどのくらい入れれば良いの?

空気圧の入れ方は?

 

私は中古車販売もやっていますので、仕入れた車は必ず空気圧を測定し、適正圧まで補充してから販売しているんですね。

空気圧調整をしていないタイヤでお客様に納車する訳にはいかないですから、ここは徹底して管理しています。

 

その経験を活かし、今回はタイヤの空気圧チェック頻度とその方法、それに空気圧の入れ方をお伝えしたいと思います。

 

それではまず、タイヤ空気圧チェックの頻度のお話から始めます。

 

 

点検頻度はどれくらい?

タイヤの空気圧の点検頻度はどれくらいが良いのでしょうか?

 

答えは1か月に1度くらいです。

 

と言いますのも、タイヤの空気圧は、1か月でおよそ10~20kpa(キロパスカル)減っていきます。

 

これを例えば3ヵ月見なかった場合、少なくとも30~60kPaも減少してしまうのです!

これでは燃費も走行性能も悪化してしまいます。

ですので、スタンドで給油する時に(電気自動車の場合充電する時)、月1でエアーチェックする習慣をつけることをオススメします。

 

タイヤの空気圧の高すぎ・低過ぎとは?

タイヤの空気圧は、適当に入れれば良いというものではありません。

なぜなら、空気圧によって乗り心地や燃費に影響があるからなんです。

それでは空気圧が高すぎる場合&低過ぎる場合のメリット・デメリットから見ていきましょう。

 

【高過ぎる場合のメリット】

  • タイヤの接地面積が少なくなるので、摩擦抵抗が減り燃費が若干良くなる
  • 同じく接地面積が少なくなる分ハンドルが軽くなる
  • 空気が沢山入っているので、空気圧チェックの頻度が減る

【高過ぎる場合のデメリット】

  • タイヤに空気がパンパンに入っているので、ちょっとした路面のうねりなどで車が跳ねてしまい、ゴツゴツとした乗り心地となる
  • タイヤの中央部分だけ接地するようになるので、変摩耗してしまいタイヤの寿命が短くなる
  • 接地面積が低いことにより、加速性能や直進安定性が悪くなる
  • 同じ理由でブレーキの制動距離も増加する
  • 衝撃に弱くなるので、バースト(パンク)の危険性がある(パンパンに膨らました風船と同じイメージ)

 

【低すぎる場合のメリット】

  • 接地面性が増えるので、路面のうねりを吸収して乗り心地が良くなる
  • タイヤが路面をしっかりとらえるので、グリップ力(路面をとらえる力)が増す

【低過ぎる場合のデメリット】

  • タイヤの接地面積が増えるので、燃費がかなり悪化する
  • 本来タイヤのサイド面(弱い部分)が接地してしまうため、バースト(パンク)しやすくなる
  • 接地面積が増えた分、ハンドル操作が重くなる

 

このように高過ぎたり低過ぎたりすると、多少のメリットこそあれど圧倒的にデメリットの方が多いのがお分かりいただけたかと思います。

 

空気圧メリットデメリット
高過ぎ・摩擦抵抗が減って
 若干燃費が良くなる
・ハンドル操作が軽くなる
・空気圧チェックの頻度が減る
・路面のうねりなどで、車が跳ねる
・タイヤの中央部分が変摩耗する
・タイヤの寿命が短くなる
・加速性能、直進安定性の悪化
・ブレーキの制動距離の増加
・タイヤの破損のおそれがある
低過ぎ・路面のうねりがあっても、
 車がそれほど跳ねなくなる
・接地面性が増える分、グリップ力
(路面をとらえる力)が増す
・摩擦抵抗が増えて燃費が悪化する
・バースト(パンク)の危険性がある
・ハンドル操作が重くなる

 

これを踏まえた上で、それでは次に空気圧のチェック方法を見ていきましょう。

 

タイヤの空気圧のチェック方法

タイヤの空気圧をチェックする方法は、実はとっても簡単なんです!

用意する道具は1つだけ。

タイヤの空気圧のチェックには、エアゲージという道具を使います。

これはタイヤのエアバルブに先端を差し込むだけで、現在のタイヤの空気圧まで針が動いて測定できる道具なんです。

 

POINT

エアーの単位はkPa(キロパスカル)で表します。

古い車ですとkg/㎠(キログラムフォース)で表記されている場合もあります。

今は新計量法によってkPaが使われるようになっています。

例:230kPa=2.3kg/㎠

これもいくつか種類があって、スペアタイヤがあるかないかで測る数値が変わります。

私のようにスペアタイヤがある車にお乗りの方は、500kPaまで測れるものを用意しておくとスペアタイヤの空気圧も測れるので良いでしょう。

 

350kPaまで測定可能タイプはコチラ。(スペアタイヤ無しの車種向け)

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500kPaまで測定可能タイプはコチラ。(スペアタイヤ有りの車両向け)

 

もっと高額な商品もありますが、空気圧を測るだけですのでこれで十分です。

 

 

適正空気圧

まずは測定する前に、お乗りのお車の適正空気圧を確認しておきます。

適正空気圧とは、車両ごとにカーメーカーが指定しているタイヤの車両指定空気圧のことです。

 

純正のタイヤサイズでしたら、運転席側のドア付近にシールが貼ってあり適正空気圧が表示してあります。

この数値は下限値であり、メーカーがこれ以上下げないで欲しいという数値になりますので、注意しましょう!

これは私の車の例ですが、左からタイヤサイズと前輪・後輪に分けて空気圧が表示してあります。

タイヤサイズに関しては、タイヤの側面に表示がありますので簡単に確認出来ると思います。

 

コチラの記事で、タイヤ側面の表示に関しても触れていますので合わせてどうぞ。

私の車の場合、純正サイズですと2.3kg/㎠(230kPa)が適正空気圧ということになります。

ちなみにスペア(応急用)タイヤは4.2kg/㎠(420kpa)と高めです。

このため500kPaまで図れるエアゲージが必要なんですね。

スペアタイヤもいざという時に空気圧が低下して使えないと困るので、半年に1回程度は測定しておきましょう。

 

タイヤに空気を入れる時は、この適正空気圧まで入れることになりますので、測定する前に適正空気圧の数値を把握しておく必要があるのです。

 

適正空気圧の確認は終わりましたか?

はい、それでは空気圧のチェックに行ってみましょう!

 

空気圧チェック手順

大前提としてタイヤの空気圧チェックをする時は、タイヤが冷めている時に行いましょう!

何故かと言いますと、走行直後などはタイヤが熱を持って中の空気が膨張していますので、正確な数値が測れないからです。

この状態で測定すると10~20kPaほど多めに数値が出てしまう恐れがあります。

 

車は停車した状態でエンジンも切ってから測定します。

 

タイヤの空気圧のチェックは、以下の手順で行います。

  1. タイヤについているバルブのキャップを外す
  2. エアゲージの先端をバルブに押し当てる
  3. 針の差している数値を読む
  4. エアゲージを外しキャップを締める

では、順番に見ていきましょう。

タイヤに付いているバルブを外す

タイヤを見ると、ホイール部分にバルブが見えると思います。

そこのバルブに付いているキャップを、左回しに回して外します。

このキャップは手で簡単に回りますので、工具は不要です。

 

純正の場合はゴムで、社外ホイールの場合は金属で出来ています。

外したキャップはポケットに入れておくか、トレーなどに入れておいて失くさないように注意しましょう。

 

エアゲージの先端をバルブに押し当てる

エアゲージの先端を真っすぐバルブに押し当てます。

この時に斜めに差してしまうと、そこからエアーが漏れてしまったり正確な数値が測定できなかったりしますので、必ず真っすぐに差すようにして下さい。

エアゲージを差して、シューシュー音がするようでしたら再度差し直して音が止まる位置を探しましょう。

 

針の差している数値を読む

エアゲージを指すと針が動いて現在の空気圧の所まで動いて止まります。

この時に先ほどお話した適正空気圧と比較して、高いのか低いのか丁度良いのかを判断します。

 

例)適正空気圧230kPaの場合

実測値:270kPa=高過ぎ

実測値:190kPa=低過ぎ

この場合は230kPa~250kPaくらいの空気圧であれば、特に乗り心地に不満が無ければそのままでもOKです!

 

つまり適正空気圧のプラス10~20kPaくらいなら、問題ないということです。

長距離走行後に入れる場合は測定値が高めに表示されますので、やや多めに入れると良いでしょう。

 

丁度良い場合は何もする必要はありませんが、低過ぎる場合は補充する必要があります。

補充の仕方は、この後説明します。

 

POINT

高すぎる場合のエアーの抜き方

もし測定値が高すぎる場合は、その場でエアーを抜くことが出来ます。

エアゲージの⇒部分のポッチを押すと、エアーが抜けます。

ゲージの針の数値を見ながら、少しずつ抜いて調整します。

ポッチは離すと止まりますので、短めに何度か繰り返して合わせましょう。

 

エアゲージを外してキャップを締める

測定が終わったら、エアゲージを抜いてキャップを右回りに締めて終了です。

この時、キャップは手で回して止まる所まででOKです!

無理に締め込み過ぎると、キャップが破損したりバルブが壊れてエアー漏れが発生したりする原因となりますので注意が必要です。

 

特に純正のゴムキャップは経年劣化で痛むのが早いので、ひび割れなどが見つかった時は、トラブル防止のためにも早めに交換した方が良いでしょう。

価格はどのメーカーもおおよそ4つで1,000円程度です。

ディーラーに注文するか、インターネットでも購入できます。

 

空気圧の入れ方

空気圧を入れ方は、簡単に分けて2種類あります。

  1. ガソリンスタンドやディーラー、量販店などで入れる
  2. 自分でコンプレッサーなどを使用して入れる

入れ方に関しては先ほどの空気圧チェックと同様で、エアゲージの代わりに空気入れのノズルをバルブに押し込む流れになります。

  • タイヤについているバルブのキャップを外す
  • 空気入れの先端をバルブに押し当てる
  • 針の差している数値を読みながら、適正空気圧に合わせる
  • 空気入れを外しキャップを締める

では順番にご説明しますね。

 

ガソリンスタンドやディーラー、量販店などで入れる

 

これが最も簡単かつ、スピーディーに済ませる方法だと思います。

ほとんどのガソリンスタンドには、エアキャリーや据え置き型の空気入れが置いてあります。

 

料金も無料の所がほとんどで、たとえ有料だったとしても100~300円程度しか掛かりません。

利用しやすく身近なサービスなので、ぜひ活用しましょう!

 

セルフでもセルフ以外でも、店員さんにお願いすればやってくれます。

その際に適正空気圧を先に見ておいてから、店員さんにそれを伝えるとよりスムーズに行えます。(伝えなくても店員さんは調べてやってくれます)

 

POINT

タイヤの規格に注意!

車に貼ってある適正空気圧はJATMA(ジャトマ)規格(国産用)の適正空気圧です。

もし、ミシュランやクムホなどのETRTO(エトルト)規格、又はエクストラロード規格などの海外製のタイヤを履いている場合は、適正空気圧が変わっていますので注意しましょう!

※国産タイヤの中にもXL規格のタイヤもあります。

ETRTO規格・EX規格の最大空気圧はそれぞれ250kPa、290kPaと高めに設定されています。

ですので、JATMA規格の空気圧で合わせてしまうと空気圧不足になります。

詳しくはコチラをどうぞ。

 

空気入れを借りる時は、できるだけ店員さんに一声かけてから使いましょうね(^^)/

もし店員さんが忙しそうだったり店員さんが見つからなかった時は、自分で入れる事も可能です。

 

それでは、エアキャリーと据え置き型を簡単に説明しますね。

エアキャリー:別称(エアキャリア・エアインフレーター)と呼び方は様々で持ち歩き可能、本体に付いているプラスボタンでエアーが入り、マイナスボタンで抜けます。

エアキャリーだと持ち運びが出来ますので(女性でも持てる重さ)車の所まで持ってきて作業が出来るので便利です♪

タンクにエアゲージが付いていて、目盛りを見ながら作業出来るので簡単です。

 

ただしガソリンスタンドが混んでいる場合は、給油場で行うと迷惑になるので邪魔にならない空いているスペースに移動してから行うようにして下さい。

 

POINT

エアキャリーの場合、使っている内にタンク内のエアーが空になる場合があります。

その場合は、タンクの先端を引っ掛けるだけでエアーの補給が出来る場所がありますので、そこで補給するとまた使えるようになります。

分からない時は店員さんに聞いてみて下さいね。

 

エアキャリーの使い方はコチラの記事をどうぞ。

 

据え置き型:持ち歩き不可、レバーを強く握るとエアーが入り緩めると抜けます。

車を機械の側まで持っていき、4輪にチューブの長さが届くのを確認してから作業しましょう。

機械も色んなタイプがありますので、詳しくは店員さんに聞いてみて下さい。

基本的にはゲージの数値を見ながらエアーをノズルで入れるだけなので、それほど難しくはありません。

 

参考動画です。


同じようにディーラーや量販店でもサービスでやってくれるので、店員さんに聞いてみて下さい。
何かの作業で車を預けるついでに頼むのがスムーズですね♪

 

自分でコンプレッサーなどを使用して入れる

ご自宅にエアーコンプレッサーやハンディーコンプレッサーをお持ちでしたら、ご自宅で簡単にエアーを入れることができます。

家庭用のコンプレッサーは1~3万円程度で買えます。

価格の差はタンクの容量の差ですので、長時間塗装などで使わなければ10Lで十分です。

静音タイプでしたら騒音も抑えられてはいますが、基本的に音は出ますので近所迷惑にならないように夜間などの使用は避けましょう。

塗装やエアツールを頻繁に使いたいのでしたら、1台あると便利ですが収納する場所も確保しないといけませんのでよく考えてから購入しましょう。

 

最近はエアホースプロのような、コンパクトなハンディーコンプレッサーが人気です!

このエアホースプロは充電式になっていますが、車の空気入れに使うとすぐに充電が切れてしまうので、シガー電源で使用すると良いです。

使い方としては、表示単位をkPaに合わせてノズルをタイヤのバルブにねじ込みます。

すると現在の空気圧が表示されます。

入れたい空気圧まで数値を上げてトリガーを握ると空気が入りはじめ、先ほど設定した空気圧に達すると自動で止まります。

補填後は、念のためエアゲージで確認した方が安心です。

 

私が使った感じだと、入れたい空気圧の+10kPaくらいで入れた方が丁度良くなりました。

時間的には、4本入れても10分程度で終わります。(入れる空気の量によります)

 

エアホースプロは車だけでなく、自転車のタイヤ、家庭用プール、ボールなど多目的の空気入れに使えて大変便利です。

本体も小さいので保管場所も困りませんし、周りの空気を圧縮しながら空気を入れる仕組みなので、持ち運べる手軽さがあります。

 

ただ、やはり音はやや大きめなので夜間の使用は避けましょうね。

 

これは1台あると、何かと重宝しますよ!

私も愛用しています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

エンジンオイルはまめに交換しているのにタイヤの空気圧は見ていないって方、実は意外と多いんです。

点検頻度は月に1回なので、スタンドに行ったついでに行うというのが、最も簡単で時間もかかりませんのでオススメです♪

 

車はタイヤがあって初めて走れる訳ですから、しっかり空気圧を管理してベストな状態で走れるように心がけましょう。

燃費にも影響する部分ですので、上手く調整するとお財布にもさやしくなりますよ(^.^)

 

空気圧チェックも空気の入れ方もそれほど難しくないので、ぜひトライしてみて下さいね!

 

 

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