私は中古車販売をやっているんですが、つい先日スズキのワゴンRという車を仕入れました。
車をお客様のお宅から引きあげてきて、自宅の駐車場に停めて施錠しようとリモコンキーを見ると、、、。
おっと!
ボタンが無い!
これではリモコンキーで施錠出来ません!(;^ω^)
普通はこうなっているハズなんですが、、、。
仕方がないのでカギで施錠しました。
このままでは販売するお客様に悪いので、修理する事にしました。
どうやらこの時代のキーレスのゴムボタンは、劣化するとちぎれてしまうようです。
ここまで無くなっているものは初めて見ました(;^_^A
今回はスズキ車のキーレスのゴムボタンの交換方法について書いてみたいと思います。
ゴムボタンの交換に必要な物
工具としては、細めのプラスドライバー1本です。
このように柄が太くできるタイプだとやりやすいと思います。
もしくは精密ドライバーでもOKです!
後はリモコンキーのフタの汚れ具合によっては、使い古しの歯ブラシで水洗いするだけでもキレイになります。
それかティッシュやウェットティッシュなどで拭くという手もありますね。
ゴムボタンの交換でリモコンキー自体を交換するのは勿体ないので、何かないか探してみました。
すると、アマゾンさんでこのゴムボタンだけという商品を見つけたので、今回はこれを使って修理していきます。
お値段490円でした。(う~ん、リーズナブル♪)
鍵事交換となるとお高いですが、こういう部品だけ交換できるのは助かりますね( *´艸`)
ゴムボタンの交換手順
それではまず古くなったゴムボタンを外していきましょう。
今回は電池も切れていたので一緒に交換します。
この電池は100均でも売っていましたので買ってきました。
では、用意が出来たら交換してみましょう。
作業時間はおよそ5分程度です。
①キーレスのカバーを外す
固定はこの小さなネジ1本だけですので、プラスドライバーで開けていきます。
POINT
初めて外す時はネジロック剤で固くなっている場合があります。
無理に外そうとすると、ネジ山をなめてしまうかも知れません。
先ほどもご紹介しましたが、なるべく柄が太いドライバーで作業しましょう。
柄が太いと力が入れやすいので、ネジをなめにくくなります。
すると中にこういう青い部品(送信機)が入っています。
*この時にフタ周りが結構汚れていたりするので、歯ブラシやティッシュなどで、ついで清掃しておきましょう。
②送信機を取り外す。
この青い部品(送信機)は簡単に取り外せるので外します。
③古いゴムカバーを外して新しいのと交換する
新旧比較ですが、色味が若干違うようです。
取り付け取り外しは手で簡単に出来ます。
④古い電池を抜いて新しい電池を入れる
金具を少し外側に押してあげると簡単に取れます。
新しい電池は図の方向から金具に当てて、そのまま押し込むとハマります。
これで電池交換は終わりです。
⑤フタを締めて完成!
フタを付けてネジを締めて完成です!
動作確認をしてみて無事に施錠・開錠出来るか確認します。
もしこれで動かない時は、送信機の故障かも知れません。
ゴムがちぎれているため、送信機の基盤がむき出しになっていて水が入るなどして壊れている可能性があります。
その場合は、ヤフオクなどで基盤のみの中古品が出品されていますので探してみましょう。
参考動画はコチラです↓
まとめ
いかがだったでしょうか?
作業自体はネジを1本外して、ゴムを付け替えるだけです。
電池交換も外して付け替えるだけ。
キーレスをバラす機会はそうそうないので、ゴムを換えたついでに電池も交換されると2度手間にならずにおススメです。
電池も100円で買えますからね♪
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