この記事では、Silent第3話のあらすじと感想を紹介させていただきます。
高校三年生の夏、すごく仲のいい友だちとすごく好きなひとが付き合った。
そのことに複雑な思いを抱いていた戸川 湊斗 ( 鈴鹿 央士 ) は、高校卒業後に連絡を取ることはしなかった。
社会人になってから、高校の同窓会で青羽 紬 ( 川口 春奈 )と再会した。
同窓会の後の二次会に参加することなく、ファミレスで仕事を頑張る青羽の姿を見つける。
「 大丈夫だよ 」と繰り返す青羽の様子から、会社で上手くいっていないことを察する。
「 やればできる。って、やらせるための呪文だよ 」
湊斗なりの優しい言葉。
社会人として頑張らなければ、と思っていた青羽の張りつめていた心がほどけていく。
再会からそのまま二人の関係は深まり、疲れ果てていた青羽は息を吹き返すかのように元気を取り戻した。
今回は二人の側で様々な思いを抱いていた湊斗の、心のモヤモヤが吐き出される回となりました。
まだドラマを見ていない人はネタバレになるので閲覧注意ですよ!
silent第2話のネタバレと感想はコチラから↓
⇒silent第2話ネタバレと感想!青羽と想が対面し手話で会話?
まだドラマを観ていない方は、観覧注意ですよ!
silent第3話のあらすじと感想
それではシーンごとに、silent第3話のあらすじと感想をご紹介します。
- ハンバーグ食べに行こう
- 三人を取り巻くそれぞれの思い
- 今、好きなのは湊斗。佐倉くんは違う、好きじゃない
- 向き合うきっかけをつかみ始める二人
- 名前呼んで振り返って欲しかっただけなのに
それでは順番に見ていきましょう。
1.ハンバーグ食べにいこう
「 青羽が好きそうなハンバーグのお店見つけて… 」
と青羽に電話をする湊斗は、佐倉 想 ( 目黒 連 ) と青羽が二人で過ごす場面を偶然、見つけてしまう。
想は、速足でその場を去ってしまい、思わず想の背中に名前を呼び掛ける湊斗。
もちろん、振り返らない想だった。
何かに苛立ったような様子の湊斗は
「 今日じゃなくていい 」
と振り切るように青羽と別れる。
しばらくして湊斗は、想に出られるはずのない電話をかけてしまう。
想の電話が鳴る様子を「 嫌がらせだ 」と側にいた桃野 奈々 ( 夏帆 )が怪訝そうな顔を見せた。
いつもの手話教室で青羽は、春尾 正樹 ( 風間 俊介 ) に手話を始めたきっかけを尋ねる。
曇った表情で自分の大学時代のことを語り、ろう者はろう者の同士の方が幸せなのかと青羽に投げかけた。
【 感想 】
ついに会ってしまったな、という印象でした。
しかも、青羽と過ごしているタイミングだったのは見ていても気まずい。
青羽に対していつも優しい湊斗が、初めて声を荒げてしまった一幕でした。
また、春尾先生はここでも少しミステリアスでした。
手話講師以外の場面では、一体どんな人物なのかと疑問を抱いてしまいます。
2.三人を取り巻くそれぞれの思い
青羽 光 ( 板垣 李光人 ) は、湊斗の会社を訪れて改めて青羽の気持ちは湊斗にあるということを光なりに伝える。
すぐに湊斗は、いつものように青羽に電話をして日常を取り戻せていた。
その頃、想の母 ( 篠原 涼子 )は妹の佐倉 萌 ( 桜田 ひより )に、想のところに行って様子を見て欲しいとお願いする。
最近想が青羽と会っている事を知らせらせると、少し驚いた様子を見せる母。
青羽のことを 「 健気っていうのかな? 」 と、あまりよく思っていない萌の姿を知った母。
「 行かなくていい 」と萌に冷たく伝える母。
「 お兄ちゃんの心配ばっか 」と萌。
【 感想 】
どうして光が、そこまで湊斗と青羽の関係にこだわるのか不思議でした。
2人の関係を、陰ながらつなぐ大切な架け橋なのかと感じました。
また想の心配ばかりする母親に、苛立つ萌の気持ちもわからないでもないし、青羽の事をよく思えない気持ちも少し理解できました。
3.今、好きなのは湊斗。佐倉くんは違う、好きじゃない
雨の中バイト先のゴミ出しをする青羽は偶然、想と出会う。
「 仕事終わるの待ってていい? 」
と手話で切り出す想に応じる青羽。
仕事終わりにカフェで会うことになった。
湊斗のことが心配で、二人で会うのをやめようと提案してくる想に対して、青羽ははっきりと湊斗のことが大好きで強い絆で結ばれていると伝える。
「 今、好きなのは湊斗。佐倉くんは違う、好きじゃない。」
そう伝える青羽に
「 わかった、気にしすぎてた 」
と悲しそうな表情で席を立つ想。
残った青羽の目には涙が浮かんでいた。
【 感想 】
バイト終わりに待ち合わせが出来るという姿に、ぎくしゃくしていた二人の関係性が戻りつつあると感じられました。
かなり手話の理解もスムーズで、青羽は一所懸命に勉強していることが分かりました。
また想に湊斗への真っ直ぐな思いを伝える姿は、どこか青羽自身に言い聞かせているようにも見えました。
本心は一体どこにあるのでしょうか。
また想の気持ちを考えたら、とっても胸が痛いシーンでした。
4.向き合うきっかけをつかみ始める二人
居酒屋で春尾先生と湊斗が出会い、青羽の手話への頑張りを聞く。
少し複雑な三人の関係を察する春尾先生は、気まずい思いをしてしまう。
想の背中に名前を呼び掛けてしまった、と話す湊斗に対して
「 聞こえないなら振り返らないですよ、当たり前じゃないですか 」
と返答をする。
想の家を訪ねた萌の前では、声を出して話す想。
心を許した優しい笑顔を見せる。
萌は、想が湊斗に会った時の様子を色々と聞き出す。
「 元通りになったら? 」
と提案した。
そして、病気を隠して心配させたことを謝るように促した。
【 感想 】
春尾先生の気まずい感じが少し笑えました。
何とも厄介な相関図に思えたのでしょうね。
またここでは初めて、想が声を出して話すシーンが見られました。
萌に対して優しい表情を見せる姿が印象的でした。
良く思っていなかったとは言え、元通りになればいいと説得する萌の姿がいいきっかけになったと感じました。
5.名前呼んで振り返って欲しかっただけなのに
スーパーに一人で買い出しに行く青羽に想から
「 近くにいるんだけど話せる? 」
とLINEが来る。
青羽の家には留守番をしている湊斗がいた為、急ぎ足で帰宅する青羽だった。
アパートのベランダから想の姿を見つけて、思わず急いで引き留めに出る湊斗。
言葉を交わすことのないまま、2人で青羽の帰りを家で待つことになる。
想に向かって自然と声を掛けてしまい、本当に聞こえないことを実感せざるを得ない状況。
伝えたくても上手く伝わらないもどかしさからか、思わずまくしたてるように想に対して声を荒げてしまう。
青羽が帰宅すると、向き合う二人の姿を見て心配する。
泣きながら家を飛び出してしまう湊斗は、想の背中に名前を呼び掛けて振り返ってくれていた高校時代を思い出す。
追いかけて引き留める青羽に対して、湊斗は思いをぶちまける事になる。
想に会ってたことを気にしてる。
簡単に受け入れられないことがいっぱいある。
「 想の方がいいんじゃないか? 」
って思ってた方が楽だったから。
友だちの病気を受け入れるより、想を悪者にする方が楽だった。
名前を呼んで振り返って欲しかっただけなのに。
【 感想 】
思いがけず二人きりになってしまった昔の親友。
青羽をめぐる思いもあり、複雑な気持ちを抱えていた湊斗の心のモヤモヤが一気に吐き出されることになりました。
ここで、想の事をとても大切な友だちだと思っていた湊斗の気持ちがよくわかりましたね。
silent第3話に関するSNSの感想
Silent第3話を観た方の感想を、Twitterからいくつかご紹介しますね。
silent 3話
湊斗は嫉妬よりも、想に対して親友としての思いがあったのね🥺描き方がうまいわ…急に居なくなって、会えたと思ったら耳が聞こえない 親友の病気を受け入れることができない気持ちがすごく良くわかった— ホイメイ (@Huimei816412) November 1, 2022
silent3話の復習。
妹が最初はうっかり声で話してしまうけど、次は想くんが自分を見るように手で呼びかけて話し始めるのがよかった。
想くんが妹を見る目が優しすぎて死んだ。#silent— みっこ🖤💙 (@mikkotoyuzu) October 27, 2022
silent 3話
湊斗くんにとって佐倉くんは友達であるってのをすごく感じた回だった
紬の元彼氏ではなく「友達」— きのん (@kinon1212k) November 2, 2022
湊斗の気持ちに共感する感想が多く見られました。
「 大好きな友だち 」 であった想が相談をしてくれず自分から去って行ったさみしさを強く感じた回でしたね。
また、心を許している家族に声で話す優しい姿にも心を奪われた人もいるようですね。
第4話が楽しみ♪
まとめ
三人だけのストーリーではないことを考えさせられる3話でした。
光や萌の気持ちも、三人の関係性に影響があるなと感じられました。
また個人的には、謎の深まる春尾先生にも注目していきたいです。
湊斗との関係を想に主張した青羽の本心はどうなのかも、これからの見所ですね。
想への思いを吐き出した湊斗との関係はどうなるのか、第4話を楽しみにしましょう!
silent第4話のネタバレと感想はコチラ↓
⇒silent第4話ネタバレと感想!あの頃に戻れたら俺は嬉しい
このドラマは本当に泣けますね。