この記事では、silent第2話のあらすじと感想を紹介させていただきます。
高校三年生の冬、青羽 柚( 川口 春奈 )と佐倉 想( 目黒 連 )の仲良しぶりは教師からも認められるほどだった。
どうでもいい話を好きな人と話している、その時間に意味があった。
特別なものなんてなくて、このままでよかった。
そう思っていた卒業式後のある日、想は聞こえ方の違和感を覚え始める。
ごまかして生活をしていたことを母親に気付かれ、それから何度も病院受診や検査をした。
耳が聞こえなくなっていくことの現実を、受け止めなければいけなくなる想の事を心配する母親と離れ、地元を離れて大学生活を過ごすことなる。
前回の再会から、ゆっくりとでも急激に変化するそれぞれの心情に注目の第二話です。
まだドラマを見ていない人はネタバレになるので閲覧注意ですよ!
silent第1話のネタバレと感想はコチラから↓
⇒silent1話のネタバレと感想!想と青羽の再開から波乱の展開に
まだドラマを観ていない方は、観覧注意ですよ!
silent第2話のあらすじと感想
それではシーンごとに、silent第2話のあらすじと感想をご紹介します。
- 好きな声だなぁって
- パンダ スペース 落ちる
- イヤホン返却とチーズインハンバーグ
- すきになれてよかったと思いたい
- 悲しませたくたかった
それでは順番に見ていきましょう。
1.好きな声だなぁって
卒業して間もなく想は、青羽に耳の事を伝えようと決心する。
先に待つ想の目に映る遅れて来た青羽。
公園の入り口で前髪をチェックしていた。
その姿を愛おしそうに見守る想だった。
久しぶりの再会と、何かを言いたいが言い出せない想に対して青羽は気丈に振る舞う。
「 佐倉くんの声聞くたびに思うんだよね、好きな声だなぁって 」
の言葉に何も返せなくなる。
「 じゃ、またね。想くん 」
と手を振るがこれが最後の別れだと、想は泣きながら歩く。
【 感想 】
何も知らない青羽のただ、想の事が大好きな気持ちが詰まったシーンでした。
ここでは何度も声を聴ける電話が好きだという、青羽の思いが印象強く感じられました。
青羽の思いにはもう応えてあげられないという想の気持ちを思うと、とても悲しく思えました。
2.パンダ スペース 落ちる
想と青羽の駅での再開のシーンに戻る。
想との再会から心がおちつかない青羽は、湊斗に電話をする。
何かを察した奏斗は青羽に「 パンダ、スペース、落ちるって検索して見て可愛いの出てくるから 」と伝える。
しばらくすると、青羽のもとに湊斗が到着する。
湊斗「 コーヒーとココアどっちがいい? 」
青羽「 コンポタ 」
湊斗…「 コンポタもあります 」
カバンの中からコーンポタージュを取り出して、青羽に手渡す。
その日の夜、青羽へ想からLINE「 イヤホンを返したい 」とメッセージが送られる。
【 感想 】
気が動転している青羽に対して、主成分優しさの湊斗の魅力があふれ出ているシーンでした。
気持ちが癒される動画への導入や、3つ目の選択肢のある飲み物の差し入れ。
こんなに優しい人がそばにいたら、甘え甲斐があるなぁと感じました。
3.イヤホン返却とチーズインハンバーグ
カフェでの待ち合わせで先に待つ青羽は、聞きたいことをスマホにメモしながら待っていた。
想はイヤホンを渡すとすぐに帰ろうとするが、何とか引き留めて話をしようとする。
声を文字に変換するアプリを通して、笑顔が戻り二人の緊張がほぐれていく。
その日の夜、ファミレスで湊斗と待ち合わせをして想とのことを話す。
湊斗「 新しいスカートだね 」
青羽の服装にすかさず気付く湊斗。
湊斗「 想、耳聞こえなかったでしょ 」
青羽にふと問いかけながら、タブレットを手に取る。
想の事を話しながら、いつものように青羽の注文をタブレットに打ち込んでいく。
青羽が知ることで不安定になることを心配した湊斗は、なかなか想のことを言えなかったと伝える。
湊斗が想の事情を知っていたことを初めて知る青羽は、湊斗にも想に会うように伝える。
しかし想への気持ちに、少し曇りがあることを感じた。
湊斗は以前手に入れた、手話教室のチラシを青羽に渡す。
【 感想 】
青羽が想に会うのに、新しいスカートを着て行ったことにすぐ気づく湊斗に驚きました。
特に動揺しない青羽にとって、湊斗の気付きはいつもの事なのだなぁと感じました。
元通りの仲良しに戻って欲しい青羽と、想の現状を受け入れられない湊斗の気持ちが汲み取れたシーンでした。
ここで手話教室のチラシを渡してしまう湊斗に、想と青羽の関係を今後どうしようと考えたのか疑問に思ってしまいました。
4.好きになれてよかったって思いたい
湊斗に紹介してもらった手話教室で授業を受ける青羽は、春尾先生( 風間俊介 )に質問をする。
耳が聞こえなくなってしまうと、声も出せなるものなのかと尋ねる。
声を出したくないのかもしれない。
初めからないのと、あったものがなくなるのとは違う感覚だということを知る。
春尾先生に
「 すごく好きな人がいますか? 」
「 この人と会わなければ、こんな悲しい思いをしなくてもよかったのにって思いませんか? 」
と問われると、それに対して青羽は
「 好きになれてよかったって思いたいです 」
と真っ直ぐ答える。
【 感想 】
すぐに手話教室へ出向いて勉強を始めた青羽の真っ直ぐさに、想へ共感したいという気持ちが強くあるのを感じられました。
春尾先生の少しネガティブな発言には、彼の背景にある何かしらの影を感じました。
5.悲しませたくなかった
青羽は「 話したいことがある 」と伝え、想とカフェで待ち合わせをする。
覚えたての手話で、想に必死に話そうとする。
自己紹介など簡単なことばかりで、想は笑いながら「 知ってる 」と返す。
本当に話したいことは、まだ手話では伝えられない青羽。
自分のスマホから以前、想と使ったアプリを開き会話を始めた。
想に耳の事を聞き、公園での出来事を振り返り謝った。
「 好きな人がいるって送った 」
「 悲しませたくなかった 」
想が送ってくれたメッセージは、青羽自身への最大の優しさだったと気づく。
「 今は青羽を泣かせない優しい人がいるの? 」
「 いるよ、今度会ってよ 」
と湊斗の名前は出さずに伝える青羽。
この時間が、二人の離れていた間の距離を少しだけ縮めた。
想との別れ際に、湊斗からの電話が来る。
「 どこにいるの? 夜ひま?ハンバーグ… 」
と言いかけて、湊斗の言葉が止まる。
ふと顔を上げると、少し離れた場所から二人を見つめる湊斗の姿があった。
【 感想 】
覚えたての手話の発表会のような青羽の手話披露が、とても微笑ましかったです。
以前想のスマホから使ったアプリを、自分のスマホにもインストールしているところに想への愛を感じました。
別れのメッセージであった想からのLINEは、青羽を思っての優しさだったことに思わず号泣してしまいました。
silent第2話に関するSNSの感想
silent第2話を観た方の感想を、Twitterからいくつかご紹介しますね。
話題のsilent2話までみたんですけどめちゃくちゃ泣いた………途中まで恋愛ドラマで泣けるのかワイ…?て思ってたけどふつうに号泣した 頑張って毎週みます(1回溜めちゃうと後回しにして結局みない人)
— あの (@ano_oxo) October 24, 2022
#silent 2話
やっと紬と想が顔見て話すことができて微笑ましい雰囲気だったけど涙出た。紬の明るさがあるから想も自然と笑顔になれるし、昔の2人に戻れるんだろうなって思った。でも湊斗の優しさもすごく沁みた。想が『悲しませない優しい人いるの?』って聞いた時、即答する紬も素敵だったな。— みん☺︎ (@mmmn4791) October 25, 2022
なんで紬が泣いてるのか聞き出さない湊斗が優しさの塊すぎて、バファリンもびっくりだよ…
風間くんの役は、サイコパス感をちょっと感じてしまうのは、彼の今までの役のせいなのか、そういう役なのか…。
あと、髭男の主題歌がフィットしすぎ…#silent 2話— いそっぷ (@isoppu_hana) October 30, 2022
一話から視聴者の心をつかんだドラマですが、二話もしっかりと心をつかまれた人が多いようですね。
青羽、想、湊斗、それぞれの考える優しさでお互いを傷つけたり、大切にしているようにも見える関係性でした。
主題歌の、Offial髭男dism「 subtitle 」があまりにもドラマにはまりすぎていて何度も聴いてしまいます。
第3話が楽しみ♪
まとめ
いかがでしたか?
何とも切ない話ですが、3人のそれぞれの心境が垣間見えた回だったように感じました。
本当のことを話せずにいた想の気持ちを知った青羽。
「 今は青羽の泣かせない優しい人がいるの? 」
と青羽の事を気に掛ける想の思い。
やはり、今でも青羽の事を思っての発言なのか気になりますね。
また、想と湊斗を高校生の頃のような関係性に戻って欲しいと願う青羽の気持ちは叶うのでしょうか?
それぞれの思いが悲しい結末にならない事を願いながら3話を待ちましょう!
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今後の展開から目が離せませんね!