今年のお正月休みに、愛車のBCNR33 GT-Rを全く動かしてなかったので少し走らせる事にしたんです。
目的はバッテリーの充電のためで、充電ドライブに箱根まで出掛けた時に異変が起こりました!
箱根の山道を登っていって分岐点横のエコパーキングに到着した時に、水温計からアラームが鳴りだしたのです!
水温計のアラームとは?
そして一体何が起こっていたのか?
今回は、実際に私の愛車であるBCNR33GT-Rで起こったラジエータートラブルについて語ってみたいと思います。
水温計のアラームとは?
私の車にはデフィーというメーカーの追加メーターを取り付けているので、細かい水温の温度まで把握できるようになっています。
追加メーターとは、読んで字のごとく後から付け足したメーターの事です。
メーカー純正のメーターでは正確な数字が見れないので、正確な数字を把握し愛車のコンディションを保つ為に取り付ける方が多いです。
水温計のアラームとは、追加メーターで設定した温度を超えた時になる警告アラームの事なんです。
ちなにみ初めて社外の水温計を取り付けて、その温度をみたらほとんどの方が驚くと思います!
私も驚きました(;^_^A
何となく冷却水というイメージから、ほぼ20℃前後の冷たい水を想像してませんか?
知ってました?
実はエンジンが暖まった時の水温て80℃~90℃もあるんですよ!
驚きますよね~!
だって、純正の水温計だと水温が何℃なのか全然分からないんですから。
H(ホット)とC(コールド)しか表示がなく、真ん中辺りに針があればOKみたいな造りです。
車種によってはそもそも水温計が無くて、冷えてる時だけ青いマークが出るのもありますね。
これでは水温が何℃なのかは知らなくて当たり前ですよね~。
追加メーターの場合はアラームが鳴る温度を設定出来るので、アラームが鳴るという事は異常があるという事なんです。
私の車の場合は水温が100℃を超えたら鳴るように設定しています。
では、私の愛車に起きたラジエータートラブルについて説明します。
愛車に起きたラジエータートラブル
ご覧の通り110℃を超えています!!!
通常80℃~90℃前後で、夏場の渋滞にハマっても100℃いかないくらいなんです。
それが冬場の箱根で110℃はおかしいんです。
しかもエンジンを高回転まで回してきた訳でもなく、2,000~3,000回転程度で走ってきましたから、水温が上がる理由がありませんでした。
実は昨年の9月に富士スピードウェイのGT-Rのイベントで、歴代GT-Rが150台以上で走るパレードランというコースイベントに参加した時も同じような事があったんです。
ホームストレートに整列して、さぁこれから走るよってタイミングでアラームが鳴りました(´°ω°)チーン
そしてどちらもエンジンを切って冷ますと直り、その後は何とも無いんです。
では一体何が原因だったのでしょうか?
ラジエータートラブルの原因
まずは水温が上がる原因から探ります。
- エンジンを高回転で長時間連続で回した
- 夏場の渋滞にハマって、ラジエーターに風が当たらなくなった
- クーラント液量不足
- サーモスタットの故障
- ラジエーターキャップの劣化
- クーラント漏れ
- 配管の破れや抜けなど
- 水温計のセンサー異常
- 水温計のセンサー配線異常
- 水温計自体の故障
他にもあるかとは思いますが今回は5番が1番怪しかったので、今回はラジエーターキャップを交換する事にしました。
くわしい交換の仕方はコチラの記事をどうぞ。
交換後、今の所症状は出ていません.
また標高が高い所に行ってみて、検証したいと思います。
こういう古い車に乗られる方は、追加メーターは必須だと思います。
水温計・油温計・油圧計あたりは揃えたい所です。
ブースト計もあった方がより正確な数値が把握出来るのと、最大ブースト値なども記録できるので便利ですよ♪
今後の対策
今回の事でラジエーターについて色々調べて知識を得る事が出来ました!
今後はクーラント管理や、ラジエーターキャップの管理などを定期的に行おうと思います。
クーラントは車検毎、キャップは4~5年に1回で交換します。
エンジンの発熱を抑えてくれているのがラジエーターの役割ですから、管理を怠るとエンジンを壊してしまいます。
普段からエクセルで運行管理表を付けていますので、今後はラジエーターに関する情報も追加して管理したいと思います。
私の車にはまだ油温計・油圧計の追加メーターを取り付けていないので、今後のトラブル防止に向けて導入したいと思います。
他にもGT-R関連の記事を書いていますので合わせてどうぞ。
盗難対策についてはコチラ
⇒スカイラインGT-Rの盗難多発!今日から始めたい対策10選!
速さについてはコチラ
まとめ
- 水温計の追加メーターがあると、設定値を超えた時にアラーム音が鳴る
- 今回のトラブルは、標高が高い所での水温110℃超えというもの
- エンジンを止めて冷やすと改善される
- ラジエーターキャップを交換して様子見中
- 今後はラジエーター関連の交換サイクルを決めて、トラブル防止に努めます
今回は、同じ車種にお乗りの方のトラブルシューティングになればと思い記事にしました。
20年経過した車はいつどこが壊れてもおかしくないので、いつかこの記事が誰かのお役に立てれば幸いです。
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