R33 GT-R 買うなら今!気になる相場やスペックを徹底解説!

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このR33型のGT-Rは私が乗っている型式になります。

数年前までは、R32型より程度が良いのに安く買えるモデルでした。

理由は、新車販売時の広報車チューン(オイルクーラー装着、NISMO製ブレーキパッドの装着、車高がフロントで15mm、リアで5mm下げていて、キャンバーも変更していたなどの市販車と全く違う仕様)が災いしメディアで酷評され、ホイールベースが伸び重く大きくなったボディーという印象だけが世を駆け巡りました。

 

そのため販売台数も伸びず、R32GT-Rの生産台数(43,934台)の半分にも届きませんでした。(16,520台)

 

中古車相場も安く、いわゆる不人気車だった訳です。

 

しかし、ここ数年で事態は一変しました!

 

例のアメリカの中古車の25年ルールによって、徐々に中古車相場が上がってきていて、いよいよ来年その25年に到達します。

その影響もあり、買い取り価格と共に販売価格も上昇を続けています。

 

まず先にお伝えしたいことは、本当に欲しいなら今の内に手に入れる事です!

 

そうしないと、あと数年すると安い個体でさえ新車価格ほどに近づく恐れがあるからです。

25年も前の車がそんな事ないでしょうという声が聞こえてきそうですが、ハコスカやケンメリというモデルが、今どのくらいの価格で取り引きされているかご存知でしょうか?

すでに家が買える程の金額の個体も存在しているのが現状なのです。

 

トヨタ2000GTという車も同様ですが、今とんでもないプライスが付いています。

 

つまりスカイラインGT-Rとは、それと同じような事が起こりうる車なのです。

 

じゃあこれから買う方は一体どのモデルを買えば良いのでしょうか?

 

今回は2019年の今、R33GT-Rの相場と程度を交えながら考察してみます。

まずはR33GT-Rのグレードや注意点からみていきましょう。

 

R33GT-Rのグレードや注意点

R33(BCNR33)GT-Rについて、グレードや注意点をお伝えします。

 

R33GT-R

型式:BCNR33(Cはハイキャス装着車の区分)

H7 1月6日~:前期型

H8 1月22日~:中期型

H9 2月3日~H10 11月9日 :後期型

グレード:スタンダード(標準車)、V-spec、V-specN-1(競技用ベース車両)、LM(ルマン24時間レース参戦記念モデル・特別塗装色チャンピオンブルー)、オーテックバージョン(4ドア・生産台数442台)、NISMO400R(NISMOが開発したコンプリートカー・2.8L 400ps・生産台数99台)

総排気量:2,568cc

最高出力:280PS/6,800rpm

最大トルク:37,50kgf-m/4,400rpm

総生産台数:16,520台

 

前期・中期型までがハロゲンヘッドライト、後期型のみプロジェクター型のキセノンヘッドライトになります。

前期・中期で後期キセノンに交換してある車両もあるので、そのような車両は狙い目です!

後期純正キセノンヘッドライトは、両側で約30万円と高価で配線も加工が必要な為、出来れば最初から付いている車両がおススメです。

ちなみに、NISMO400Rもキセノンヘッドライトです。(プロジェクター式ではありません)

【2019年8月5日追記】

ついに後期純正キセノンヘッドライトユニットが製廃になりました。

中古価格も高騰しています。

多少黄ばんでいても、後期ヘッドライト付き車両の購入をおススメします!

黄ばんだヘッドライトはお安くリペアすることが出来ます。

 

気になる車重は1,530kgで、R32より約100kg重いです。

重い重いと言われていたR33GT-Rですが、実際にはR34(1,560kg)よりも軽いですし、そのほとんどがボディーの補強部品によるものなので、ボディー剛性はR32とは比較にならないくらい向上しています。

同じ280psですがノーマルでブーストが少し上がっていますので、実際は重さはさほど感じません。

 

POINT

R33GT-Rになってからは、全車ブレンボブレーキが標準装備となりました。

 

またV-specにはブレーキ導風板が付いて、更にフェードしにくいように改良されています。

これはリップスポイラーの穴から入る風をブレーキに導くエアガイドです。

 

標準車にもこの導風板は無加工で移植出来ます!

 

では、2019年現在の気になる相場と程度はどうでしょうか。

 

 

BCNR33GT-Rの相場と程度

あくまで、私がオークション画面を眺めながら感じた事をまとめていますので、参考程度に捉えて下さい。

 

販売価格別の程度

~100万円:修復歴有りで、大々的な補修が必要な状態。ほとんどオークションには出てこないような大事故を起こしたような個体が大多数。錆が酷く、修復に大枚がかかる可能性がある個体が多いので、絶対に手を出してはいけない価格帯です!

 

~200万円:修復暦有り、走行距離は15万Km以上、故障個所有り、ボディーの状態(下~中)修復前提で買うなら有りですが、良く見て買わないと不具合だらけの個体も混じっています。

 

~300万円:修復暦有りと無しが混在、走行距離は10万~20万Km前後、不具合を抱えている場合も有り、ボディーの状態(中)この辺でようやく普通というレベル。

 

~400万円:修復暦無しが多い、10万Km以下の低走行車有り、レストア済み車両などもあります。ボディーの状態(中~上)

 

500万円~:修復暦はほぼ無し、10万Km以下で車庫保管車なども有り、内装などがキレイな個体が多くキッチリレストアされている個体が多い、ボディーの状態は(極上)走行距離が5万km以下になると、700万円~800万円のプライスタグがついています。

 

800万円~:NISMO400Rになると、もはや天井知らずのプライスとなっています。当時の販売価格が1,200万円で99台しかありませんでしたから、このモデルに関してはオークションで見る事はほぼありません。

 

2019年現在では、~300万円~500万円が一番流通しています。

R32型と比較すると程度が良い物が多く、R33型に関してはようやく程度と価格が適正価格になってきたように感じます。

 

丁寧に乗られてきた個体が、昨今の価格高騰により手放されているケースがあり、狙い目車両が時々出てくる事があります!

 

私が見た限り、おススメは車体価格が400万円前後辺りの車両になります!

 

何故かと言いますと、その辺の価格帯の車両であれば割とまともな個体が多く、一部レストア済みな個体も出ていてお買い得感が強いからです♪

 

グレードに関してはNISMO400Rと言いたい所ですが、中古車市場にはまず出てこないのと、出たら即売れてしまうので除外します。

 

R33のV-specは、アクティブLSDや専用のサスペンションなどで走行性能は高いですが、サーキットを走らないのであれば、標準車で十分です!

LMも現在ほぼ流通がありませんので、探すのには根気が必要でしょう。

 

R33GT-Rからは製造ラインが専用ラインになり、リアフェンダーが錆びにくくなっている特徴があります。

 

気を付けるべきポイントは、トランクの雨漏り・テールランプへの水の侵入などのトランク周りの水漏れ。

エアコンのアクチュエーター故障による異音。

エアフロ不良によるアイドリングのバラつきなど多岐に渡ります。

 

それと、チューニングされている個体も注意が必要です。

いわゆるノーマル戻しで売られていた場合、タービンやカムを換えているのに、コンピュータがノーマルに戻してある場合もあるのです。

お金になる部品を外してノーマル部品に変えて売却されている場合、燃調がおかしくなっていて、まともに走らない車になっている場合もあります。

その場合は、燃調のリセッティングで約10万円+パーツ代とかかりますので、余計な費用が必要になってしまいます。

 

吸排気以上のチューニングがされている場合は、より慎重に選ぶべきでしょう。

 

もちろん、キッチリバランス良くチューニングされた個体であれば、お買い得感もあり狙い目と言えるでしょう。

 

試乗出来るお店では必ず試乗し、出来ないお店でもエンジンだけでも掛けてもらいましょう。

 

 

ちなみに、海外ではド派手にチューニングされたR33GT-Rが注目を集めているようです♪

Kream Development INSANE Car Meet up in London!!

 

ペイントもかなり個性的でカッコ良いですね!

 

 

では、購入後に心配になってくるレストア事情はどうなっているのでしょうか?

 

レストア事情

実は、「NISMOヘリテージ」というプログラムが始動しています!

これは、製造廃止になっていた純正部品を再販するという動きです。

 

詳しく知りたい方はコチラをどうぞ↓

 

2019年現在、R32型に続きR33型の生廃部品が随時再販される予定となっています。

シートやエアロなどアフターパーツで出ている物は替えが利きますが、モール類や電装部品など、純正にしかない部品の場合、本当に困ります。

このメーカーの動きは本当にありがたい取り組みだと思います。

 

毎年4月と10月に純正部品の価格改定があるのですが、ここ数年GT-R用部品の価格が高騰していたので、これがこの運動によりどう変わるのか様子を見ていきたいと思います。

 

その他のモデル情報も気になる方は、下記記事も合わせてチェックしてみて下さい。

R32GT-Rの記事はコチラから

 

まとめ

  • R33GT-Rには標準車と、V-spec、V-spec N1、LM、4Drオーテック、NISMO400Rのグレードがある。
  • ブレンボブレーキは全グレード標準装備
  • 総生産台数は16,520台
  • キセノン装着車がお買い得
  • おススメの価格帯は、~400万円台
  • ノーマル戻し車両に注意
  • ニスモヘリテージという製廃部品の再販プロジェクトが動いている
  • 純正部品の価格改定は毎年4月と10月

 

価格は上がる一方のR33GT-Rですが、今ならまだ新車価格以下で買えるチャンスはあります!

R32型の弱点を克服してあるGT-Rですのでトラブルは少なめですが、それでも20年落ちの車ですので、すでに部品の耐久年数はとっくに過ぎています。

 

これから先いつどこが壊れてもおかしくありません。

 

購入した場合は、まず現状を把握するために専門店で点検してもらい、どこからレストアしていくのかアドバイスをもらうことをお勧めします!

 

旧車というのは直しながら乗っていくものだと自覚しておかないと、思わぬ出費で早々に手放す事になりますよ(;^_^A

 

コメント

  1. 中村 より:

    以下の記述について

    『後期フロントバンパーになるとブレーキ導風板が付いて、更にフェードしにくいように改良されています。
    前期・中期にも、このバンパーは無加工で移植出来ます!
    フロントにエアダクトが開いているタイプが後期バンパーとなります。』

    この記述は間違っています。

    後期型のフロントバンパーの穴はインタークーラーを冷やすための穴です。

    また、導風板は前期中期後期ともにVスペックに標準装備されています。

    • 中村さん。
      ブログの訪問&コメントありがとうございました。
      ご指摘の通り、ブレーキ導風板はV-specの標準装備でしたね。
      後期バンパーのことも書いてしまっていたので、余計に分かりにくい表現になっていたので本日修正しました。
      コメントを頂いていなかったら、間違えた情報を伝え続けていたところでした。
      本当にありがとうございました。

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