
ギリシャの島々をクルージングしたい!

サントリーニ島への行き方を知りたい!
そんな声もよく聞かれる、ギリシャのサントリーニ島。
映画のロケ地やCMにもよく使われるギリシャや、その島々には一生に一度は行ってみたいと思われる人も多いのではないでしょうか?
教科書に出てくるような数々の古代遺跡。
CMやポスターにも使われている、空と白い建物のコントラストが美しい景色。
そんなサントリーニ島への行き方を知りたい方のために、世界を船で2周半した私が分かりやすくお伝えします。
実は、サントリーニ島への行き方は、ゆっくり行くか早くいくかで選択肢が変わるんです!
なぜなら、ゆっくり行くなら船、早くいくなら飛行機になるからです。
今回は、私が初めて訪れたギリシャの地であり、どこもかしこも写真映えするサントリーニ島への行き方と観光したレポートをご紹介します。
本記事の内容
- サントリーニ島への行き方
- サントリーニ島とは?
- サントリーニ島の観光レポート
私がもう一度行きたい観光地ナンバー1のサントリーニ島。
あの絶景は今でも忘れられません。
記事の信頼性
- 私は実際に船でサントリーニ島に行っている
この記事を読み終えると、サントリーニ島への行き方が分かり、サントリーニ島の魅力が分かります!
では早速みていきましょう。
サントリーニ島への行き方
サントリーニ島への行き方は2つ選択肢があります。
- 早く行きたい場合は飛行機
- ゆっくり行きたい場合は船
移動時間は、飛行機だと約50分、高速船だと約5時間、フェリーだと8~10時間かかります。
サントリーニ島へはギリシャのアテネから移動します。
ちなみに飛行機の場合アテネから3万円前後です。( 格安で往復1万円以下の時もあります )
船はアテネの港であるピレウスからフェリーが出ていますが、こちらはアテネから50分で行ける飛行機と違って島到着まで約8時間ほどかかります。
高速船の場合は、約5時間ほどで到着します。
どちらも値段は飛行機とあまり変わらないですね。

ゆっくり行くか、早く行くかは
お好みでって感じになります。
移動手段 | 所要時間 | 料金(往復) | 出発地 |
---|---|---|---|
飛行機 | 約50分 | 8千円~3万円 | アテネ国際空港 |
高速船 | 約5時間 | 2万円前後 | ピレウス港 |
フェリー | 約8~10時間 | 1万5千円前後 | ピレウス港 |
飛行機でも船でも行けますが、私は船で行ったので船で行く場合をご紹介しますね!
私は日本から大型客船で世界一周の旅に出たのですが、その際の寄港地の1つがこのサントリーニ島でした。
先にも触れたようにサントリー二島は著名な観光地で、多くの観光客を迎えますし、私が乗船した客船以外にもそれ以上に大きな客船がやってきます。
ところがこの観光地、大きな港は持っていません。
アテネからフェリーで行く場合は、港に船をつけることは可能なようですが大型の船は無理なんです。
よって大型の客船は沖に停泊し、そこから島へ30人ほどが乗れるテンダーボートに乗って上陸します。
港はいくつかありますが、オールドポートは島の中心地である街フィラに繋がるので、こちらを選ぶ人は多いようです。
では簡単に、サントリーニ島のこともお話ししておきますね!
サントリーニ島とは?
サントリーニ島は、ギリシャ南東部のエーゲ海に浮かぶギリシャ領の島であり、三日月の形をした火山島です。
カルデラ湾を望む断崖の上に真っ白な壁の家々が密集する景観は、テレビやポスターなどいろいろな所で目にする著名な観光地の1つでもあります。
断崖の上から望む空と海と島の景色は何とも美しく、一日中見ていても飽きません。
昼間、太陽が出ている時間帯は、青い空とサントリーニ島の各所に建つ白い家々のコントラストが美しいです。
それが夕暮れになり、空がオレンジに染まる時は何とも言えない情緒があり、溜息がでます。
まさに「ロマンチック」という言葉がぴったりの景色が、目の前に広がるのです。
観光にベストなシーズンは、日差しの強い7月~8月を除いた5月~6月、9月~10月の期間です。

ちなみに私が訪れたのは、
ちょうどベストシーズンでした。
オフシーズンはというと11月~3月で、その時期は天候も悪く欠航も多発し、休業するホテルやレストランも多いそうです。
サントリーニ島の観光レポート
ではここからは、実際にサントリーニ島に訪れた時の様子をレポートしたいと思います。
まず私が訪れたのがサントリーニ島の中心地フィラと言う所でした。
サントリーニ島の中心地フィラ
オールドポートに上陸すると、そびえる崖の上にあるフィラを目指します。
フィラはサントリーニ島の中心地であり、賑やかな街です。
ここから他の街へのアクセスが可能なので、観光客のほとんどはまずここを訪れます。
港から崖の上にあるその街まで上がるのに、アクセス方法は3つあります。
- ロバタクシー
- ケーブルカー
- 徒歩
ではそれぞれ説明しますね!
1.ロバタクシー
1つ目は、ロバタクシーです。
珍しいので、まずはこちらを選ぶ人が多いかと思います。
このロバタクシー、急いで行くか、ゆっくり行くか、または止まるか。
全てはロバの気持ち次第なので、時間を気にする人には不向きのタクシーです(笑)
まるで怒鳴っているようにしか聞こえないギリシャ語で、ずっとわめいているロバ使いのおじさんに代片道5ユーロを払ってロバの背に座ります。
私が乗ったロバはゆっくりと坂道を登っていくのですが、ときどき止まったり、上から下りてくるとロバとすれすれで歩いたり、なかなかスムーズな乗り心地とは言えません^^;
またロバが自分の思い通りにいかないことに怒った乗客に対しては、ロバもイラついてその人を振り落としてしまうこともあったりとなかなか手ごわいです。
それでも、この珍しくてかわいいタクシーを楽しめば、崖を登りながら青い海と青い空の美しい光景をゆっくり望むことができます。
2.ケーブルカー
2つ目のアクセス方法は、ケーブルカーです。
こちらはロバより安い片道4ユーロです。
私の場合、行きはロバタクシーにしましたが、帰りはケーブルカーを選びました。
ケーブルカーの良いところは、何といっても早いこと。
またケーブルカーは、急な傾斜の崖を登っていくので結構スリル満点です。
のんびりマイペースのロバタクシーと違って、さっと目的地に行きたい場合は断然こちらです。
3.徒歩
3つ目のアクセス方法はというと、徒歩です。
もちろん無料です。
こちらはロバタクシーが歩く道をひたすら歩いて上る、もしくは下りるという原始的な方法です。
こちらのアクセス方法を選ぶ人は歩くことが好きか、またはケーブルカーを長蛇の列で待たないと乗れないという状況に陥った時ではないでしょうか?
このロバ道は決して歩きやすい道ではありません。
重い荷物(人間)を背に乗せたロバが、途中何度も休む気持ちが分かります。
そして何よりも歩くのを困難にさせるのが、道のあちらこちらに落ちているロバ君たちのふんです。
これらのせいで道は滑りやすく、スニーカーを履いていても歩きにくいので、ヒールやサンダルは絶対に避けたいです。
さぁ、フィラに着いたら、そこからは景観の美しいイアへ向かいます。
サントリーニ島の景観スポット イア
断崖に密集する美しい白い家々に、青い空と青い海。
その有名な景観を望めるのがイアの街です。

インスタ映え間違いなしですよ!
CMやポスター、ヨーグルトのパッケージなどで有名なブルードームもこの街にあります。
イアへはフィラの街からバスで出ており、20分ほど揺られると到着します。
もちろん観光客のほとんどがこの街に向かうので、バスの中は空いているとは言えません。
特にフィラに戻る時のバスは混んでいるので、せまい通路に立ちっぱなしも覚悟してくださいね。
お土産屋さんが賑わう繁華街のフィラと違い、イアは高級感があり素敵なホテルが並ぶ落ち着いた街です。
では次に、レストランについてもお話ししておきますね。
ギリシャ料理を楽しめるレストラン
港からフィラへ、そして美しいイアに着いたなら、やはり次に目指すは美味しい食事。
美しい景色を望みながら美味しい食事を味わうなら、やはりイアの街がおすすめです。

サントリーニ島だけではなく、
ギリシャ料理は本当に美味しいです。
特に新鮮なオリーブやケッパー、そしてヤギのチーズ( フェタチーズ )を使ったグリークサラダは私の大のお気に入り。
オリーブやチーズもそうですが、ギリシャの料理はどちらかというと、塩味が濃い料理が多く、食べやすく、クセになる味ですよ♪
また香辛料は、さほど使っていないように思えました。
島ならではの魚介料理も新鮮で美味しく、日本人の舌に合うように感じました。
実はレストラン以外でも、美味しい料理が沢山あったので、少しご紹介しておきますね。
ギリシャ料理でレストラン以外のおすすめ
美しい景色を望みながら、美味しいワインと共にいただく新鮮なサラダや魚介料理以外に、私が毎回買ってしまうのはギリシャのローカルフード、ギロ( Gyro )。
スライスした肉( 子羊 )にトマトやサラダをピタパンに挟んだサンドイッチですが、これを〆に食べないと、ギリシャに来た気がしないと思うほど美味しいのです!
日本でよく見かけるトルコ料理のケバブサンドに少し似ていますが、使っているパンがケバブのピタパンより厚く、肉も厚さがもう少しあったように思います。
店によっては野菜と肉に加えて、フライドポテトもサンドして提供されます。
お昼にレストランで満腹になっても、色々観光した後島を出る頃にはお腹が程よく空きます。
そんな時、例えばケーブルカーに乗って港に降りる前。
または港からテンダーボートやフェリーに乗る前など、周辺にちらほらと買える売店やカフェなどがあるので、出航前にささっと買っちゃいましょう。
サントリーニ島と言えば、サントリーニワインも有名です。
サントリーニワイン
サントリーニはワインも有名で、特に白ワインは絶品です。
ワイナリーもあって、ワインは特産品となっています。
もちろん私は訪れる度に、サントリーニワインをお土産に買います。
実はこちらのワイン、私の調査不足なのか日本では見かけたことがありません。
と言うか、ギリシャ産のワインを一度も目にしないのです。
あまり輸出しないのかも知れませんね。
次に、ワイン以外のお土産についてもお話ししておきます。
サントリーニ島のお土産でおすすめなものは?
先程も書いたようにワインは最高のお土産になりますが、少し重いので最後の方に買った方がいいと思います。
もしワイナリーを訪れたら、併設されているショップでワインはもちろん、地元特産のピスタチオもお土産におすすめです。
イアの街では、やはり有名なブルードームのグッズや、軽石、石鹸、アクセサリーなど典型的なお土産として有名ですね。

どれもカラフルで、
どれにしようか迷ってしまいます。
珍しいところでは、ギリシャ神話に出てきそうなドレスなども人気です。
また皮のサンダルも注目したいです。
私も購入しましたがしっかり出来ており、長持ちしますし履きやすいですよ!
次に、サントリーニ島に行くときの靴についてお話ししますね。
サントリーニ島に行くなら歩きやすい靴で!
これも先に書きましたが、崖を徒歩で上り下りする以外も街をよく歩くことになるので、歩きやすい靴は必須です。
街も道はかなり凸凹で、階段や坂道の上り下りが多いです。
オンシーズンは気温も温かいので、どうしてもサンダルなどで訪れたくなると思いますが、出来れば歩きやすく滑りにくいスニーカーなどを履いて行くことをおすすめします。
サンダルは別に持参しておいて、場所によって履き分けるというのも良いでしょう。
もちろん、サンダルを現地調達っていうのもいいですね。
現地の皮のサンダルは可愛いのが多いですから、見たらきっと欲しくなっちゃいますよ♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- サントリーニ島への行き方は2つ
- 1.早く行きたい場合は飛行機
- 2.ゆっくり行きたい場合は船
- 飛行機の場合:移動時間は約50分、料金は8千円~3万円
- 高速船の場合:移動時間は約5時間、料金は2万円前後
- フェリーの場合:移動時間は約8~10時間、料金は1万5千円前後
- サントリーニ島は、ギリシャ南東部のエーゲ海に浮かぶギリシャ領の島であり、三日月の形をした火山島
- フィラへのアクセスは3つ( ロバ、ケーブルカー、徒歩 )
- 急ぐならケーブルカー一択
- ゆっくり観光したいならロバ
- イアは景観スポットで、インスタ映えする写真が撮れる
- レストランでは、グリークサラダがおすすめ
- レストラン以外では、ギロがおすすめ
- サントリーニワインは白ワインが絶品
- サントリーニ島に行くなら歩きやすいスニーカーがおすすめ
サントリーニ島は美しいだけではなく、色々楽しめる島でもあります。
私はまだ訪れていないので紹介はしませんでしたが、多くの古代遺跡やビーチ、そして海中温泉もあるそうです。
またイアの街でちょこちょこ見掛ける美しい洞窟ホテルは、是非泊まってみたいホテルのリストに挙げたいそんなホテルです。
イアの道から洞窟ホテルのテラスが見えるのですが、そこから海を臨む景色は絶品のはず。
しかし、先にも書きましたが、私の場合、世界一周の船旅での寄港地の1つがサントリーニ島だったためルートの関係で滞在は1日だけでした。
よってホテル滞在の夢は次にとっておきます。
まだまだ行っていない箇所がたくさんありますが、同じ場所でも何度でもリピートしたいと思える島がこのサントリーニです。
オンシーズンしか訪れてはいませんが、目も心もお腹も満たすサントリーニ島。
何度訪れても飽きない贅沢な島です。
ぜひあなたも、機会があればサントリーニ島を訪れてみて下さい。
きっと感動しますよ!
⇒【世界一周旅行】F-1の聖地モナコ公国の観光スポット巡りは最高♪
⇒【世界一周旅行】チリのイースター島観光で900体ものモアイ像が!
⇒【世界一周旅行】聖女ジャンヌ・ダルクの最後の地フランスのルーアン
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪