
- 和室の畳を交換したいけど、いつ交換してしたらいいのだろうか?
- 畳を替えるのはすごくお金がかかってしまうんだろうか?
- 畳の張り替えってどんな方法があるんだろう?
この記事では、このような悩みを解決します。

私の実家には畳の部屋がありました。
新築で家を購入したときは、キレイな色だった畳。
しかし年月がたち、食べ物をこぼしたり、こどもに落書きされたり。
そして日焼けして茶色っぽくなってしまいますよね。
こうなってくると畳の貼り替えが必要になってきます。
だけど畳の貼りかえって、一体どのくらいの時期にやるものなんだろう?
実は、畳には張替えをする時期によって、ピッタリな方法があるんです。
なぜなら畳の交換には、裏返し、表替え、新調の3種類の方法があるからです。
本記事の内容
- 畳の張り替えには種類があります
- 畳の表替えとは?
まずは畳の張り替えの種類を確認しましょう。
種類を知ることで、どの時期にどの畳の貼り替えが良いのかが分かるようになります。
この記事を読み終えると、畳の貼り替え時期にどの方法が合っているかが分かり、最適な方法で畳の交換ができますよ。
では早速みていきましょう。
畳の張り替えには種類があります
畳の張り替えは、全部で3種類あります。
- 裏返し
- 表替え
- 新調
それでは順番に見ていきましょう。
1.裏返し
畳本体を裏返し、畳の表側になった面に畳表を付け替える方法です。
一番安く済みます。
しかし、裏返しをできるのは一回きりです。
新品の畳を使用してから、3〜5年が交換時期の目安です。
費用は6畳間であれば3万円あれば足ります。
2.表替え
表替えは、畳表を変えるだけの方法です。
畳の芯材の状態が良いこと、畳表だけが傷んでるのと。
この2つが条件です。
交換の目安は、裏返しから4年。
もしくは裏返しをしてない状態から6年です。
3.新調
新調とは、名前の通り畳を丸ごと替える方法です。
3つの中で1番費用がかかります。
交換時期の目安ですが、10年〜20年以上です。
場合によっては、使用開始から10年以下であっても新調した方が良い場合もあります。
費用としては、1畳が7500円〜2万円です。
料金に幅があるのは、畳にランクがあるからです。
畳のランク | 特徴 | 買い替えどき | 価格( 6畳 ) |
---|---|---|---|
松( 国産高級品 ) | 厳選された国産のい草を使用 | 10〜20年 | 10万円 |
竹( 国産品 ) | 国産い草を使用 | 8〜15年 | 7万円 |
梅( 中国産 ) | 中国産のい草を使用。リーズナブルな価格 | 3〜5年 | 4万円 |
畳を新調しなければならない状態は、例えばこのようなものです。
- 表面がフワフワしている。もしくはグシャリとしている
- 歩くときしむような音がする
- 畳がへこんでいる
- ダニが気になる
- とてもカビ臭い
それでもどの方法で畳を変えたらいいか迷った場合は、プロに相談しましょう。
地元の畳家さんや、ホームセンターのリフォームサービスで畳替えができます。


畳の表替えとは?
畳の表替えとは、畳表だけを替えることです。
詳しく説明しましょう。
畳は、芯の部分が畳床( たたみどこ )といいます。
表面の緑色の部分が、畳表( たたみおもて )。
縁の部分が畳縁( たたみべり )です。
芯の畳床は、そのまま使います。
表面の畳表を変えるのが表替えです。
表替えをすると、表面のい草が新しくなるので新品も交換したような感じがします。
湿気を吸い込むい草の力も復活です。
気になる表替えの費用ですが、6畳間で良質な畳を使うと約8万円ほどかかります。
戸建てなら、安くても4万円はかかるでしょう。
畳にもランクがあるので、上質なものほど高いです。
また汚れてしまう恐れがあるなら、安いものでもいいかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- 畳の交換方法は3種類
- 裏返し、表替え、新調
- 裏返しは、新品から使ったら3〜5年後が目安( 畳を裏返して、畳表を付け替える )
- 裏返しの費用は6上間で3万円で足りる
- 表替えは、新品からなら6年が目安( 裏返ししたなら、裏返しから4年ぐらいしてから )
- 表替えとは、畳床はそのまま畳表を張り替えること
- 表替えは6畳間で4万〜8万かかる( 費用は畳のランクで決まる )
- 新調とは、畳丸ごと新調すること( 交換目安は新品から使ったなら10年〜20年 )
- 費用は6畳間で、4万5000円〜12万円( 畳のランクで、価格は変わります )
和室の畳を変えるとなると、一大決心が必要ですよね。
しかし畳が新しくなると、部屋までキレイになったようになります。
新しいい草の匂いで、心も落ち着くでしょう。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪