
- 浴衣の合わせがどっちなのかなかなか覚えられない...
- 浴衣の合わせは男女で違うの?
- 温泉での浴衣の合わせはどうしたらいい?
この記事では、このような悩みを解決します。

私も温泉に行くと、
「 あれ?合わせかたはどっちが正解だっけ? 」
となりがちです。
日本にいると家族や友人、恋人と旅行に行く際に温泉で浴衣をきることって度々ありますよね!
昔から着慣れているはずなのに、いざ、自分で着付けてみようとすると合わせが分からなくなってしまったり、着付け方があっているか心配になってきたり...。
大事な旅行シーンで、すんなり合わせができたら素敵ですよね。
特に浴衣の合わせが、左右どちらが正解か分からない、、、。
実は、浴衣の合わせは男女ともに右前が正解です!
なぜなら、温泉の浴衣も和装の1つとされ、左前は縁起が悪いとされているためです。
本記事の内容
- 浴衣の合わせ方は温泉のときはどうすればいい?
- 浴衣の合わせ方は右前と左前どっちが正解?
温泉の浴衣は、一般的な浴衣より簡単に着られる印象があります。
しかし、温泉地の浴衣も立派な日本の伝統です。
どんな着方でも良さそうに思われがちですが、最低限の合わせ方は覚えておきたいものですね。
記事の信頼性
- 着物教室で浴衣の合わせ方を教わった
- 実際、温泉の公式ホームページでも浴衣の着方が解説されている
この記事を読み終えると、男女ともに、温泉での正しい浴衣の合わせを覚えることが出来ますよ!
では早速みていきましょう。
浴衣の合わせ方は温泉のときはどうすればいい?
温泉の浴衣も、一般的な浴衣と変わらないことはお伝えしましたが、まったく同じというわけではありません。
浴衣の合わせ方について、細かい違いを解説していきます。
違い① :帯の結ぶ位置が違う
普通の浴衣では、「 角帯 」を使用するため、後ろ腰の真ん中あたりに結び目が来ると男女ともに綺麗だと言われています。
しかし、温泉の浴衣は前側の腰の左右どちらかで結ぶのがおすすめなんです。
なぜなら、温泉の浴衣はあくまでリラックスするために着ることが目的だからです。
寝るときに床にあたったり、食べるときに椅子にあたってはとても邪魔ですよね。
温泉での浴衣の結び位置に絶対的な決まりはありません。
しかし、前結びは自分でも見ながら簡単に結べるだけでなく、部屋着としての利便性を兼ね備えているため、おすすめなのです!
また、結び方は蝶々結びが無難ですが、もっと結び方を知ってる人はアレンジしてみてもいいかもしれませんね!
【 温泉浴衣の可愛い結び方アレンジ♪ 】
「 貝の口 」
- 先端を30㎝ほど残し、2周巻く
- 2週巻いて余った部分を内側に折りこむ
- 右を上にして一度結ぶ
- 下側の端を上側の端と重ね、帯の中へ入れ込む
- 形を整えて完成
「 四つ羽結び 」
- 腰に2週巻き、右側が上にくるように巻く
- 長い端で4つの羽根を作る
- 短い端でリボン型になるように巻き付ける
- 余った部分は帯の内側に丸めて入れ込んで完成
「 貝の口 」「 四つ羽結び 」の詳しいアレンジ動画はこちらを参考にしてみるのもおすすめですよ!
違い②:肌着は着なくてよい
一般的な浴衣の下は、必ず肌着を着てから浴衣を着ますよね。
しかし、温泉の場合は肌着を身につける必要はありません。
なぜなら、温泉ですから、すぐに脱ぎ着できることが好ましいのです。
男性はパンツ一枚、女性はパンツ、カップ付きキャミソールだけでも十分だと思いますよ♪
私は最初「 透けたりしないの? 」と少し心配しました。
だけど調べてみると、温泉の浴衣もかなり生地が厚くてしっかりしているということが判明しました!
理由は一般的な浴衣と違い、何度も洗濯を繰り返すものなので生地が簡単に崩れないよう、しっかりと作られているようです(^^)/
安心して旅館内を浴衣で歩くことが出来ますね!
違い③:おはしょりは必要ない
温泉の浴衣の場合、男女ともにおはしょりは必要ありません。
パジャマのようにゆったり着られるように作られているため、基本的に丈が短めなことが多いです。
そのまま着て問題ないですが、もしどうしても丈が合わない場合は一般的な浴衣と同じようにおはしょりを行いましょう。
また、通常の浴衣で女性が行う「 首とエリ部分にこぶし一個分あける 」着方は、温泉の浴衣でも首元がきれいに見えるので是非やってみてくださいね♪
以上の3点が一般的な浴衣と温泉の浴衣の違いです。
温泉の浴衣は、どうしたらいいのか分からなくなっている方は参考にしてみてください。
一般的な浴衣に比べ、シンプルな柄が多く、別名は「 簡易浴衣 」「 温泉浴衣 」とも呼ばれています。
また、丈が短いだけでなく、食事をしやすいよう袖が短いのも、温泉浴衣の特徴です。
浴衣の合わせ方は右前と左前どっちが正解?
浴衣の合わせは右前( 左が上 )が正しいです。
左前( 右が上 )は「 死に装束 」と言われており、故人に着せる着方として縁起が悪いとされているため、温泉浴衣でも一般的な浴衣でもタブーとされています。
カジュアルな場面の温泉浴衣でも、食事処で恥ずかしい思いをしないように最低限右前の合わせは覚えておきましょう!
合わせの確認方法で一番覚えやすいのが、写真を撮った際や他人が見た際に首元が「 y 」の形に見えているかどうかです。
これを覚えているだけで自分でも確認できますし、誰かに確認してもらうこともできますよ!
私はこの合わせ方を覚えてから、いざという時、迷わず着られるようになりました。
男女とも右前( 左が上 )という着方は変わらないので、パートナーの方にも是非教えてあげてくださいね。
【 簡単!浴衣の着方方法 】
- 袖を通したら、右前になるようにエリを合わせる
- 後ろ首はこぶし一個分あける、前側は喉ぼとけあたりでエリを交差させる
- 帯を腰に2周( 個々で調整してください )し、左が上になるよう一度結ぶ
- 蝶々結びをして形を整えたら完成
帯のアレンジ動画と同じサイトで、1人でも簡単にできる温泉浴衣の着付け方も紹介しています。
合わせて参考にしてみてください♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- 温泉浴衣の合わせは男女ともに右前が正解
- 一般の浴衣も温泉浴衣も合わせ方は基本変わらない
- 温泉浴衣の帯は前側の左右で蝶々結びがおすすめ
- 温泉浴衣の場合、肌着は着なくでも良い
- おはしょりをする必要はない
- 左前でエリを合わせてしまうと縁起が悪い
女性の洋服は左前が一般的ですので、久々に浴衣を着るときに混乱してしまうことってありますよね。
せっかくの温泉旅行なので、恥ずかしい思いをせずに思いっきり楽しみたいはずです。
一緒に行く方にも教えてあげたら、好感度も上がること間違いなしです(*^^*)
是非、出発前にこちらを参考にして、旅行当日は楽しんでくださいね!
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪