- 浴衣は女性の場合どっちが上なんだろう?
- 浴衣の着付けでえりはどっちが上なのか分からないな...
- 浴衣の着付けは女性の場合も左前はいけないのかな?
この記事では、このような悩みを解決します。
年に数回しか着ない浴衣や着物。
私も久しぶりに着るとどっちが上なのか、手が止まることがあります( 笑 )
これからの夏シーズン、自分や子供たちの着付けをしなければならないシーンが増えてきますね。
着付け方法がいまいち分からない、または、私のように忘れてしまったという方もいるはずです。
せっかくのイベントなのに、間違えた着付けで恥ずかしい思いをしないよう、事前にチェックしていきましょう!
実は、浴衣の着付けは男女ともに右前( 左が上 )が正解です!
なぜなら、左前( 右が上 )にすると縁起が悪いと言われているからです。
本記事の内容
- 浴衣は女の着付けはどっちが上?
- 浴衣は女性も左前に出してはいけない理由とは?
一般的な洋服では、男性は右前( 左が上 )、女性が左前( 右が上 )となっていますので、特に女性は混乱しやすいのではないでしょうか。
記事の信頼性
- 着物教室で実際に習ったことがある
- 祖母が華道・茶道の際によく着ていたので昔からの着方を教わっていた
浴衣や着物は日本の伝統ともいえる正装なので、是非覚えておきましょう。
この記事を読み終えると、着付けで戸惑うことがなくなりますよ!
では早速みていきましょう。
浴衣は女の着付けはどっちが上?
冒頭でお伝えしたように、着付けは右前( 左が上 )です。
普通の洋服は左前、浴衣と着物は右前です。
右前と言われて右が上だと思う人もいるかと思いますが、
” 右前 ”というのは「 自分から見た時に手前にあるほうが右エリ 」という意味ですので注意しましょう!
【 右前の分かりやすい覚え方 】
- 写真を撮った時、重なった部分が” yの字 ”に写っているか
- 右手がエリとエリの重なる部分に入るか
- 自分からみて体に密着している方が右側か
3つすべて覚えなくても、どれか1つだけでも覚えておけば大丈夫!
ちょっと心配な人は上記の3つすべて覚えておけば、ふと迷った時も間違えることはないですよ。
一度覚えさえすれば、毎年使える知識です。
子供を気つける場合も同様、男の子・女の子関係なく右前で着付けてあげてくださいね。
ちなみに私の場合は、着付け終わったら母親に正面から確認してもらうことが多いです。
「 写真を撮った時に、重なった部分が” yの字 ”になる 」というのは、他人が正面から見ても同じです。
他人から見て、” yの字 ”になっていればよいので、誰か確認できる人がいれば見てもらうことで間違いを防げますよ!
浴衣は女性も左前に出してはいけない理由とは?
それにしても、どうして浴衣と着物だけは女性も左前じゃダメなの?
確かに、そう思いますよね。
わざわざ普通の洋服と逆にする必要があるのかって。
実は、これには明確な理由があります。
それは、左前は「 死に装束 」と言われており、故人に着せる着方だからです。
これは生前の” この世 ”と死後の” あの世 ”は全部真逆になるという考えからきています。
このエリの規則は、第44代天皇の元正天皇が719年「 衣服令 」という命令を出したことからはじまりました。
奈良時代から左前は縁起が悪いと言われ続け、今も続いているというのが驚きですよね!
左前で着てしまうと、” 死後の世界へ連れていかれる ”” 早死にする ”とまで言われています。
現代の私たちの一般的な着方は、洋服に合わせた着方なんです。
実は日本古来の和服の着方とは女性は真逆なので、是非、服の着る種類にも注意しましょうね!
まとめ
まとめると、
- 浴衣の着付けは男女ともに右前( 左が上 )が正解
- 一般的な” 洋服 ”は、男性は右前、女性が左前
- 写真を撮った時、重なった部分が” yの字 ”に写っているかチェックしよう!
- 右手がエリとエリの重なる部分に入るかどうかでも確認可能
- 自分からみて体に密着している方が右側ならば正解
- 左前は「 死に装束 」と言われており、故人に着せる着方である
これから夏祭りも増えてきますよね。
お祭りを存分に楽しむことが出来るように、是非正しい浴衣の着付け方を覚えておくことをおすすめします。
ちなみに、以前わたしは浴衣を着た際に、右前・左前を間違えてしまい、帯を結んだ後に気づいてしまった経験があります(笑)
是非、皆さんには着付け終わる前に一度、見直してみることをおすすめします!
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この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪