食品ロスの原因とは?日本の現状はどうなっている?解決策はあるの?

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  • 食品ロスの原因って何?
  • 日本の食品ロスの現状や解決策は?

この記事では、このような悩みを解決します。

 

じろーパパ
じろーパパ

まだ食べられる食品を捨てるのは、本当にもったいないですよね。

 

「 食べ物を粗末にしてはいけません。 」

 

「 何でも残さずよく食べましょう。 」

 

子どもの頃、誰でも一度はそう教わったことがあるのではないでしょうか。

 

現在の保育園などでも、給食の時間にお米一粒でも残さないよう一生懸命に食べる園児の姿があります。

 

私達日本人は、そのような教育を受けてきたはずなのに、なぜ「 食品ロス 」という問題があるのでしょうか。

 

そして、スーパーやコンビニにはいつも新しい食品が豊富にあるけど、売れ残りはどうしているのか気になりませんか?

 

賞味期限が迫っている商品のワゴンセールや、見切り品コーナーがあるのを見たことあると思います。

 

しかしそんなに大きなスペースでは陳列してないし、すぐに入れ替えられるのでその他の売れ残りはどうしているのか気になるところ。

 

実は、食品ロスは家庭から発生しているだけでなく、食品関連の企業からも発生しているのが原因なんです。

 

なぜなら、食品ロスの大きな原因の一つが、食品関連の企業間にある「 3分の1ルール 」という商習慣が挙げられるからです。

 

 

  本記事の内容

  • 食品ロスの原因とは?日本の現状は?
  • 食品ロスを軽減する解決策はあるの?

ちょっとしたことですが、こういうことを知っておくと知識の幅が広がりますよ♪

 

この記事を読み終えると、食品ロスの現状や問題点が分かり、自分に何ができるのかを考えるきっかけになりますよ。

 

では早速みていきましょう。

 

食品ロスの原因とは?日本の現状は?

ゴミ

それでは、食品ロスの原因と日本の食品ロスの現状をそれぞれ解説します。

 

その前に、そもそも「 食品ロス 」とは何かを説明します。

 

「 食品ロス 」とは、まだ食べられるはずなのに捨てられてしまう食品のことを指します。

 

「 食品廃棄 」という言葉もありますが、こちらには野菜や果物の皮や芯などの食べられない部分も含まれています。

 

 

食品ロスの原因とは?

食品ロス発生の原因は大きく二つに分けられ、

 

  • 「 家庭系食品ロス 」( 家庭内から出る食品ロス )
  • 「 事業系食品ロス 」( 企業やお店から出る食品ロス )

 

と呼ばれます。

 

それぞれの具体的な理由を見ていきましょう。

 

【 家庭内食品ロスの主な理由 】

  • 食べ残し
  • 買い過ぎて使いきれず期限切れ
  • 過剰除去( 必要以上に皮をむいたり捨てたりすること )

     

    【 事業系食品ロスの主な理由 】

    • 食べ残し
    • 売れ残りや返品
    • 過剰な生産
    • 3分の1ルール

      この中でも「 3分の1ルール 」が、食品ロスの大きな原因を占めていると考えられます。

       

      3分の1ルールとは、賞味期限が残り3分の1となる前に、卸業者が小売店に納品しなければならないというルールです。

       

      もし、賞味期限の3分の1を切ってしまったら、その食品はメーカーに返品され売れ残りとなり廃棄されてしまいます。

       

      このルールは法律で決まっているわけではなく、食品メーカーと小売店の間で始まった商習慣です。

       

      小売店の中だけでも、お弁当やお惣菜は一定の時間を過ぎれば廃棄するという決まりがあります。

       

      このようなルールができた背景には、私達消費者の食品に対する目が厳しくなったということがあるのではないでしょうか。

       

      思い返すと、2000年代初め頃、食品偽装事件が相次ぎ、社会問題にまでなりました。

       

      賞味期限や産地の偽装などで、食品関連の企業に対する不信感が増してしまったように思います。

       

      消費者一人一人の食品に対する意識が、企業間での厳しいルールを作り出してしまったのかもしれませんね。

       

       

      日本の食品ロスの現状とは?

      日本の食品ロスの現状を数字で見てみましょう。

       

      日本での食品廃棄の量は年間2,531万tです。

       

      そのうちまだ食べられるのに捨てられる食品である食品ロスの量は、年間600万tにもなります。

       

      どれほどの量なのかちょっと想像がつきにくいですよね。

       

      日本の人口1人当たりに換算すると、年間約47kg。

       

      毎日お茶碗1杯分のご飯と同じ量の食品を捨てていることになります。

       

      心が痛みますよね・・・。

       

      そして、600万tの内訳は

       

      • 事業系食品ロス・・・324万t
      • 家庭系食品ロス・・・276万t

       

      家庭からも、かなりの食品ロスが発生していることが分かります。

       

      食品ロスを軽減する解決策はあるの?

      食べ物とゴミ箱

      食品ロスを軽減する解決策は、私達一人一人が食品ロスを作らないように意識することが大切です。

       

      具体的な方法をいくつか挙げてみました。

       

      • 買い物前に冷蔵庫をチェックする
        ( メモしなくても、冷蔵庫内をスマホのカメラで撮影すると便利 )
      • 買い過ぎない、買いだめしない
        ( 備蓄のための買いだめは※ローリングストック法を活用 )
      • 賞味期限や消費期限を把握して古いものから使う
      • スーパーで買い物をする時、棚の奥から取らず手前の物から取る
      • 残っている食材から使う
      • 一つの食材を使い切る
        ( YouTubeなどで「 ○○大量消費 」「 無限○○ 」で検索するとたくさんのレシピが出てくる )
        ※○○には食材名(キャベツ、白菜、ピーマンなど )を入れる

       

      ※ローリングストック法とは?
      備蓄した食品を日常的に消費し、食べた分だけ買い足していく方法のこと。農林水産省「 ローリングストックについて 」を参照

       

      どれもすぐにできそうなことばかりです。

       

      そして、日本だけでなく世界でも食品ロスの問題を抱えています。

       

      それに対して、SDGsの中にも食品ロス解決にむけての目標があり、世界全体で取り組んでいます。

       

      ※SDGsとは
      日本では「 持続可能な開発目標 」という意味。
      2015年に国連で定められた2030年までの達成をめざす17の目標のこと。ユニセフ「 SDGs CLUB 」目標12を参照

       

      まとめ

      まとめ

      いかがだったでしょうか?

      まとめると、

      • 「 食品ロス 」とは、まだ食べられるはずなのに捨てられてしまう食品のこと
      • 食品ロス発生の原因は「 家庭系食品ロス 」と「 事業系食品ロス 」
      • 家庭内食品ロスの主な理由は、食べ残し・使いきれず期限切れ・過剰除去など
      • 事業系食品ロスの主な理由は、食べ残し・売れ残りや返品・過剰な生産・3分の1ルールなど
      • 3分の1ルールとは、賞味期限が残り3分の1となる前に、卸業者が小売店に納品しなければならないというルールのこと
      • 日本での食品廃棄の量は年間2,531万t、そのうち食品ロスの量は年間600万t
      • 食品ロスを軽減する解決策は、私達一人一人が食品ロスを作らないように意識することが大切
      • 世界でも食品ロスの問題を抱えていて、SDGsの中にも食品ロス解決の目標がある

      日本には「 もったいない 」という素晴らしい言葉があります。

       

      十数年前、ノーベル平和賞を受賞したケニア出身のワンガリ・マータイさんが「 MOTTAINAI( もったいない ) 」という言葉を世界に広め、今や世界共通の言葉になりました。

       

      その言葉に恥じないよう、食品ロス軽減に向けてまずは自分にできることから始めてみましょう!

       

      この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪

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