ヤングケアラーの定義ってなに?どういう人のことなのかを解説します!

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  • ヤングケアラーの定義ってなに?
  • ヤングケアラーとはどういう人のことを言うの?

この記事では、このような悩みを解決します。

 

じろーパパ
じろーパパ

ヤングケアラーの実態は、あまり知られていないそうです。

 

最近、「 ヤングケアラー 」という言葉をよく耳にします。

 

新聞などのメディアで取り上げられることも増えてきました。

 

残念なことに、時には暗いニュースにもなったりしていますね。

 

その一方で、ヤングケアラーを支援したいという動きもあります。

 

国からのヤングケアラーへの支援はあるのでしょうか。

 

実は、ヤングケアラーの法律上での定義はなく、日本の支援レベルは低いです。

 

なぜなら、日本ではまだまだヤングケアラーについての認知度が低く、調査をしたり支援策を考えている段階だからです。

 

  本記事の内容

  • 【 ヤングケアラーの定義 】厚生労働省が説明しています
  • 日本ケアラー連盟のヤングケアラーの定義は?

ちょっとしたことですが、こういうことを知っておくと知識の幅が広がりますよ♪

 

この記事を読み終えると、ヤングケアラーとはどういう人のことなのか、現状はどうなっているのかが分かり、自分には何ができるか考えるきっかけになりますよ。

 

では早速みていきましょう♪

 

【 ヤングケアラーの定義 】厚生労働省が説明しています

ヤングケアラー①

 

ヤングケアラーの法令上の定義はなく、厚生労働省の説明によると、『 一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども 』とされています。

 

分かりやすく説明すると、両親・祖父母・きょうだいなどの介護や身の回りのお世話を、大人に代わってしている子どものことです。

 

具体的な介護やお世話の内容には、

  • トイレやお風呂の介助
  • 食事の準備
  • 掃除
  • 買い物
  • 洗濯
  • きょうだいの保育園や学童保育の送迎

などが挙げられます。

 

大人でも大変と感じるのに、子どもにとっては大きな負担です。

 

しかも、「 お手伝い 」の範囲を超えて重い責任を負っていることが多いので、精神面への負担も心配されます。

 

では実際に、ヤングケアラーは日本にどれくらいいるのでしょうか。

 

厚生労働省と文部科学省は、2020年12月から2021年1月にかけて実態調査を行いました。

 

調査結果によると、その割合は

  • 中学生・・・約17人に1人
  • 高校生・・・約24人に1人

が、ヤングケアラーであることが分かりました。

 

1クラスに1人以上は、ヤングケアラーがいるということですね。

 

じろーパパ
じろーパパ

今回の調査は、国が初めて行ったものだそうです。

 

 

調査方法は、公立の中学校1000校と全日制の高校350校を選び、中学2年生と高校2年生、合わせて13,000人にインターネットでアンケートが行われました。

 

アンケートの対象を小学生にまで広げたら、もしかするとヤングケアラーはもっといるのかもしれませんね。

 

日本ケアラー連盟のヤングケアラーの定義は?

ヤングケアラー③

日本ケアラー連盟では、より具体的にヤングケアラーについて説明しています。

 

家族に、障がいや病気のためにケアを要する人がいる場合、

  • 食事の準備・掃除・買い物・洗濯などの家事
  • きょうだいの世話や見守り・見守りや声かけ、身の回りの世話
  • 日本語が話せない家族のための通訳
  • 家計を支えるための労働
  • アルコール・薬物・ギャンブルなどの問題のある家族に対応
  • がん・難病・精神疾患など慢性的な病気の家族の看病

などを、日常的に行っている18歳未満の子どものことを、ヤングケアラーとしています。

 

このような生活をしていると、学校生活や進路にも支障をきたす子どももいます。

 

しかし、子どもにとってはそれが当たり前の生活になってしまっていて、自分がヤングケアラーだという自覚すらない子どもが多いそうです。

 

たとえ困っていたとしても、友達や学校に知られたくないという理由で助けを求められないケースもあり、周りの人も気付きにくいのです。

 

中学生や高校生の子どもといえば多感な時期です。

 

友達に知られたくないという気持ちはよく分かりますよね。

 

仮に勇気を出して助けを求める子どもがいても、支援制度が整っていないのが日本の現状です。

 

厚生労働省のプロジェクトチームでも、相談窓口の拡充などのヤングケアラー支援策の取りまとめが行われています。

 

それも、2021年5月中にまとまるように進めているという段階です。

 

しかし、相談窓口が出来ても、知られたくないという気持ちの子どもが自分から相談しに行けるでしょうか。

 

それに、窓口の存在を知ることができないかもしれませんよね。

 

日本ケアラー連盟でも独自に政策案を出していて、その中でヤングケアラーは、「 見ようとしないと見えない存在、見ようとしても見えにくい存在 」としています。

 

連盟にとってヤングケアラーは、「 発見するもの 」という前提があるように感じました。

 

そして、助けを求められるのを待つより見つけに行こうという考えは、国や連盟だけでなく、社会全体で意識できることだと思いました。

 

まとめ

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

まとめると、

  • ヤングケアラーとは両親・祖父母・きょうだいなどの介護や身の回りのお世話を大人に代わってしている子どもの事
  • 国の実態調査では、ヤングケアラーの割合は中学生約17人に1人、高校生約24人に1人いる
  • 日本ケアラー連盟では、家族に障がいや病気のためにケアを要する人がいる場合、下記の行動を日常的に行っている18歳未満の子どものことをヤングケアラーとしている
  1. 食事の準備・掃除・買い物・洗濯などの家事
  2. きょうだいの世話や見守り
  3. 家族の通訳
  4. 家計を支えるための労働
  5. 病気の家族の看病 など
  • 学校生活や進路にも支障をきたす子どももいる
  • 友達や学校に知られたくないという理由で助けを求められず、周りの人も気付きにくい
  • ヤングケアラーからの相談を待つより、見つけに行くという意識を持つことが大事

まだまだ課題が多いヤングケアラー支援への道ですが、決して他人事ではなく、先ずは、私達の身近な問題として意識することが大切だと思いました。

 

近所づきあいや学校の保護者同士での人間関係が希薄になっている世の中でも、目をそらしてはいけないことですね。

 

この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪

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