
- 1分間スピーチの文字数は何文字?
- 1分間スピーチの原稿を作るコツが知りたい!
- 1分間スピーチは何のためにするの?
この記事では、このような悩みを解決します。

人前で話すのは、とても緊張しますよね。
「 1分間スピーチ 」というのをご存知ですか?
よく行われるのは、会社や学校の朝礼の時。
当番制で順番が回って来たりします。
当番制ならまだしも、指名された人がやる会社もあります。
そんな時には、頭の中が真っ白になり、その結果、
「 しどろもどろで、散々なスピーチになってしまった。 」
「 何も言えず、棒立ちのまま1分が過ぎてしまった。 」
など、苦い経験がある人もいるのではないでしょうか。
そうならないためにも、日頃から1分間スピーチ用の原稿をいくつか用意しておくと、同じ経験は避けられるはずです。
そうなると、気になるのは1分間スピーチの文字数ですね。
普通は1分間話すと何文字くらいになるのでしょう。
実は、1分間スピーチの文字数は約300文字と言われています。
なぜなら、1分間に300文字というペースは、聞き手が内容を理解しつつ、聞き取りやすい速さだからです。
本記事の内容
- 1分間スピーチの文字数は何文字?
- 1分間スピーチの原稿を作るコツとは?
- 1分間スピーチは何のためにするの?
ちょっとしたことですが、こういうことを知っておくと知識の幅が広がりますよ♪
記事の信頼性
- 色々なビジネスに関するサイトを参考にしてまとめた
この記事を読み終えると、1分間スピーチの文字数と原稿を作るコツが分かり、1分間スピーチをする本当の意味を知ることができますよ。
では早速みていきましょう。
1分間スピーチの文字数は何文字?
1分間スピーチの文字数は、約300文字が適切と言われています。
1分間に300文字というペースは、人によっては、ちょっとゆっくりに感じるかもしれません。
だからこそ、聞き手には、はっきりと理解しながら聞けるのです。
緊張していると、早くスピーチを終わらせたいと思うあまり、早口になりがちです。
慣れないうちは、実際に1分間を計り、300文字ぴったりで話せるよう練習し、感覚でペースを掴むことが大切です。
1分間スピーチの原稿を作るコツとは?
1分間スピーチの原稿を作るコツを3つに分けてご紹介します。
1分間スピーチの原稿を作るコツその1:ネタ・テーマを考える
1分間スピーチのネタやテーマは、大抵「 何でもいい 」と説明を受けると思います。
でも、この「 何でもいい 」が一番難しいんですよね。
そこでおすすめなのが、自己紹介です。
これは、朝礼では1回しか使えないネタです。
でも、新入社員や新規の取引先の人向けなら、自己紹介をする機会が多いので別の場でも使えます。
「 はじめまして。○○と申します。よろしくお願いします。 」
これだけではあまりにも味気ない時、出身地、好きなスポーツ、趣味、休日の過ごし方など、少し話題を足すだけで全然違う印象になります。
他には時事ネタ、今日は何の日、生活のちょっとした知恵などは調べるとたくさん出てきますよ。
1分間スピーチの原稿を作るコツその2:1つのネタに絞る
1分間スピーチの原稿は1つに付き、1つのネタに絞って作りましょう。
ネタやテーマは、調べるとたくさん出てきます。
つい、あれもこれもと1つの原稿に詰め込んでしまいたくなります。
しかしネタが2つ以上になると、
「 結局この人は、何が言いたかったんだろう? 」
と、聞き手を混乱させてしまうことがあるので要注意です。
1分間スピーチの原稿を作るコツその3:原稿は2部構成にする
1分間スピーチの原稿は、2部構成がおすすめです。
通常、話の構成は「 起承転結 」の4部構成ですが、
1分間という短い時間では、ちょっと厳しいものがあります。
そこで、おすすめの構成は、
「 結論 」の後に「 理由 」
または、
「 エピソード 」の後に「 オチ( 結論 ) 」
が分かりやすく、すっきりします。
1分間スピーチは何のためにするの?目的は?
「 そもそも、1分間スピーチは何のためにするの? 」
こんな疑問が湧いてきたら、スキルアップのチャンスです。
1分間スピーチの目的、それは大きく分けて2つあります。
それは、「 情報を集める力 」と「 伝える力 」です。
言い換えると、「 インプット 」と「 アウトプット 」の関係と言えます。
情報や知識というものは、インプットだけではすぐに忘れてしまいます。
紙に書く、誰かに説明する、というアウトプットをして初めて、自分の物として得られると言われています。
自分で解いただけの数学の問題より、友達に解き方を教えた問題の方が、より頭に入った経験ありませんか?
あの感覚です。
そして友達に教える時、頭では分かっているのに、なかなか伝えられないもどかしさも経験した人もいるはずです。
「 情報を集める力 」と「 伝える力 」では、後者の方が難しいのです。
「 伝える力 」の中には「 表現力 」も含まれています。
自分の頭の中にある情報を、吐き出すように話していては、「 伝える 」とは言えませんよね。
聞き手にとっても、「 聞いている 」のではなく、音が「 聞こえている 」だけです。
相手の表情や反応を見て、その場の雰囲気を感じ、間合いやタイミングを計りながら話す。
これこそが、商談やプレゼンの時に発揮できる能力なのではないでしょうか。
しかし、このような能力は、誰でも初めから持っているわけではありません。
回数をこなしていくうちに、身に付くものだと思います。
だからこそ、練習が必要です。
1分間スピーチは、この2つの力をつけるための、練習の場なのです。
「 当番だから仕方なくやっている 」
「 面倒くさいから、昨日見たテレビの感想でも言っておこうかな 」
などと思いながらしていたら、もったいないですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- 1分間スピーチの文字数は、約300文字が適切
- 1分間スピーチの原稿を作るコツその1:ネタ・テーマは自己紹介がおすすめ
- 1分間スピーチの原稿を作るコツその2:1つのネタに絞る
- 1分間スピーチの原稿を作るコツその3:原稿は2部構成にする
- 1分間スピーチの目的は、「 情報を集める力 」と「 伝える力 」をつけるため
1分間スピーチに限らず、友人や親戚の披露宴、集会や会議などで発言を求められた時など、
公私共に機会は突然やって来ます。
苦手だからと言って、あまりにも強く拒むと、その場の雰囲気が悪くなることもあるかもしれません。
逆に、ここぞとばかりに話してみよう、と張り切り過ぎると、うんざりされます。
「 下手の長談義 」( 話の下手な人ほど、興味のない話を長々として相手をうんざりさせる傾向があること。 )
ということわざもありますので、気を付けたいものです。
敬遠されがちな1分間スピーチですが、慣れておくと、仕事でもプライベートでも、いざという時役に立ちそうですね。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪
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